誰に何をどのように伝えるのか考えるうえで重要なのが、相手がどんな業種、職種の人で、どのくらいの知識があるのかを知ること。「同じ製品を紹介するプレゼンでも、相手によってアプローチ方法は様々」(西脇さん)だからだ。トップエバンジェリストが最も注力しているのも、相手についてのリサーチ。また商談成立に結びつけるためには、現在のセールスステージがどのあたりかや、競合についても知っておく必要がある。 |
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「最もやってはいけないプレゼンは、一方通行で独りよがりなプレゼン」(高橋さん)。こちらが伝えたかったことと、相手が知りたかった情報がミスマッチするという、不幸な結果を避けるためにも、「プレゼンは自分が言いたいことを言う場ではなく、相手が聞きたいことを伝える場」だということを、肝に銘じよう。
相手が何を聞きたがっているのか知るためには、相手の立場や、今どのような課題を抱えているのかを、しっかりリサーチすることが大切。これは、大人数を相手にするセミナーなどの場合も同じ。どんな人が参加するのか、どういうことに興味を持っている人が多いのか、「参加者のリストを事前に入手したり、営業担当者に聞くなど、調べられるだけ調べる」(高橋さん)のが成功の鍵だ。
新しい技術やサービスについてプレゼンする場合は特に、「相手が、どのくらいの知識を持っているのかが重要」(渡辺さん)。カタカナ用語や専門用語など、自分が当たり前のように使っている言葉でも、相手は知らないということもある。相手のレベルに合わせた伝わる言葉で話すのは、プレゼンの基本中の基本と言えるだろう。 |
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