まき割りで安産、“スクワット”で必要な筋肉鍛える/横浜

2012年4月8日

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安産を目指してまき割りに励む妊婦ら＝横浜市青葉区

　横浜市青葉区の農地で、妊婦向けのまき割り体験が行われている。推奨している助産院によると、おのを振り下ろす際のスクワットのような動きが、出産時に使う筋肉を鍛えるのによいという。

　同所で農業体験などを展開しているボランティアスクール「横浜みどりの学校ひまわり」が、妊婦らの希望を受けて昨年11月から月１回ほど開催。安定期に入った妊婦らが、おのを頭上に振りかざし、ストンと振り下ろしてまきが真っ二つに割れるたび、歓声が上がった。

　青葉区の助産院「バースあおば」の助産師柳沢初美さんは「足を広げて体を下げるまき割りの姿勢は、赤ちゃんを支える骨盤底を鍛える」と説明。妊婦の体調にもよるので「くれぐれもかかりつけの助産師に相談してから」と話している。

　約１週間後に出産予定日を控えた川崎市麻生区の主婦荻洲珠美さん（36）は「スクワットのような動きももちろん、まきが割れるとすがすがしい気分になるので安産できそう」と話していた。