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国際
北朝鮮、11日に党代表者会 金正恩氏総書記就任か
空席の一つには正恩氏が就くとみられるが、もう一つには正恩氏の叔父、張成沢国防委員会副委員長ら正恩氏の最側近が登用されるとみられている。また、張氏の妻で正恩氏の叔母にあたる金敬姫党部長や、軍に大きな影響力をもつ呉克烈国防委員会副委員長の処遇も注目される。
一方で、金総書記が金日成主席の死後3年間、喪に服し総書記になった前例に従い、今回、正恩氏は政治局常務委員への就任にとどめ、当分の間は事実上のナンバーワンとして活動する可能性も指摘されている。
北朝鮮は金主席の誕生100周年を迎える今月を「強盛国家」の建設に向けた重要な月と位置づけてきた。11日の党代表者会に続いて13日には最高人民会議を開催、15日の金主席の誕生記念行事には各国から客を迎えて盛大な祝賀祭典を開く。12~16日の間に「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルを発射することも予告している。
ミサイル発射は正恩氏の国家指導者正式就任と強盛国家建設の祝砲の意味があるが、北朝鮮はすでに公開したミサイルに加え、一連の行事やミサイルの発射自体も一部海外メディアに公開する。金正恩体制の完成と強盛国家建設の宣伝に最大限利用する考えだ。
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