放送するたびに視聴率が下がっていく、NHK大河ドラマ「平清盛」。去る4月1日の視聴率も、前回の12・6%を下回る11・3%と同番組のワースト視聴率、さらに歴代低視聴率2位を記録した。
当日の裏番組がサッカー「なでしこJAPAN対アメリカ」、「フィギュアスケート女子フリー」と強力だったこともあるのだろうが、これほど視聴者離れが顕著な大河も珍しいといえる。
歴代の大河ドラマの中で、平均視聴率が10%台という番組は少なくない。とはいえ、ほとんどが10%後半の数字で、平均視聴率ワースト1位は、1994年の「花の乱」(市川森一作。主演:三田佳子)の14・1%。 また、この番組は1話あたりの最低視聴率10.1%という不名誉な記録も保持している。 このまま下降線をたどれば、「平清盛」が「花の乱」を抜き、ワースト記録を更新する可能性も時間の問題。ひとケタ台に転落することも考えられる。
ちなみに4月8日の裏番組は、「ザ!鉄腕!DASH!! 2012春はあけぼの!2時間SP」「シルシルミシルさんデー 2時間スペシャル」「爆笑問題の世界の日本人妻は見た!海外生活真相リポート どゆこと?異国の珍体験」など、人気タレント、芸人による春の特番がめじろ押し。清盛は並み居るライバルたちを蹴散らし、視聴率を奪回することができるか?(編集担当:吉岡さとみ)
著作権は株式会社サーチナに属します。
© 2012 Searchina Co.,Ltd. All Rights Reserved.