2009年03月
2009年03月11日
カテゴリー: 情報システム開発科
SJC-P、SPC-WC 短期連続合格
SJC-P = Sun認定 Javaプログラマ、
SJC-WC = Sun認定Webコンポーネントディベロッパ
に短期間で連続して合格した森さんにインタビューしました。 
Q1. 森さんはまだ1年生ですが、
SJC-Pを受験してすぐ、SJC-WCを受験して合格したとききました。
SJC-Pのバージョンは?
☆5.0です。
-比較的受かりやすい1.4ではなく、5に挑戦したとはすごいですね。
Q2. SJC-Pを受験するのにどのくらいの期間勉強しましたか。
☆学校の授業を含めると3ヶ月くらいです。
本格的に資格対策を始めてからは1ヶ月くらいです。
時間にすると、学校の授業を除いて70時間弱くらいです。
Q3. 得点はどのくらいでしたか。
☆70%でした。問題数が71問で、51問正解でした。
ボーダーは59パーセントなので、結構ギリギリでした。
市販されている参考書の模擬テストと比べると、少し難しい
と感じました。
Q4. 実際にプログラムを作るなどして検証したりしましたか。
☆はい、検証しました。
参考書の解説だけではどうしても不足している部分があるので
理解できない場合は参考書のソースを少しずつ変えて
色々な動きを検証し、色んな角度から仕様を確認することで
理解しました。
Q5. 試験範囲で得意な部分と不得意な部分があれば教えてください。
☆5.0から追加されたジェネリクス要素は理解するのにかなり苦労しました。
コレクションが入れ子になっている場合や、ジェネリクスを利用したオリ
ジナルメソッドの作成に関する問題は特にトレースが大変で苦労しました。
☆逆に1.4までの試験で難関とされていたスレッド関連は正答率も高く
対策に時間をかけた甲斐がありました。
☆どちらも参考書を読むだけではなく、実際に色々なプログラムを書き
色々な角度から動きを確認しました。
ソースを見慣れる事でケアレスミスも減っていくのではないでしょうか。
Q6. SJC-Pに合格してすぐにSJC-WCを受験したと聞きましたが、
SJC-WCを受験するのにどのくらいの期間勉強しましたか。
☆1ヶ月です。
時間にすると100時間強です。
Q7. 得点はどのくらいでしたか。
☆85パーセントでした。問題数が69問で59問正解でした。
ボーダーは62パーセントなので、Pの時と比べると少し
余裕がありましたが、やはりこちらも参考書やiStudyの問題と
比べると少し難しいと感じました。
-すごい得点ですね。80%を越えれば、
Webアプリケーションに関してはほぼ理解できていることになりますね。
Q8. 実際にプログラムを作るなどして検証したりしましたか。
☆はい、検証しました。
今回の試験範囲は全く知識がなかったので、全ての要素を一通り動かしながら確認しました。
学習の最終段階には、出題範囲の要素を全て取り込んだ簡単なWebアプリケーションを作り
理解を深めました。
Q9. 試験範囲で得意な部分と不得意な部分があれば教えてください。
☆カスタムタグ、特にネスト時の動きを理解するのに苦労しました。
APIの仕様を隅々まで確認したり、色々なプログラムを書き動きを確認することで
対策しました。
☆セッション管理あたりは、ショッピングカート機能のような身近なものを
実現するのに必要な要素なので、楽しみながら学習を進めることができ
理解が深まりました。
Q10. SJC-WCを受験したことによって何が得られましたか。
☆Webを利用したシステム開発に関する幅広い知識を得ることができたと思います。
また、今まではシステム開発といっても今いちピンときませんでしたが、
J2EEパターン等の学習を通じて、システム開発のイメージがより鮮明になりました。
Q11. SJC-PやSJC-WCを受験する目的はなんでしたか。
☆就職活動を少しでも有利に進めるために取得を考えました。
Q12. SJC-WCをどこに生かせると思いますか。
☆資格自体は、Javaを使っている企業に対してアピールする事ができるのではないでしょうか。
また、Javaを使わない企業に対しても、学習に対する意欲のアピールになると思います。
Q13. なにか開発したいシステムとかありますか。
☆学校内の事務手続きをネット上で申請できるシステムなんてどうでしょ。
-つねに問題意識をもって見ているところがすばらしいですね。
2年生の後期に卒業制作でシステムを開発してもらいますが、
半年しかないので主要な機能に絞って設計してもらうといいですね。
Q14. 今後どうのような勉強をしたいですか。
☆Javaに関する勉強はひとまず終了で、次はデータベース関連の知識を深めたいと
思っています。
在学中にオラクルゴールドまで挑戦しようと思ってます。
きついですけどね。
-是非頑張ってください。応援しています。
Q15. SJC-PやSJC-WCをこれから受験する人も多いと思います、
なにかアドバイスがあればお願いします。
☆Pに関しては、仕様のかなり細かいところまでを問われる問題が多いので
参考書に載っている情報はもちろん、実際に色々なプログラムを書きながら
深いところまでを理解をする事が必要になると思います。
また、受験時間が3時間ほどありますが、
考える問題がかなり多いので時間的にも体力的にも結構きついです。
前日はよく寝て。
☆WCに関しては、勉強をすればするだけ合格率が高まります。
Pと比べるとこちらは知識を問う問題が多いので、知っていれば即答で解けます。
ただ、市販されている参考書(1.4対応)が、今のところ一つしかない上に
内容的には少し薄いので、プラスαの知識が必要になります。
時間は2時間ちょいで大分時間の余裕があります。
前日は徹夜でもok。
-非常に有意義な話をありがとうございました。
もう就職の内定が決まったとも聞きましたが、
就職についての詳細は後日機会があれば載せたいと思います。
基本情報、SJC-P、SJC-WCが有効だったのかもしれません。
情報システム開発科では、SunのJava認定授業を実施しています。
SunのSJC-P保有者所属企業一覧、
SJC-WC保有者所属企業一覧、
SJC-BC保有者所属企業一覧に情報システム開発科が載っています。
(補足)
タイトルにあるは情報システム開発科の学科ページへのリンクです。
是非、クリックしてみてください。
(つつみが担当しました) 次回更新予定は、3月下旬です。
2009年03月18日
カテゴリー: イベント
卒業式-3月18日 今日はとってもいい日和
3月18日 卒業式 
明治神宮会館で午前中、卒業式がありました。
午後は、学校で卒業証書の授与がクラスごとでありました。
卒業証書を授与する前にみんなに集まってもらいました。
卒業式の写真はありません。(電気工学科ブログを参照してください。)
卒業の日のみんなの写真です。
ニコニコ、ニコニコがいっぱいです。
1組のみんな (その1) | 1組のみんな (その2) |
1組のみんな (その3) | |
2組のみんな (その1) | 2組のみんな (その2) |
2組のみんな (その3) | 2組のみんな (その4) |
情報システム開発科卒業生全員集合 | 情報システム開発科卒業生のみんな |
1組卒業証書授与 | 2組卒業証書授与 |
きょうは、みんなニコニコ、いい日和。
みんな、社会にでたら頑張ってくださいね。
(つつみが担当しました) 取り急ぎ、情報システム開発科2年生、卒業式の日のご報告まで。
次回は、3月下旬。今年度最終回の予定です。
2009年03月31日
カテゴリー: 情報システム開発科
卒業制作
卒業制作 
2年生が半年かけて卒業制作でシステムを構築しました。
そのいくつかのドキュメントを紹介します。
ドキュメントは非常に大部になりますので、大きく省略してあります。
まずは、Microsoft社の開発用ソフトウェア貸出システムです。3つのグループが挑戦しました。
来年度の貸出しでは、3つのシステムのうち最も優れているものを実際に使うことになっています。
どれも優劣つけがたい力作ぞろいです。
見た目の画面は非常に地味ですが、中身はすごーく凝集されています。
Webアプリケーションですが、グループ1と2はJavaで、グループ3はASPで開発しています。
もうひとつ、コンピュータグラフィックス科で使う作品評価システムを開発したグループを紹介します。
作品評価システムドキュメント(一部のみ)
他にもたくさん力作ぞろいですが、残念ながらここで全部は紹介できませんでした。
卒業制作は3人のグループで作業しますが、ほかに一人でソフトの作成研究をする個人研究があります。
この個人研究でもたくさんの力作がありました。
個人研究で、Webアプリケーションの小さなシステム開発に挑戦する学生はもちろんのこと、
いままでこの機会が来るのを待っていたかのようにゲーム作りに熱中する学生も多くいました。
いくつかタイトルだけご紹介します。
JSP/サーブレットとHSQLを使ったWikiPageの作成
Strutsフレームワークを利用した掲示板の作成
C++による全方位2Dシューティングゲームの作成
iアプリ、EZアプリとServlet を使ったテトリスゲームの作成
DoJa環境で作るiアプリ用シミュレーションゲーム
PHPを用いたオンライン予約システム
Javaを用いたシューティングゲーム
Perlによる掲示板の作成
C言語を使用したシューティングゲームの作成
Web開発エンジニアに必要な技術(Ajax、PHP、MySQL・・・)
C++、MFCによるアプリケーションの作成
Javaによる簡易Webブラウザ作成
Javaによるチャットシステム
Javaによるメールクライアント作成
PHPによる書籍管理システムの構築
Visual Basicによるリバージの作成
JSPを用いたオンラインゲームソフト販売システムの作成
Javaによる家計簿管理Webシステムの作成
ASPによる掲示板の作成
Excel VBAを用いた家計簿作成
COBOLによる簡易家計簿ソフト
JavaによるWeb個人写真アルバムカレンダー
Javaによるチャットシステムの構築
ASPによるWeb辞書サイトの作成
Cによる構造体
Javaによるスケジュール管理アプリ
Visual Basicによるスケジュール管理システムの作成
Javaによる普通自動車運転免許学科試験学習ソフト
CSSとJavaScriptを利用したホームページ制作
Amazon Webサービスを使用したRESTとXML
ASP.NETを利用したAJAXの技法研究
Googleガジェットから学ぶカレンダーの作成
携帯Javaアプリケーション
ASPを用いた情報検索システムの作成
携帯Javaによる家計簿アプリの開発
VB.NETによるパズルゲームの作成
Excelマクロを利用した統合管理システム
FLASHで作るシューティングゲームとムービー
Visual Basicを利用したクイズ作成
など、など・・・
全員ががんばって卒業制作、個人研究で成果をあげました。
彼ら全員が、本校本学科で培った力を社会に出て発揮し、
社会人として立派な位置を確保することを願っています。
(つつみが担当しました)
では、これで2008年度の情報システム開発科のブログを終了します。
また来年度もよろしくお願いします。