アメリカがこのほど発表した世論調査によると、47%のアメリカ人が「中国の経済はすでにアメリカを超えて世界一となった」と見ており、「アメリカの経済は依然として世界一」と答えた人は3割に留まったことが明らかになった。
またデータは「現在、アメリカの経済総量は依然として中国の3倍であり、アメリカ人の一人当たりのGDP(国内総生産)はおよそ中国の10倍だ」としている。
これに対して、アメリカのメディアは「調査の結果は、ここ数年の経済危機がアメリカ人の世界観に与えた影響を示している。3年前、中米経済の地位に対するアメリカ人の見方は今と逆だった」と指摘した。
なお、アメリカ人はアジアをアメリカの利益に最も関わっている地区と見ていることが今回の調査でわかった。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年1月15日