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磐梯吾妻スカイライン 再開
4月8日 15時30分

冬の間、閉鎖されていた福島市の「磐梯吾妻スカイライン」の通行が再開され、観光客らが車で雪の壁の間を通り抜ける「雪の回廊」を楽しみました。

「磐梯吾妻スカイライン」は、福島県と山形県の県境にそびえる吾妻連峰を南北に走る全長28.7キロの道路で、雪の壁の間を走り抜ける「雪の回廊」で知られてます。
去年は、震災と原発事故の影響で除雪のための燃料が確保できず、春の通行再開が20日間、遅れましたが、ことしは例年どおりの再開となり、記念の式典では、関係者およそ80人が通行の再開を祝いました。
仙台市から来た柳谷哲也さんは「再開直後に来たことはなかったので雪の回廊の高さが何メートルあるのか楽しみです」と話していました。
そして、合図の花火が鳴らされると160台余りの車が「雪の回廊」を目指して次々と料金所を出発しました。
道路にはまだ雪が残って滑りやすくなっていて、道路を管理する福島県道路公社は、チェーンを用意するなどの対応を呼びかけています。
「磐梯吾妻スカイライン」は、普通車で1570円などと本来は有料ですが、去年とことしは震災で落ち込んだ観光客を呼び戻そうと無料となっていて、雪の回廊は5月の大型連休のころまで楽しめるということです。

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