NHK北九州のニュース　北九州放送局

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気球に絡まって落下しケガ

８日午後、福岡市の公園で、熱気球が突風にあおられて浮かび上がり、周りにいた男女３人が熱気球を地上につないでいたロープに絡まるなどして上空に持ち上げられ、高さ５メートルほどのところから落ちて骨折などのけがをしました。８日午後１時頃、福岡市東区の海の中道海浜公園の広場で、マラソン大会のイベントの１つとして体験搭乗が行われていた熱気球が突風にあおられ浮かび上がりました。この際、近くにいた男女３人が熱気球を地上につないでいたロープに足が絡まるなどして一緒に上空に持ち上げられました。
３人は高さ５メートルほどのところから落下し、６４歳の女性と２８歳の男性が骨折、４３歳の男性が打撲のけがをしました。
マラソン大会の主催者によりますと当時、熱気球のゴンドラには一般の乗客とスタッフ３人が乗っていましたが、いずれもけがはありませんでした。
熱気球はマラソン大会のイベントを運営する会社から依託を受けた愛好家の団体があげており、けがをした３人はいずれもスタッフなどでした。
警察は関係者から話しを聞くなどして当時の状況を調べています。現場の公園は海沿いにあり、当時、付近の海上には強風注意報が出されていました。
事故を目撃した愛好家団体の会長の男性は「突風で熱気球があがり、押さえ込んでいたスタッフが手を放すタイミングが遅れて持ち上げられた。上空で手を放して降りようとしたところに足がロープに絡んで回転しながら落ちた。みんな驚いていた」と話していました。

04月08日　18時43分

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