【北京=大越匡洋】中国の華僑向け通信社、中国新聞社は4日までに、民主化運動への対応などが「ブルジョワ自由化」放任として批判され、1987年に失脚した故胡耀邦元共産党総書記を追慕する記事を配信した。民主化運動を武力鎮圧した89年の天安門事件は、急逝した胡氏の追悼をきっかけに始まっただけに、中国のメディアが胡氏を評価するのは珍しい。
現在の胡錦濤国家主席は党青年組織、中国共産主義青年団(共青団)を権力基盤とし、同じく同団の第1書記を務めた胡耀邦氏に目をかけられた。中国共産党は2005年に胡耀邦氏の生誕90周年の記念座談会を開いたが、胡錦濤指導部の最終年に当たる今年、胡耀邦氏の再評価を一段と進める可能性もありそうだ。
記事は、祖先を供養する祝日「清明節」の連休に合わせて3日付で配信。江西省共青城の胡氏の墓に年30万~40万人の観光客や市民が訪れていると指摘。「(胡耀邦氏は)偉大な人だ」など墓参者の言葉を紹介した。
胡耀邦、中国新聞社、胡錦濤
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