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鳩山元総理 イランを訪れ外相と会談
4月8日 2時26分

民主党の鳩山元総理大臣は、核開発を続けるイランを訪れてサレヒ外相と会談し、核開発問題を巡って、来週開かれる予定のイランと欧米側との交渉では柔軟に対応するよう求めました。

民主党の鳩山元総理大臣は、7日、イランの首都テヘランを訪問し、核開発問題についてサレヒ外相と会談しました。
この中で鳩山氏は、「日本は戦争と原発の事故と、2回、核の被害を受けた国であり、核の被害の悲惨さを経験している。イランには、核兵器の開発は行わないでいただきたい」と述べました。
これに対してサレヒ外相は、「そもそもイランには核兵器の開発を行なう意図はない。信頼してほしい」と述べ、改めて核兵器開発の疑惑を否定しました。
そして、核開発問題を巡って、来週、1年3か月ぶりに再開されるイランと欧米など関係6か国との交渉について鳩山氏が、「対話を通じて問題を解決することが重要であり、イランは交渉では柔軟な対応をお願いしたい」と述べたのに対し、サレヒ外相は、「イランも来週の交渉は、大変重要な意義があると思っている」と述べました。
鳩山氏は、今回のイラン訪問は日本政府の要請ではなく議員の立場での個人的な活動としており、8日はアフマディネジャド大統領と会談することになっています。

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