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国際
北朝鮮、11日に党代表者会 金正恩氏総書記就任か
【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮労働党は11日、平壌で党代表者会を開く。金正日総書記の死去後初の開催で、主要議題の党人事では新指導者の金正恩氏の党総書記就任が有力視されている。正恩氏は13日の最高人民会議でも、国防委員長など国家機構の最高ポストに就任する可能性が高いとみられ、党と国家の最高指導者に就けば金日成主席の誕生100周年(15日)を前に3代世襲の独裁体制が完成することになる。
党代表者会は北朝鮮の最高意思決定機関である党大会に準じた重要会議で、今回が第4回目。2010年9月の前回会議では、正恩氏が党中央軍事委員会副委員長に就任、後継者として正式デビューした。
党機関紙、労働新聞は5日付の社説で正恩氏を「党の首位に頂くことは革命の勝利に向けた決定的保証になる」とし、党最高位の総書記就任を強く示唆した。
党代表者会ではまた、党幹部人事も行われる見通し。中でも最高指導部の政治局常務委員ポストは、前回選出された5人のうち金総書記と趙明録・国防委員会第1副委員長が死去しており、欠員のままだ。
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