色と音で紡いだ道

ポップン小説メインで活動中。自己満足だけどね。

※すべて私設定の為、作者ワールド全開。
 ついでに言うと脳内妄想w
 故に別の二次元同士を無理矢理くっつけてるので苦手な人は帰ってね!

※気まぐれ更新。

※一応ジャンル別に分けて小説書いてるつもり。

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※開設日2012年4月8日~。


※管理人が気まぐれ運営してるからそのうち無くなるかも~。

 考えられる理由としては下のうちのどれか(* >ω<)プクク


・荒された、嫌いな奴が見に来た、宣伝目的の人間やbotがしつこい

・ネタ切れ

・逆にネタがありすぎて書ききれない

・スケジュール的に忙しくて更新できない。




※ここの内容はよく変わるから、こまめに目を通してほしいの~。




NEW ! posted by giolph
テーマ:

落ちていく感覚の中でMZDはうっすらと目を開けた。


あの小さな体の中身がこんなに広いはずがない…。


やがて草のような感覚がして、自分が下に着地したことに気が付いた。




MZDの周りには美しい世界が広がっていた。


見とれていると、やがて脳内に声が響く。それはさっき聞いたあの影の声だった。


「シンマイノカミサマ、キコエルカイ?ボクダヨ。」


「お前オレに何しやがった!!!!ここから出せよ!!」


「マァ、ソウアワテナイデヨ。キミノセンダイニアタルカミサマガツクッタセカイヲサンコウニシタラ?」


「俺の先代の神…?」

MZDの周りの美しい世界は見事と言わんばかりであった。


動物達に溢れ、緑豊かな、まさにおとぎ話のようなそんな綺麗で平和な世界であった。


時間の流れに伴って人間、エルフ、ロボ、妖怪、アンドロイドなどが登場していくが、争いも少なく平和な世界が続いた。


しかし。


しかし、徐々に世界が豹変し始める。


暴走したロボット、蔓延するウイルス、資源を奪い合い、そのために血みどろの争いを繰り広げる。


病に苦しむ人々、自然破壊と大気汚染によって次々と滅びていく動物達。


だんだん見ているうちにMZDは何とも言えない気持ちになり、見るのが辛くなった。


そして目を閉じたが、人々の悲鳴や、銃声、ロボットやアンドロイド達のエラー音が脳内に鳴り響く。


じわじわと精神を破壊されていくような恐怖。


何が何だか分からなくなったころにはMZDは言葉ともつかない叫びをあげていた。


「もう嫌だ!!やめろ!!やめてくれーーー!!!」


しかしMZDの悲痛な叫びも届かないまま、世界はどんどん荒廃していく。





やがて何の音もしなくなり、MZDは恐る恐る目を開けた。


そこにはもはや荒廃した世界もなくなり闇が広がっていた。その真ん中に先代の神らしき人物がいた。


蛍が光りながら散っていくように、目の前の神もまた消滅しかかっていた。





ふと嗚咽らしき音に気付く。


目の前の、この神のものではない。


そう、自分を飲み込んだあの小さな影が泣いているのだ。


これはあの小さな影の記憶。


そしてこの神の視線の先にあるのは恐らく自分ではなくやはりあの小さな影…



目の前の神は消えゆくなかで心の内を打ち明けた。


「こんなのおかしい…おかしいよ……。どうして?どうしてこんな終わり方になってしまったんだ。


 私は平和な世界を作りたかっただけなんだ。争いのない世界を…平等な世界を。


 なのにどうして…?」


すると涙声の影の声が聞こえた。


「カミサマハガンバッタヨ…ガンバッタ。モウイイヨ…モウイインダ。


 ダレノセイデモナイ。タダ、アナタノチカラガオトロエテイッタダケノコトナンダ…。ダレモワルクナイ。


 カミサマハゲンカイマデガンバッタンダヨ…。コレハショウガナイコトダッタンダヨ…。」


「ごめんよノイ…。もうしばらくお前に…あの頃の理想の…世界を…見せてや…り」


全てを言い終わる前に先代の神は消滅してしまった。



あぁあああああああああああっ!!!!!





天を裂かんばかりの悲鳴でMZDは我に返った。


気が付くと自分は小さい影の前に横たわっていた。





起き上がると、さっきの小さい影が物凄い大声で叫んでいる。


花が咲いたかのような瞳からは大粒の涙があふれだしていた。





その悲鳴で、MZDがこれから世界を作ろうとしていた次元にヒビが入る。


まるで殻が割れるかのように、次元が破壊されていく。


このままでは世界を作ることもなく空間が消える…。








とっさの判断で、MZDはその小さな影を優しく抱きしめていた。


「(!!!)」


「泣くなよ。…確かにお前の主人だった神が死んじまったのは残念だよな。」


「(グスッ…グスッ…)」


「けどよ、俺がいつかあの世界よりもっと綺麗で楽しい世界を作ってやるよ!」


「(!!!タノシイ…?)」


「あぁ!!お前の悲しみなんか吹き飛ばしちまうくらいスッゲェ楽しい世界をな!!」


「(…アナタガセンダイヲコエラレルトハオモイマセンガ……)」


「まぁそういうなってwなっ?だからよ、その…俺がその楽しい世界を作るためには


 お前のサポートが必要なんだよ!」


「(ボクノ…?)」


「おう!お前は一回神を手伝って世界の作り方を学んだんだろ?理想の世界ってやつを見たんだろ?


 だからさ、お前がいると俺も安心して良い世界が作れるってワケ。」


「(アタラシイセカイ…)」


「俺はMZDって言うんだ!!俺と一緒に世界を作ろうぜ!!!」


「(MZD…アタラシイセカイ…)」





しばらく考えた後で影は恥ずかしそうに


「(アナタガ、センダイヲコエルセカイヲツクレルトハオモイマセンガ…


 マァ、アタラシクウマレカワッタセカイヲナガメルノモマタイッコウ…)」


と言った。





音の神様の世界創造はまだ始まったばかり…。








四話に続く…。







posted by giolph
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晴れて神となったシュトラウゼ(シュト)とMZD。

2人は最初別々に世界を作っていた。






最初世界には何もなかった。

神育成学校は神の力と、次元(時間軸と空間軸の一部)しか与えてくれない。

そこからどうやって、どんな世界を作るかはすべてその神次第になってしまう。


最初は何もなかった世界。

のはずだったが…

「あン?なんだこれ?」

MZDは布きれのような、スライムのような、はたまた影のような謎の黒い物体を見つけた。

「俺の担当次元ってここであってるよな?なんか先客がいるんだけど…。」



「(ダレ?)」


その黒物体に口がニュっと現れたかと思うといきなりMZDに向かって話かけた。

「うおっ!!?びっくりした。お前喋れんのか?」



しかしその小さな影はただ「(ダレ?)」と言うだけであった。



「誰?って…えーっと…。あの…まぁあれだ、今度から新しくこの次元を担当することになった神だ!」

「(カミサマ…?)」

「おう、そうだ。オレがここの新しい神なんだ。で、お前は何なんだ?」

そうMZDが尋ねると黒い小さな影はしばらく考え込んで「(ボクハカゲ…。ナマエノナイカゲ…。)」

とだけ言った。


「ふーん…。お前、名前無いのか?」

「ナマエアッタ。マエノカミサマ、ナマエクレタ。デモシンダ。セカイガホロビタカラ、カミサマモシンダ。」

この言葉にMZDは驚きを隠せなかった。

今まで、神は不死身だと思っていたからである。確かに神学の授業でもそのように習った。

しかし目の前の小さな影は確かに今「世界が滅びたら、神様も死んだ」と言った。

あわててMZDは影から話を聞く。

「死んだって…おかしいだろ!!神は死なないんじゃねーのか!?」

「アナタカミサマナノニシラナイノ?カミサマハネ、ジブンノセカイガホロビルト、シンジャウンダヨ」

「嘘…だろ?」

「ウソジャナイヨ。セカイノメツボウハ、カミノチカラノスイタイヲアラワス。

 セカイガホロビルノハ、カミノチカラガオトロエタカ、シンリャクサレタカラ。

 セカイノイノチガ、カミサマノイノチ。セカイノジュミョウガ、カミサマノジュミョウ。」



MZDはショックを受けていた。そんなことは学校でも習わなかったし、シュトからも教わらなかった。

神である自分が知らない事をこの小さな先客は知っている。


「お前いったい…何者なんだ?」


「ボクハジュウシャダヨ。「ココニタシカニアッタセカイノカミサマ」ニツカエテイタノサ。

 カミサマトイッショニセカイヲミマモッテキタンダ。デモセカイモカミサマモキエタ。

 ボクハヒトリボッチ…」


やがて小さな黒い影は嗚咽をもらした。

可愛そうに思いMZDが影に触れようとしたとき、影の口が大きく開いて



MZDは影に飲まれた


三話に続く→

posted by giolph
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どこかの時空間に「神育成学校」という施設があった。

そこでは種族など関係なしに、神となる才能をもった子供たちが集められていた。

そこを卒業した者は神の力と空間を与えられる。

卒業して晴れて神となった者たちは己の力を用いて、また時に他の神の力を借りて与えられた空間に

思い思いの世界を作っていく。


あるとき仲の良い二人の神見習いが神となって卒業した。


一人は成績優秀で、成績トップで卒業した天界出身の天女シュトラウゼであった。

彼女は生まれつき時空を自由に行き来する力を持っていた。未来にも行けるが、当時の彼女の

力が未熟であったため、行ける次元は限られていた。


そしてもう一人は成績ビリで、卒業もかなりギリギリだった人間界出身の人間MZDであった。

彼はこれといった才能がない。本人も言っているが何故、神育成学校に入学できたのかも不思議である。

しかし入学が出来たのだからおそらく神としての才能はあったのだろう。


シュトラウゼことシュトとMZDは成績は真逆だが何故か親しかった。

いうなれば友達以上恋人未満といった感じだ。

シュトラウゼはMZDに勉強(神学)を教えることが多かったためMZDを良き弟分として見ている。


MZDはというと、成績は最悪だったが友達が多かった。

どんなタイプとも上手くやっていけるのはある種の才能とも言えよう。

そんな彼だからこそ、成績優秀な彼女にも気兼ねなく接することができたのかもしれない。



とにかく二人は晴れて神となった。



卒業する際、神の力が秘められた魔法の木の実が校長の箱の中に入っている。

この木の実は卒業した者たちが成績順に選んで食べるものなので、毎回卒業式のラストには

あまり良い木の実が残っていない。人気が無いと言った方がいいかもしれない。


さて、卒業式の時。

成績がトップだったシュトが選んだ木の実は「色彩」だった。

色彩の木の実と言えば、前回ビリになって残った木の実であった。

驚いた校長は

「あなたは成績優秀なのだからもっと高貴な木の実を選んで良いのだよ?

 力の木の実などはいかがかな?」と聞いた。


シュトは「いいえ。私は争いを好まないので「力」で世界を作ろうとは思いません。」と答えた。

「では「炎」はいかがかな?これも強力な神の力だぞ?」

「校長、炎は文明のよき友であり、同時に文明を滅ぼすものです。

 私には似合いません。私はこれでいいのです。校長が思っていらっしゃるほど「色」は無能では

 ありません。むしろ万能と言えるでしょう。」

「まぁ、君が扱えばどんな神の力も最大限に発揮されるだろう。しかし選びなおしは出来ない。

 本当にそれでいいのかな?」

シュトは静かにうなずき「色彩の木の実」を食べた。


予想外のスタートではあったが、卒業生たちは順々に選んだ木の実を食べていく。


最後にMZDの順番が回ってきた。

校長の箱の中には二つの木の実が残っていた。

「音の木の実」と「闇の木の実」であった。


校長はMZDに「君は人間界にいたころから素行が悪く、不良で、仲間内からは「六本木の悪魔」と

呼ばれていたそうじゃないか。そんな君ならばこの「闇の木の実」を扱いこなせるのではないかな?」

と嫌味を言った。

MZDは校長の言う「闇の木の実」を見た。それは最初に箱にたくさんあったどの木の実よりも美しく

とても美味しそうな見た目をしており、心をくすぐる甘い香りがした。

思わずその木の実に手を出しそうになったときあわててMZDは「音の木の実」についても説明を仰いだ。


「うん?音の木の実が気になるのか?音の木の実か…。これは前回の卒業式で3番目に選ばれた

人気のある木の実でな。そのかわりかなり強力な力を持っておる。

勉強不足で実力不足なお前にはとてもじゃないが使いこなせるような力ではないぞ」と校長は説明した。

するとそれを聞いたMZDは

「上等じゃねぇか。かつて六本木の悪魔と呼ばれたRemix狂、DJの頂点に立つこの俺が

音の力を使いこなせないなんて事あるはずねぇって。なぁ、ジジイ。オレ決めたわ。

その木の実にする。その音の木の実をオレにくれよ!」

校長はいぶかしげな顔をした。

「後悔しても知らんぞ?」

「オレを誰だと思ってやがる。一時は卒業できないんじゃないかって言われた落ちこぼれは今

ここで木の実を受け取ろうとしてるだろ?」

校長はしばらく躊躇していたがやがてMZDに音の木の実を与えた。


こうしてこれからの物語の主軸となる2人の神が誕生した。



第二話に続く




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