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関電 原発再開でも節電の要請必要4月10日 17時48分
関西電力の岩根茂樹副社長は、福井県にある大飯原子力発電所の運転が再開された場合でも、この夏は節電の要請が必要だという認識を示しました。
関西電力は、10日、大阪府と大阪市でつくる府市統合本部の会合で、管内の原子力発電所の運転が仮に再開されない場合、ことしの6月後半から9月にかけて、電力不足になる可能性があるという見通しを明らかにしました。
関西電力の岩根副社長は、会合のあと記者団に対し「節電要請は早いタイミングでお願いする必要がある。要請期間の前倒しは、6月の需給見通しを見て判断する」と述べ、この夏の節電要請の期間を、去年の夏より前倒しする可能性があることを明らかにしました。
さらに岩根副社長は「大飯原発の運転が再開していただけるなら、その段階で電力の需給を精査するが、今のわれわれの認識としては運転を再開しても需給は厳しい」と述べ、大飯原発の運転が再開してもこの夏は節電の要請が必要だという認識を示しました。
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