<鳩山元首相>「逸脱発言、一切していない」イランから帰国
毎日新聞 4月9日(月)21時27分配信
イランを訪問していた鳩山由紀夫元首相は9日、帰国後に国会内で記者会見し「今回の訪問で、政府の考えている線を逸脱するような発言は一切していない」と強調した。共同通信によると、鳩山氏はアフマディネジャド大統領との会談で、国際原子力機関(IAEA)がイランなどに不公平な扱いをしていると指摘したとされるが、鳩山氏は会見で「全くの捏造(ねつぞう)だ。(イラン側に)遺憾だと伝えたい」と反論した。
鳩山氏は会見で大統領との会談での自らの発言について「NPT(核拡散防止条約)が核保有国を対象とせず、非核保有国の平和利用を査察するのは公平ではないことは承知しているが、日本は疑念を払うために(IAEAに約50年間協力し)原子力平和利用を進めてきた」と発言したとした。
鳩山氏のイラン訪問には「二元外交になる」などの批判が相次いだが、鳩山氏は会見で「首相経験者として国益にかなう、との思いで行った」と語った。同行者によるとイランでのすべての会談に外務省の駒野欽一駐イラン大使が同席したという。【木下訓明】
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最終更新:4月9日(月)21時27分
- 鳩山由紀夫(はとやまゆきお)
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- 所属院 選挙区 政党:
- 衆議院 北海道9区 民主党
- プロフィール:
- 1947年2月11日生 初当選/1986年 当選回数/8回
- (写真提供:時事通信社)
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