2012年 4月 9日 高速バス追突で２７人重軽傷 △▼ ９日未明倉敷市の山陽自動車道で高速バスが大型トラックに追突し３人が重傷、２４人が軽いケガをしました。９日午前１時１５分頃倉敷市玉島道口の山陽自動車道下り線で高速バスが前を走っていた大型トラックに追突しました。バスには乗客乗員合わせて４１人がいましたがこのうち、乗客の男性３人が足の骨を折るなどの重傷を負いました。また、トラックの男性運転手を含め２４人が軽いケガをしました。高速バスは大阪から福岡へ向かう途中で追い越し車線から左に車線変更した際トラックに追突したと見られています。警察はバスの運転手が前をよく見ていなかった可能性があると見て自動車運転過失傷害の疑いで事情を聞き、事故の原因を調べています。この事故で山陽自動車道は玉島ＩＣと鴨方ＩＣの間の下り線が約３時間に渡って通行止めとなりました。 さあ新学年！小学校で始業式 ▲▼ 新しい学年のスタートです。岡山県内の多くの公立の小中学校で９日、１学期の始業式が行われ、春休みを終えた子供達が元気に登校しました。岡山市北区の伊島小学校では２年生から６年生の児童６１４人が体育館に集まりました。式では岡本利明校長が「１年のうち、学校で過ごす時間は約１５００時間です。先生や友達と大事な思い出を作ってください」と挨拶しました。この後、クラス替えを終えて教室に戻った児童達は新しい学年の始まりに胸を躍らせていました。９日は岡山市や倉敷市など、県内３１３の公立の小、中学校で始業式が行われ、新学年がスタートしました。 香川県警でオープンキャンパス ▲▼ 警察官を志望する学生たちに警察の仕事について知ってもらおうと香川県警察学校でオープンキャンパスが行われました。参加者が手にしているのは本物の鑑識道具。初めての作業に悪戦苦闘しながらも空き缶についた指紋を採取していきます。香川県警は２００７年からオープンキャンパスを行っていますが団塊の世代の大量退職により今年度から採用人数が増える中、優秀な人材を確保しようと初めて、体験コーナーを取り入れました。今回は、大学生や高校生ら５２人が参加。香川県警の採用試験の志願者は減少傾向にあるということで、地域の安全を守る次世代の若者にラブコールを送っています。香川県警の採用募集は今月１６日までで試験は来月１２日から始まります。 高松道４車線化に期待感 ▲▽ 今月６日国土交通省が現在２車線で開通している高松自動車道を４車線化すると正式に発表したのを受け香川県の浜田知事は９日の定例会見で期待感を示しました。４車線化されるのは高松自動車道の高松東ＩＣから鳴門ＩＣの約５２キロの区間で現在は片側１車線の対面通行です。民主党政権が事業を凍結していましたが渋滞や交通死亡事故の多発が問題になっていて、県などが国に対し早期に４車線化するよう要望していました。また、香川県で震災ガレキを受け入れる自治体がゼロだったことについて浜田知事は「ガレキ処理も重要な復興支援と考えている。県民の安全安心と両立できるよう引き続き情報提供し市と町へ働きかけていきたい」と前向きな姿勢を示しました。