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国際
【北ミサイル予告】振り回される沖縄 近づく発射予告期間
2012.4.10 00:15
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伝達訓練再び
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備される石垣市。5日に総務省消防庁が実施したJアラートの伝達訓練では、市内全34カ所の防災無線でスムーズに警報が流れた。
だが、沖縄本島の南部に位置する浦添(うらそえ)市では、市内24カ所の防災無線で自動的に流れるはずの音声などが出なかった。同様のトラブルは訓練対象の県内26市町村中7市町村で起きた。浦添市が原因を調査したところ、通常、防災無線を使用している消防とのラインに、Jアラートの情報を割り込ませる装置に不具合が見つかったという。市は急遽(きゅうきょ)装置を交換した。
10日には2回目の伝達訓練が行われる。市防災危機管理室は「万全の態勢が整った。市民の不安をぬぐいたい」とする。
一方で、沖縄県内にはJアラートを自動的に防災無線に送る装置がない自治体もある。渡嘉敷村では受信機を24時間態勢で監視して、受信すればすぐに“手動”で防災無線で知らせる。村の担当者は「(他の自治体と比べ)手間がかかり、警報が間に合うのかどうか」と心配する。
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