岩国錦帯橋空港（愛称）の運航管理業務に当たる国交省大阪航空局の岩国空港事務所が発足した。本年度開港する空港敷地内に設ける庁舎は建設中のため、当面は岩国市今津町の岩国商工会議所ビルの一室に仮住まいし、関係機関との調整業務を行う。

　このほど、山岡伸匡管理課長たち４人が業務を開始。通信機器などの庁舎への設置準備や、事故の際に警察や消防、医療機関と対応について協定を結ぶ調整などを進める。

　開港後は職員９人で運営。航空管制運航情報官５人が飛行計画の審査や受け付け、運航監視などを担当する。管理課員３人は不法侵入者対策など空港の管理業務をする。航空管制は米海兵隊岩国基地が行う。

【写真説明】岩国商工会議所ビルの一室を借りて業務を始めた岩国空港事務所の山岡課長（左から２人目）たち