2012/4/2
「突然万物は消滅する その1」
エデンの門が開くこの時期のことを,地質学者は最大間氷期とよんでいる。原生人類は地球上に現れてから,そのようなパラダイスを二度しか見ていない。最近の最大間氷期はわずか8000年前のことで,その秋の日差しの名残に浴していられる私たちは幸運なのだ。
Stephen Oppenheimer:Out of Eden
All of a sudden,everything goes booms(ある日突然万物は消滅する)
「2012年とは何か」と質問されたら、私は「科学的に実証可能な宇宙の大転換が起きる時期」と答える。地球はもちろんのこと、私たちの太陽系そのものが、広大な宇宙を旅し、移動しながらさしかかる特定の位置が、西暦2012年12月21日である。 地球が太陽を回っているように、太陽系も銀河系も回転しているので、太陽系は以前に何度もこの点を通過している。だから古代文明ではこれは知られており、これを記録しただけではなく、彼らは天で起こるイベントを前もって予知する能力を持っていた。
したがって予言と思われているものは、実は確かな経験から生まれたものであり、「御告げ」のようなものではない。
2012年12月21日というタイミングで、私たちのいる太陽系は銀河系の一定の位置を通過する。そして、銀河の中心と太陽と地球はその日に一列に並ぶ。これは『マヤコスモジェネシス』に書かれているが、同書の著者のジョン・メージャー・ジェンキンズの長年にわたる古代マヤの研究では、その日に銀河の中心にある強力な磁気エネルギーは、直接太陽や地球に降り注ぐという。そしてこれこそ、地球上のあらゆる伝説や神話が予言として私たちに残したメッセージの内容なのである。
過去記事:2012年は地球と太陽の極の反転参照
2013年以降地球は大氷河期に入る
南極大陸を覆っている氷と,シベリアから冷凍状態で発見されたマンモスなどの動物は,地球の過去に生じた地軸の傾斜によるもの。胃の内容物の資料などによると徐々に冷凍されたのではなく急速冷凍であったことが分かる。
原文
http://www.sott.net/articles/show/128992
Forget About Global Warming: We're One Step From Extinction!
地球温暖化なんて悠長なことを言ってる場合ではない。人類滅亡は秒読み!(仮訳)
Laura Knight-Jadczyk & Henry See
ローラ・ナイト=ジャズィック & ヘンリー・シー
Signs of the Times
サイン・オブ・ザ・タイムズ
Tue, 20 Mar 2007 14:59 EDT
Are we past our due date?
我々は生存期限を過ぎたのだろうか?
Often, some of the most important news comes from local papers,
しばしば、最も重要なニュースというものは、地方紙からもたらされるものであり、
stories that don't make it up the feeding chain
そのような論説は、ニュース配給チェーンや
and onto the news wires or major newspapers or nightly network news.
CATVのニュース、大手新聞、夜のネットワークニュースに乗っかることはない。
It can be news
そのようなニュースは、
that at first glance wouldn't appear to have a national or international impact.
一見した限り、国内的、国際的なインパクトがありそうには思われないのであるが、
Second glance, and a good memory, can reveal that the impact may well be quite significant.
もういっぺん見てみると、これは忘れられない。極めて重大なインパクトを及ぼしそうなことがわかる。
The other day a reader
先日、ある読者の方から、
sent us an article link that he found on another alt.news website:
さるオルタなニュース・サイトで見つけた記事のリンクを頂戴した:
Bad news - we are way past our 'extinct by' date
『バッド・ニュース - 人類の「絶滅期限」は過ぎている』
http://observer.guardian.co.uk/uk_news/story/0%2C6903%2C1436408%2C00.html#article_continue
Since we had run the same story back when it first came out,
最初にこの事実が出てきたときのことが思い出されて、
we thought "yeah! Flashback!"
「ああ!フラッシュバックだ!」と思ったものだ。
After all, with all the talk about Global Warming,
いくら地球温暖化について吹聴しようと結局、
it served to remind readers that human caused CO2 levels
人類の排出するCO2のレベルでは、
are not all there is to what is going on here on the BBM today.
こんにち地球で進行中の「完成前破壊」には足りない、ということを読者に思い出させるだけのことだ。
Later in the evening, we had a conversation here at SOTT Central about this article
夜中に、ここ、サイン・オブ・ザ・タイムズ(SOTT)本部で、我々はこの記事につき議論したのだが、
and how it relates to a book that is currently being passed around in the house here:
この記事は、最近ここで回し読みされていた本に、なんと関連していることか:
The Cycle of Cosmic Catastrophes: Flood, Fire, and Famine in the History of Civilization by Richard Firestone, Allen West, Simon Warwick-Smith.
リチャード・ファイアーストーン、アレン・ウェスト、サイモン・ワーウィック=スミス著『宇宙的破滅のサイクル:文化史における洪水、火災、飢饉』(未邦訳か?)
http://www.amazon.co.jp/Cycle-Cosmic-Catastrophes-History-Civilization/dp/1591430615
This book is about the "Event" that took place about 12,000 years ago
本書はおよそ1万2千年前に起こった「出来事」に関するもの。
that is recorded in myth and legend variously as the Fall of Atlantis and Noah's Flood.
この出来事は、アトランティスの滅亡あるいはノアの洪水等、神話や伝説中で、様々に記録されているものである。
Plato describes a destruction that occurred in a day and a night,
プラトンの描くアトランティスの滅亡は、一昼夜の間に起こったとされ、
and the Bible recounts the story of torrential rains and an immense flood
聖書の詳述する豪雨と巨大な洪水では、
in which most of the life on earth perished.
地球上のほとんど全ての生命が失われたという。
There is also a rich body of Native American literature
また、ネイティブ・アメリカンにも
about a worldwide cataclysm of fires,
世界を焼き尽くした大変動と
followed by floods and death raining down from the skies.
引き続き起こった洪水および空から降ってきた死の雨に関する豊富な文献がある。
As many as fifty different cultures around the globe
地球上の50に及ぶ文化圏に
record versions of this story,
この物語の様々なバージョンが存在する一方、
and physicist Firestone, along with his geologist co-authors,
物理学者ファーアストーンは、地質学者である共著者達と共に、
have put together a book, based on hard scientific evidence,
確固たる科学的事実に基づいて、本書を執筆しており、
describing a cosmic chain of events that they believe culminated in the global catastrophe of 12,000 years ago.
彼らは、12,000年前に発生した宇宙における出来事の連鎖が、ついには地球規模での大災害をもたらしたとしている。
They believe that the Event was triggered by a nearby supernova that occurred 41,000 years ago.
彼らによれば、この出来事は、41,000年前に発生した近傍における超新星爆発に端を発しているという。
Regular readers of SOTT are familiar with
サイン・オブ・ザ・タイムズ(SOTT)の読者諸氏はご存知の通り、
my Cassiopaea website
私のカシオペア・ウェブサイト
http://www.cassiopaea.org/
and the experiment in superluminal communication that I began in 1992
および、1992年に始まった、わたしとカシオペアンとの超高速通信実験は
which finally bore fruit in 1994
1994年のある日、ついに実を結んだ。
on the day that the fragments of Comet Shoemaker Levy began impacting the planet Jupiter.
この日、シューメイカー=レヴィ彗星のかけらが、木星に衝突を始めたのである。
We find it amusingly synchronous that one of the themes of the Cassiopaean information
カシオペアンによりもたらされた情報のうち、1つのテーマ
http://www.cassiopaea.org/cass/earth2.htm
is planetary destruction via a Comet Cluster
が、彗星群による地球の破滅であることと同期しているのは面白いことだ。
that cycles through the solar system every 3,600 years
彼らによればこの彗星群は、太陽系の周りを3,600年周期で回っており、これは、
as a consequence of the orbit of our Sun's solar Companion, a smaller, dark, Twin Sun.
我らが太陽の伴星である、小型で暗黒の双子星の通過に伴うものだと言う。
As it happens, Firestone, West and Warwick-Smith also
偶然にも、ファイアストーン=ウェスト=ワーウィックスミスもまた、
talk about a bombardment of Planet Earth
地球に対し、
by literally thousands of asteroids, comets, or other debris,
文字通り数千の、小惑星、彗星、ないしデブリが衝突したと言う。
though they attribute it to the supernova 28 or 29 thousand years earlier;
ただ、彼らによれば、これは、28,000〜29,000年前の超新星爆発の結果であり、
it took that long for the ejecta from the supernova
超新星からの噴出物は、長い時間を経て、
- along with debris it kicked out of the Oort cloud - to reach Earth.
デブリと共に、オールト雲をはじき出して、地球に到達したというのである。
©NASA Shoemaker-Levy Hitting Jupiter
木星に衝突するシューメイカーレヴィ彗星
With the idea that there is a Cometary Bombardment Cycle,
彗星に衝突周期があると言えば、
we have naturally been alert to the fact
自然と我々の注意を喚起するのは、
that the last few years have brought increasing evidence
ここ数年、彗星の接近を示す証拠が増加していることであり、
that this theory may very well be the correct one.
上記の理論はおそらく正しいものではないかと思われるのである。
This evidence includes the fantastic increase in the number of "moons" attached to Jupiter
このことを示す証拠としてはまた、木星の周りを回る「月」が、最近の「発見」によって、異様に増えてきていること、
that have so recently been "discovered", as well as the increase in frequency of comets over the past few years,
そして、ここ数年、彗星の出現頻度が増加していること、
along with the astonishing increase in meteorites and fireballs entering Earth's atmosphere and falling to earth.
加えて、地球の大気に突入し墜落した隕石や火球
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E7%90%83
の数が驚異的に増加していることも挙げ得る。
In some cases, these events have resulted in damage to human beings and property,
時として、これらの出来事の結果、人や財産にダメージが及ぶこともあり、
and one recent case even resulted in deaths as we will see further on...
後で見るように、最近、死者が出るケースさえ発生しているのだ。
Anyway, to get back to our conversation about humanity being past its "extinct by" date,
いずれにせよ、人類が「絶滅」期限を過ぎているという話に戻れば、
I mused that anybody with eyes and ears and a bit of scientific knowledge
考えてみると、目も耳も不自由なく、多少の科学知識がある人なら、
can look around and see that something is going on "out there".
周りを見回せば、今や「地球外では」、何かが進行中であることに気付くものと思う。
It's in the news everyday, you just have to search for it (or read SOTT: we do the searching for you).
それは連日のように報道されている。探してみて欲しい(サイン・オブ・ザ・タイムズSOTTを読むのも手だ:我々はあなたのために、情報を探しているのだ)。
The problem is, of course,
もちろん、問題なのは、大多数の人々は、
that the masses of humanity are so distracted by all the concerns of everyday life
あまりに日々の生活における関心事にとらわれていて、それどころではないということ。
- many of which are quite serious nowadays,
こんにち、地上の出来事の多く
especially the threat of nuclear war brought to us by George W. Bush and the Ziocons
とりわけ、ジョージ・W・ブッシュとシオコン(=シオニスト+ネオコン)どもによって、アメリカにもたらされようとしている核戦争の脅威は極めて深刻であり、
- that most of them haven't got a clue
多くは先行き見当さえつかず、
that they probably don't have to worry about Global Warming.
おそらく、地球温暖化など心配している場合ではない。
(And just because I say that people don't have to worry about Global Warming
(私が地球温暖化なんて心配する必要はない、と言ったからといって、
doesn't mean they don't have to worry!)
本当に心配が無くなったという意味ではないけれど!)
The evidence that is all around us nowadays even helps us to realize
今日、地球を取り巻く変化の証拠からすれば、
that there was nothing really magical or mysterious about the story of Noah.
ノアの物語だって、不思議でも神秘的でもなんでもない。
The Bible tells us that God told Noah
聖書によれば、神はノアに語った:
that something was up,
何かが起きている
something was coming,
何かがやって来る
and that he should build an ark
箱舟を作りなさい
and that would enable him and his family and a few critters to survive.
そして、家族やわずかな動物とともに生き延びなさいと。
But obviously, in this day and time, we really don't need God to tell us that Something Wicked This Way Comes.
だが、昨今の状況では、わざわざ神に、『何かが道をやってくる』
(【映画】米1983《監督》ジャック・クレイトン《出演》ジェイソン・ロバーズ、ジョナサン・プライス◆原作者のレイ・ブラッドベリが脚本を担当)
Noah probably didn't either.
などと言ってもらう必要もなく、ノアの場合だって、おそらくそうではなかった。
Then, of course, it was pointed out to me that it was the Cs that told me about the cycle of Cometary disasters.
なるほど、彗星周期による大惨事について教えてくれたのは、C方=カシオペアンだったじゃないかと指摘されたこともあった。
I thought about that for a moment and said, "well, partly".
私はしばらく考えて、「うーん、多少はね」と答えたものだ。
I did write about all of this in my book The Noah Syndrome back in 1985,
私はこのようなこと全てを、今をさかのぼる1985年、『ノア・シンドローム』という著書に著わしており、
long before the Cs proper ever introduced themselves.
これはC方が、このことの全貌を明かすより遥か以前のことだった。
(This book was never published, but much of it is incorporated into Secret History.)
(この本は刊行されなかったが、内容の多くは、別著『世界秘史』
http://www.qfgpublishing.com/product_info.php?products_id=42
http://www.bibliotecapleyades.net/ciencia/secrethistory/secrethistory.htm#Contents
に取り込まれている。)
Of course, back then, I had started from a purely metaphysical question:
もちろん、当初私は、純粋に形而上学的な疑問から出発したのだった:
"Is there going to be an end of the world as described in the Bible, and if so, what does it really mean?"
「一体、聖書に書かれているような、この世の終わりはやってくるのだろうか?もしそうなら、そのことの本当の意味は何か?」
It was that question that lead to a deep study of the Bible,
この疑問の解明のため、聖書の研究に没頭しているうち、私は
which then led to a realization that the destruction described in the book of Revelation was almost identical to what was described in the story of the Exodus,
黙示録に書かれている破滅は、出エジプト記に書かれているものとほぼ同一であることに気づいた。
so whatever happened then, was being predicted to happen again.
かつて起こったことが、再び起こるだろうと予言されているのだ。
It wasn't until I read Velikovsky's Worlds in Collision that I realized that this was very likely talking about a bombardment of the Earth by rocks and bolides from space.
ヴェリコフスキーの『衝突する宇宙』(鈴木敬信訳、法政大学出版局, 新訂版 1994)
http://www.genpaku.org/skepticj/velikov.html
を読んで初めて、私はこれが、宇宙から飛来した岩石や星が地球に衝撃を与えるということなのであろうと気づいた。
Velikovsky, of course, attributed it to an errant planet Venus
もちろん、ヴェリコフスキー説は、一連の事態の原因を、
that came careening into the solar system
太陽系に突っ込んできた金星の異常軌道に帰せしめている。
just as Firestone et al attribute it to a supernova 41,000 years ago.
これは、ファイアーストーン他が、41,000年前の超新星爆発に着目しているのと同様である。
The Cyclic Comet Cluster related to a Companion Sun explanation is a better fit to all the data,
太陽の伴星の動きに絡んだ周期的な彗星群による説明こそが、あらゆるデータの示すところに合致するのであるが、
though a supernova could also be involved as well as a "Newcomer" to the Solar System.
超新星やまた、太陽系への「新参者」=金星もまた、関与しているのかもしれない。
Reading Velikovsky changed the flavor of my research from metaphysical to scientific, and the result was "The Noah Syndrome."
ヴェリコフスキーに接したことで、私の研究の趣が、形而上学的なものから、科学的なものへと変わった、その結果が『ノア・シンドローム』だったのである。
In any event, what is perfectly clear is
いずれにせよ、全く明らかなのは、
that the story of Noah and the story of Atlantis are apocryphal:
ノアおよびアトランティスの物語というのは、怪しいものだということである:
many small groups of people around the world survived the event of 12,000 years ago here and there,
世界中のあちこちで、多数の小グループが、この12,000年前の出来事の後も生き残っており、
and very likely many of them survived because they realized what was coming
その多くは、どうやら、何が起こるか知っていたが故に、生き残れた、
- the "read the signs".
「サインオブザタイムズを読んでいた」のである。
Afterward, in their stories and legends their descendants
後になって、その子孫達が書き記した物語や伝説では、
ascribed their survival to the intervention of their particular deity to give that deity more authority.
自分達の先祖が生き残れたのは、これこれの神のお導きがあったからだとして、それらの神に威光を帰せしめているのであるが。
Bottom line is: anybody can be a Noah today if they are informed and pay close attention to what is going on.
結論としては:こんにち、起こりつつあることに関し、情報を得て、周到に注意を払うならば、誰もがノアになれるということなのである。
(続く)
Getting back to the article that started the discussion:
本論のきっかけとなった記事に戻ろう:
Bad news - we are way past our 'extinct by' date, we are told:
『バッド・ニュース − 人類の「絶滅期限」は過ぎている』
から全文を引用すると:
Some say the world will end in fire, some say in ice, wrote Robert Frost. But whatever is to be our fate, it is now overdue.
詩人ロバート・フロスト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%88
によれば、世界は、炎に包まれて終わるんだという人も居れば、凍りついて終わるという人も居る。だが、どちらとなる運命にせよ、今や、その期限は過ぎている、という。
After analysing the eradication of millions of ancient species,
古代数百万種の絶滅を分析した結果、
scientists have found that a mass extinction is due any moment now.
科学者たちは、大量絶滅死は、今や、いつ起こってもおかしくないということを発見した。
Their research has shown that every 62 million years
彼らの研究結果によれば、6千2百万年
- plus or minus 3m years
プラスマイナス3百万年ごとに、
- creatures are wiped from the planet's surface in massive numbers.
大量の数に上る生物が、地上から消えている。
Even worse, scientists have no idea about its source.
さらに悪いことには、科学者たちは、その原因については、わかっていないのだ。
'There is no doubting the existence of this cycle of mass extinctions every 62m years.
「6千2百万年ごとの大量絶滅死のサイクルというものが存在することは、疑いの余地が無い。
It is very, very clear from analysis of fossil records,'
このことは、化石記録の分析からも明々白々である」と
said Professor James Kirchner, of the University of California, Berkeley.
カリフォルニア大学バークレー校のジェームズ・カークナー教授は言う。
'Unfortunately, we are all completely baffled about the cause.'
「不運なことに、その原因については、誰しも首をかしげるばかりなのだが」
This part of the article is actually quite disingenuous.
記事のこの部分は、実際には、極めて不誠実である。
It is well known that there are other major extinctions
他にも、大量絶滅があったことはよく知られているし、
and the cycle is not ONLY every 62 million years!
その周期も6千2百万年サイクルだけではないのだ!
There is also a very strong signal for a 26 million year extinction cycle.
2千6百万年の絶滅サイクルを示す強力なサインも存在する。
The different estimates of the number of major mass extinctions in the last 540 million years
直近の5億4千万年における大量絶滅の回数が諸説あるのは、
are due mainly to what the individual researcher chooses as the threshold for naming an extinction event as "major"
主として、研究者によって、絶滅死を「大量」と呼ぶ基準がまちまちであるためであり、
as well as what set of data he selects as the determinant measure of past diversity.
また、生物種数の数え方を決めるために、研究者が採用するデータの違いのためでもある。
As it happens, the 62 million event data stems mainly from marine fossil evidence.
6千2百万年という絶滅サイクルのデータは、たまたま海洋化石中の証拠を中心に集めた結果によるものなのだ。
The report, published in the current issue of Nature,
ネイチャー誌の最新号には、
was carried out by Professor Richard Muller and Robert Rohde also from the Berkeley campus.
同じくバークレー校のリチャード・ムラー教授とロバート・ローデ教授による論文が載っている。
They studied the disappearances of thousands of different marine species
彼らは、過去5億年以上に亘る、数千の海洋生物種の消滅につき研究している
(whose fossils are better preserved than terrestrial species) over the past 500m years.
(海洋生物の化石は地上種よりよく保存される)のだが、
Their results were completely unexpected.
その結果は全く予期に反するものであった。
It was known that mass extinctions have occurred in the past.
大量絶滅死というものが過去に起こったことはしられて居て、
During the Permian extinction, 250m years ago,
例えば、二畳紀中の2億5千万年前には、
more than 70 per cent of all species were wiped out, for example.
全生物種の70パーセントが消滅した。
But most research suggested that these were linked to asteroid collisions and other random events.
だが、ほとんどの研究の結果が示唆するのは、それらは惑星の衝突その他、ランダムな出来事に関係しているということだった。
But Muller and Rohde found that,
ところが、ムラーとローデが発見したのは、
far from being unpredictable,
予期できないどころか、
mass extinctions occur every 62m years,
大量絶滅は6千2百万年ごとに起きているということであり、
a pattern that is 'striking and compelling', according to Kirchner.
カークナーによれば、「顕著かつ説得力ある」パターンが存在するということなのである。
But what is responsible?
だが、その原因は何なのか?
Here, researchers ran into problems.
ここで、研究者たちは、問題にぶち当たった。
They considered the passage of the solar system through gas clouds that permeate the galaxy.
彼らは、銀河系に充満するガス雲を太陽系が通過するのだと考えた。
These clouds could trigger climatic mayhem.
このガス雲が、気候的な大変動の引き金となるのだと。
However, there is no known mechanism to explain why the passage might occur only every 62m years.
しかしながら、どうして6千2百万年おきにだけ、この通過による異常が起こるのかを説明するメカニズムはわからないのだ。
Alternatively, the Sun may possess an undiscovered companion star.
あるいは、太陽には、未発見の伴星があるのかも知れない。
It could approach the Sun every 62m years,
それが6千2百万年ごとに太陽に接近して、
dislodging comets from the outer solar system
太陽系外から彗星を引き入れ、
and propelling them towards Earth.
地球へと向かわせるのかもしれない。
Such a companion star has never been observed, however,
しかし、そのような伴星は未だ観測されたことがなく、
and in any case such a lengthy orbit would be unstable, Muller says.
そんなものがあったとしても、こんなに長い軌道は不安定となろう、とムラーは言う。
Or perhaps some internal geophysical cycle
はたまた、地球物理学的なサイクルのようなものがあって、
triggers massive volcanic activity every 62m years, Muller and Rohde wondered.
6千2百万年ごとに、大規模な火山活動を惹き起こすのでもあろうか、とムラーとローデはいぶかる。
Plumes from these would surround the planet
それによって発生する煙の柱が、地球を取り囲み、
and lead to a devastating drop in temperature
壊滅的な気温の低下をもたらして、
that would freeze most creatures to death.
殆どの生物を氷結死させるのであろうか。
Unfortunately, scientists know of no such geological cycle.
不幸にも、そのような地球物理学的サイクルを発見した科学者はいない。
'We have tried everything we can think of to find an explanation for these weird cycles of biodiversity
「この不気味な生物多様性と絶滅のサイクルを説明すべく、およそ考えられるようなことは、全て検証しているのだが、
and extinction,' Muller said. 'So far we have failed. And, yes, we are due one soon, but I would not panic yet.'
これまでのところ、ことごとく失敗に終わっている。そう、すぐにそのときがやってきても、おかしくないのだが」とムラーは語っている。(引用終わり)
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投稿者:馬場
達人さん
こんばんわ。コメントにあります火球。
何年前か?忘れましたが、私自身が実際に地元の川沿いの道を自転車で走っていた際に『ドッカーーーーーーーーーン』とすごい音がしたので驚いて北北東の空を見たら炎が流れている様に見えたのです。
咄嗟に『飛行機事故か?、いやミサイルだろうか?衛星か?』と恐くなり、慌てて帰宅してニュースを見ましたが速報では出てませんでした。
すこししたら、流れ星みたいな現象であったという話しを聞きました。NHKでも放送あったかなぁ…と記憶は曖昧です。
本当に色は高温の綺麗な白をオレンジ色の炎が包みこむ感じで、砕けながら落下していく。
不謹慎かもしれませんがスペースシャトルの爆破事故の様に似ておりました。
本当にまさか達人さんのところで取り上げられるなんて思いもしませんでした。
多分、最初で最後かなぁ、と今感じました。
山形で夜、足湯に浸かりに行った際に月が綺麗なので見上げたらモヤモヤしてたので珍しい月だなぁと思っていたら、翌日タクシーで駅に向かう途中地元のラジオから『夕べは日本では珍しいオーロラが観測されました』と放送されてて、日本でもあるのだなぁと当時は思いました。
HARRPの影響だったんですかね?