解決済みの質問
回答ありがとうございます。
タイトルのように「湯島の白梅」ご存知の方へ伺いますが
最後の歌詞で「あかぬ別れの 中空に 鐘は墨絵の 上野山」とありますが、
1.この時の鐘はどう示すか、どうして鐘と出ているのでしょうか。
2.最後の上野山は何か意味が入っていますか。
3.「鐘は墨絵の 上野山」全体的にどういう意味でしょうか。
探しても、意味が分からないので、ご存知の方、教えていただけますか。日本語を勉強している外国のものですが、分かりやすい回答お願いします。
投稿日時 - 2005-11-23 01:56:18
おはようございます。
1.この時の鐘はどう示すか、どうして鐘と出ているのでしょうか。
2.最後の上野山は何か意味が入っていますか。
3.「鐘は墨絵の 上野山」全体的にどういう意味でしょうか。
まとめて回答します。東京の地図をお持ちですか?
湯島は、上野の近くです。そして、上野には、寛永寺という寺院があります。この寺院は、旧徳川家の菩提寺で、江戸や昔の東京では、有数の大寺院でした。上野公園から谷中一帯が境内でした。今もあります。火事などでだいぶ小さくなっていますが。
そこの鐘は有名だったんですよ。「鐘は上野か浅草か」という昔の流行歌があります。浅草は浅草寺ですね。それと並ぶくらいだったんです。
「上野山」は、上野周辺が高台だったのでついた名前、間接的に「寛永寺」のことも指します。
「墨絵の」は、「墨絵のようにきれいな風景の」ということ、朝霧が立ち込める、早朝の風景ですね。今の上野公園一帯は、もっと広くて、木がうっそうと繁っていたんです。お寺の境内ですからね。
だから、「もう夜が開けたけど、まだ別れたくない(いつまでいても飽きない)ああ、でもあの鐘は、上野の山の寛永寺の朝を告げる鐘だな(お坊さんは早起き)、いまごろは朝霧で、きっと墨絵のようにきれいな上野の山の……」というような意味だと思います。
いまも、寛永寺の鐘は残っています。西郷さんの近くです。
ご参考になれば。
投稿日時 - 2005-11-23 08:49:26
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