飲酒運転:出勤時の摘発増 県警が調査 /沖縄

2012年04月07日

 県警交通部は6日、2011年の飲酒運転実態調査結果を発表した。午後10時から午前4時までの深夜帯での摘発人数は減少したものの、午前6時から9時までの出勤時間帯での摘発人数は増加した。依然として二日酔い運転が横行している現状が浮き彫りとなった。昨年の飲酒運転で摘発された人数は10年より319人減少の1920人。実態調査を開始した03年以降2番目に少ない数値となったが、全国で2番目に多い数値となった。飲酒運転がらみの事故は22年間全国一多い。

 調査は、飲酒運転で摘発された人を対象に実施。1920人中1528人が回答した。最も摘発された人が多い時間帯は深夜で、摘発された人の割合は42・6%。次いで出勤時間帯が18・7%と多い。最も少ないのは午後5時から午後8時までの帰宅時間で6%。午後8時から午後10時までの夜間帯は7・5%だった。

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