事件「インフル新薬」偽り 1千万円詐欺未遂容疑、日大生逮捕2012.4.9 20:46

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「インフル新薬」偽り 1千万円詐欺未遂容疑、日大生逮捕

2012.4.9 20:46

 新型インフルエンザの新薬開発ビジネスに出資すれば配当が得られると装い、女性から現金1千万円を詐取しようとしたとして、兵庫県警は9日、詐欺未遂容疑で日本大法学部4年、三木玲治容疑者(23)=東京都豊島区=を逮捕したと発表した。

 県警によると、「予防医療投資事業有限責任組合」を名乗って出資を勧誘。同組合による被害は山口、岐阜、群馬各県でも発生しており、県警はグループによる組織的な犯行とみて捜査している。三木容疑者は「詐欺団体とは思っていない」と否認している。

 逮捕容疑は7日、「新薬開発会社に1千万円を出資すれば1600万円にする」などと偽り、神戸市東灘区の女性(86)から現金1千万円を詐取しようとしたとしている。相談を受けた同署員が、女性宅を訪れた三木容疑者を現行犯逮捕した。

 県警は9日、同組合の所在地となっている東京都渋谷区のビルを家宅捜索したが、私書箱しか確認できなかった。

 組合事務員を名乗る男性は、産経新聞の電話取材に「顧客でなければ話すことはない」とコメントした。

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