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国際
【北ミサイル予告】振り回される沖縄 近づく発射予告期間
2012.4.10 00:15
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「騒ぐだけ無駄」
万一に備える行政や航空業界などに対し、県内では実際に発射された場合の対応に苦慮する声も聞こえる。
石垣市の担当者は「実際に警報が流れた際、その場に待機させればいいのか。屋内に避難させるのか。どこに落ちるのかは雲をつかむような話で、対応は決まっていない」と話す。
発射から沖縄上空を通過するまでの時間は10分前後とされる。渡嘉敷村の担当者も「結局は通常通りの生活を送ってもらうしかない」とあきらめ気味だ。1学期が始まったばかりの学校も同じだ。浦添市は「休校などの措置は考えていない。いつものように授業をする」と話す。宮古島市の学校も同様で、警報を受けても何らかの対応があるわけではない。
間もなく本マグロ漁の時期を迎える八重山漁業協同組合(石垣市)は、組合員約350人に具体的な指示は出さない。担当者は「どこに来るのかも分からないのに何をしろというのか。政府は何の策も出せない。騒ぐだけ無駄だ」と話した。
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