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“前衛的な生け花” 中川幸夫さん死去4月7日 23時1分
流派に属さず、枯れた花びらや野菜などを使った前衛的な作品で知られた生け花作家の中川幸夫さんが、先月30日に老衰のため亡くなりました。
93歳でした。
中川さんは香川県丸亀市で生まれ、20代のときに生け花の流派の池坊に入門して生け花を学びました。その後、脱退して流派に属さずに創作活動を始め、アスパラガスなどの野菜や枯れた花びらを使うなど、自由で大胆な作品を次々に発表しました。
平成14年には、新潟県で空から20万本のチューリップの花びらをまき、舞踏家の故・大野一雄さんが踊るパフォーマンスを披露して話題を集めました。
中川さんは書道やガラス工芸も手がけ、各地で個展を開くなどの活動を続けていました。
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