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2年ぶり入学式に爆弾予告 式は中止に4月9日 14時58分
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9日午前、宇都宮大学の入学式が行われていた会場に、「爆弾を仕掛けた」という電話があったため、新入生たちが避難して式は途中で中止となりました。
不審なものは見つからず、警察は威力業務妨害の疑いで捜査しています。
宇都宮大学では去年、震災の影響で入学式が行われず、9日は宇都宮市文化会館で2年ぶりの入学式が開かれました。
午前10時から始まり、学長が祝辞を述べるなど、予定どおりに進行していましたが、式の途中に「会場に爆弾を仕掛けた。11時に爆破する」という匿名の電話が文化会館に入ったということです。このため大学などで協議した結果、途中で中止することになり、新入生や保護者のほか、別のイベントで文化会館を利用していた人たちも合わせておよそ2200人が建物の外に避難しました。
新入生の1人は「せっかくの入学式なのに残念です。本当にやめてほしい」と話していました。
また、式典で予定されていた演奏が中止になった新2年生は「去年は自分たちの入学式ができず、ことしもこんなことになって悔しい」と話していました。
会場からは不審なものは見つからず、警察は威力業務妨害の疑いで捜査しています。
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