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東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれきについて、受け入れに積極的な姿勢を示している金沢市の山野之義市長宛ての脅迫状が金沢市役所に届いていたことが3日、市などへの取材で分かった。「がれきを受け入れたら殺す」との内容が記されており、石川県警が脅迫容疑などで捜査する。
市などによると、脅迫状が届いたのは2日午前。はがきの表に市役所の住所と山野市長の名前が手書きで記され、裏面には、手書きと、一部が切り貼りされたような文字で市長を脅迫する文言が書かれていた。送り主の名前などは書かれていないという。
山野市長は3月、がれきの受け入れに前向きな姿勢を表明。市は4月中に放射性物質などに詳しい有識者らで構成する検討会を設置する方針を決めている。(共同通信)