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最終更新:2012年4月10日(火) 8時34分

振興銀で偽造証明書、警視庁に刑事告発

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 おととし経営破たんした日本振興銀行で、供託金の払い戻しの際に必要となる裁判所発行の証明書が偽造されているのが見つかり、振興銀行が警視庁に刑事告発しました。

 日本振興銀行によりますと、偽造が見つかったのは「供託原因消滅証明書」と呼ばれる証明書で、法務局に預けた供託金の返還を求める際に裁判所が発行するものです。この銀行が預金者への返済のため、供託金の返還作業を進めていたところ、先月、偽造された証明書が複数見つかったということです。

 この偽造文書が絡む可能性のある供託金は137万円にのぼるということですが、現在までに不正流用された形跡はないということです。銀行は、容疑者不詳のまま有印公文書偽造の疑いで警視庁に刑事告発したほか、預金保険機構が調査チームを設置し、事実関係の解明を行うとしています。(10日03:08)

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