日本橋のT.K.G
取り立ててご馳走ってわけじゃないんですが、なぜか、ふっと、 食べたくなるものってありますよネ 私にとって、そんな食べ物のひとつに「卵かけご飯」があります。 生卵と醤油の絶妙な味がご飯にうまく絡まって、食べるとなんだか 妙にホっとするんですよネ〜。 最近では卵かけご飯ブームで、専門醤油やフリカケなんかも発売 されてます。 T.K.G.(Tamago Kake Gohan)なんてカッコいい呼び方もあるそうですョ。 …ということで、今回は、電気屋街として有名な大阪市浪速区の日本橋 にある玉子かけご飯専門店「美味卯(びみう)」さんを紹介します。 場所は、電気屋さんが立ち並ぶメインストリートの堺筋のから、 一本入った住宅街の、団地の一階です。 派手な電気屋さんとは対照的に、こちらは、シンプルな店構えですネ。 …では、早速店内へ… 店内も、シンプルっていうか、正直、殺風景な感じかナ カウンターにはこのお店オリジナルの卵かけご飯用のおコメなんかも 置かれてます。 …で、勿論、注文は「卵かけご飯」! 卵、白ご飯、味噌汁の“三種の神器”に香物がついた「美味卯セット (ランチでは390円、夜は500円)」です! 「美味卯」さんでは、初たまご、すずらんの里、蘭王、薩摩赤玉、 白色がんこ村、桜がんこ村の6種類の卵が用意されていて、セットでは、 卵臭さを感じないクリーミーな「白色がんこ村」、「桜がんこ村」の どちらかを選べます。 でも、折角なんで、ちょっとグレードアップして、「初たまご」に変更 してもらいます。 「初たまご」は、鶏が初めて卵を産んでから90日以内のものが選ばれている 珍しい卵なんだそうです。 流石に、「卵かけご飯」だけじゃちょっと寂しいので、サイドメニューの 「鶏のステーキ」と、「豚味噌」、それにビールも注文しときましょう! まず、ビールと一緒に、「アテにもなりますョ」と、先に注文した 「豚味噌」も出されます。 「豚味噌」は、豚肉に味噌、みりん、砂糖などを加えてつくった鹿児島の 伝統的な常備菜。 美味卯オリジナルなんですが、豚のコクのあるうまみに味噌の深みのある 味が加わり、シンプルながら奥深い味わいです。甘めの味付けながら、 ビールに良く合いますネ。 で、ビールをグビグビやっているうちに、「卵かけご飯」が運ばれてきます。 「初たまご」は、小ぶりなんですが、割ると卵黄がこんもり盛り上がり、 濃厚卵白もたっぷりあって、いかにも新鮮って感じです。 このお店では、お米にも拘っていて、新潟県長岡市産の最高級コシヒカリを 毎日精米して炊き上げているそうです。 玉子かけごはんに合わせて固めに炊かれていますョ〜。 味噌汁は、美味しい合せ味噌です。 ではでは、頂きましょう! 卵かけご飯の作り方って、人それぞれなんですが まず、小鉢に割った生卵に醤油を適量入れよくかき混ぜ、 ※ まるみのある醤油でしたョ。 お茶碗の白ご飯に適当な窪みを作って溶きほぐした卵をご飯に作った窪みに 流し込み、卵と飯を混ぜ合わせます。 この作り方のほうが、ご飯に醤油が直接染み込まないし、カラザを取るのも 簡単ですョ。 ※因みに自宅では、お茶碗の白ご飯にダイブさせます。 ご飯と卵の混ぜ方も、好みは千差万別なんですが、私は、混ぜすぎず、ちょっと 白いご飯粒が残るくらいの混ぜ方が好みです。 …で、食べ方はというと 決して、お上品に食べるんじゃなく、ガガっとダイナミック一気にかけこむように 食べるほうが美味しい! …で、ここで遅れて「鶏のステーキ」が登場! サイドメニューの「鶏のステーキ」は、思ったよりボリュームがあります。 表面の皮の部分はカリっとしてて、中はジューシー。これで、330円はなかなかの コスパです。 ほんでもって、卵かけご飯の後半では「豚味噌」を乗っけて食べます。 これまた最高!! …一気に完食で〜す。 「美味卯」さんの卵かけご飯。 ・・・地味なメニューですが、玉子、お米、水、醤油にこだわり厳選したものを使用した 究極の卵かけ御飯です! 新世界や、難波で飲んだあとの〆にもいいですョ〜 ご馳走様でした〜! 【お店情報】 卵かけ御飯専門店 美味卯(びみう) 場 所:大阪市浪速区日本橋5丁目15 日本橋住宅2号館 1F
アクセス:地下鉄堺筋線恵美須町駅下車1-B出口、徒歩約1分 電 話:06-6599-8829 営業時間:昼の部11:30〜14:30(ラストオーダー14:00) 夜の部18:00〜23:00(ラストオーダー22:30) 定休日 :火曜・日曜 |