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ソウル特別市で每年、お釋迦樣が來られた日に臨んで蓮燈文化を主題として開かれる伝統文化の仏敎祭りである。1973年に始まった提燈行進が、1996年に新しく飾られ文化祭りとして發展したのが蓮燈祭りである。1,500余年の間、継承されてきた蓮灯文化を主題とした宗敎的な祭りである。それと同時に伝統文化祭りとして、生の闇と苦痛を取り除く知惠と慈悲が充滿する新しい世の中を祈願する仏敎意識を、國民の祭りとして昇華した行事である。消えいく伝統の復元と、老若男女が樂しく一団となった觀燈遊びの継承を模索している燃燈祭は、10万余個の五色の燈が織り成した夜の壯觀に出會うことができるものである。
行事は市廳の前での点燈式を始まりに、色とりどりの伝統燈の展示會、觀覽客が直接灯を作って伝統的な遊びと仏敎文化を体驗することができる。通りでの行事、蓮燈法會等、數万人が灯を揭げて行進する提燈行進と、すべての念願を一つに集める回向フェスティバルが、鐘路と郵政局路で開かれる.
市廳の前での点燈式は、お釋迦樣の誕生日を迎たことを知らせ、市民の安寧とソウル市の發展を祈願する行事として、開式、三歸依、般若心経、贊仏歌、点燈、祝願、祝辭、祈願突起、四弘誓願、閉式の順で行われる。
伝統的な燈の展示會は、文獻で伝える龍燈、鳳凰燈、虎燈、すいか燈、龜燈、鯉燈、河豚燈など、數十種の伝統的な灯を再現して展示する席であり、長年の歷史の中に民衆の所望を込めてきた多樣で美しい伝統燈に會うことができる。2000年の展示會では、伝統的な燈の外に風変りな創作の燈もお目見えした。
郵政局路で開かれる通りでの行事には、遊びの廣場、体驗廣場、見どころ、サルゴリ廣場に分かれている。遊び廣場ではサムルノリ、チェギチャギ、投壺・板跳び・こま回し・七校遊び・カリウチなどの民俗的な遊び、バラ踊り・蝶踊り・僧舞などの仏敎の伝統的な踊りと、インドネシア,
ネパール, 中國, 日本などの伝統の踊りの公演、靑少年のためのテクノダンスや、歌の公演、網渡り、パンジュルの公演、仏敎の伝統音樂である梵唄の宴、手話公演、ソンムド示範などが繰り廣げられる。
体驗廣場では、ドゥンマンドルギ、書閣及び拓本、仏畵描き、チャンスンカクギ、三千仏と塔作り、數珠作り、ジブシンサムギなどがある。また、見どころコーナーでは、石匠の展示、木魚の展示、犀角の展示、達磨繪、四經空耗展示、仏畵の展示會がある。サル通りでは、寺刹の食べ物、伝統的な食べ物、仏敎國家の伝統的食べ物などの飮食物と繪畵商品展・仏敎用品の展示販賣・肢体不自由者の商品展・キャラクター商品展などがある。
蓮燈法會は、3万名余の提燈行進の參加者たちが作った灯と樂器、旗を揭げて歌と喊聲で提燈行進の出發を知らせる法會である。式前の行事で連合合唱団と管弦樂団の公演、燃燈祭の旗と伝統的壯嚴さを持つ燈を先に立たせた団体別の演戱團の入場式があり、大衆との律動時間を持つ法要式は、移運および觀佛の儀式、名鐘の3回叩き、三歸依、般若心経、開會の辭、経典奉讀、大統領の祝いのメッセージ、南北共同での發願文、祈願文、行進宣言の順で進行される。
提燈の行進は、法會が終わった後に万波正式誌曲とサムルノリが雰囲氣を搔き立てて、白像、龍、蓮華模樣の壯嚴燈と旗、10万余個の五色の燈が波となった中、鐘路通りで至る。
回向フェスティバルは、蓮燈祭を仕上げ宴の廣場で演戱團の遊び廣場、發源地所持の儀式、風船飛翔式、カンガンスルレ、
露店市場廣場などが開かれる。
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