NHK北九州のニュース 北九州放送局
発射近づき船舶に警報発令
北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルの発射を予告していることを受けて、全国の海上保安本部は10日から落下物に警戒するよう船への呼びかけを始めました。
この呼びかけは「地域航行警報」と呼ばれ、船の安全な航行に支障が出るおそれがあるときに、全国に11ある海上保安本部がそれぞれ管轄する海域で出すことになっています。
このうち朝鮮半島に近い九州北部や山口県西部の海域を管轄する、北九州市の第7管区海上保安本部も10日の午前10時過ぎから船に警戒するよう呼びかけを始めました。
担当者は無線を使ってミサイルの部品などの落下が予測される時間帯や場所を日本語と英語で知らせ警戒を呼びかけていました。
第7管区海上保安本部では、発射が確認されるまでの間、1日2回、無線で船に警戒を呼びかけることにしています。
第7管区海上保安本部海洋情報部の松本敬三監理課長は、「不測の事態も起こりうるので綿密に計画をたてて落下物が予測される海域の航行を避けるなど、十分に警戒してほしい」と話していました。
04月10日 13時29分
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