政治飛んで火に入る「春のハト」…+(2/3ページ)(2012.4.9 23:59

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飛んで火に入る「春のハト」…

2012.4.9 23:59 (2/3ページ)
イランから帰国、記者会見する民主党の鳩山由紀夫元首相=9日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

イランから帰国、記者会見する民主党の鳩山由紀夫元首相=9日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

 「わが国の国益を損失するような事態だけは避けなければならない」

 鳩山事務所がイラン訪問に際し、5日に発表した文書にはこんな文言が記された。実際には鳩山氏が何か言い、何か動く度に国益は失われていく。

 しかも鳩山氏は元首相というだけでなく民主党最高顧問(外交担当)である。いかに本人が「個人」「一議員」を強調し、首相官邸や外務省が鳩山氏を引き留めようとしたことが事実であっても、関係各国は「背後に日本政府の意向がある」と受け止める。

 イランの国営プレスTVは早速、鳩山氏が国際原子力機関(IAEA)について、イランなど特定国を不公平に扱っていると批判したことを伝えた。真偽はともかく鳩山氏がこうしたイランの宣伝工作に利用されるのは火を見るより明らかだった。これでは日本に核拡散防止の意思がないかのようではないか。

 ところが鳩山氏にその自覚はまったくない。そういえば最高顧問への就任直後にはこう述べていた。

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