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“電力不足なら計画節電要請も”
4月10日 11時51分

“電力不足なら計画節電要請も”
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藤村官房長官は午前の記者会見で、福井県にある大飯原子力発電所の運転が再開されず電力不足になる場合には、関西圏で計画的な節電を要請することになるという見通しを示しました。

政府は、関西電力管内の電力需給について、仮に大飯原発の運転が再開されず、おととし並みの猛暑となった場合は、最大で20%近い電力不足になるという見通しをまとめました。
これについて藤村官房長官は午前の記者会見で、「非常に厳しい数字だ。電力の供給が本当にもうこれ以上ないのか、節電でまだこういうことができるのではないかなどを、今後詰めていかなければならない。今月下旬か、来月の連休前後に、この夏のエネルギー需給をきちんと整理したい」と述べました。
そのうえで藤村長官は、電力不足になる場合の対応について、「計画停電ではなく、計画節電をしっかりお願いしていくことが必要だ」と述べ、計画的な節電を要請することになるという見通しを示しました。

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