フライトレコーダー
テーマ:Firefox
2012-03-15 02:48:00
えみりのフライトは、今日も無事に終わりましたの……。
Biscuit
Firefoxで飛行をしていると、履歴やCookieなどの情報がどんどん記録されていきます。
そう、フライトレコーダーのような感じで。
”事故”があった時には、重要な手がかりになることもありますが、無事で何事もなければ、削除してしまえばよいのです。
こうしたCookieの中には、削除しても支障のないものも多数ありますが、これらを個別に削除するのは非常に手間がかかります。
Firefox単体でも”Cookieを受け付ける・受け付けない”は設定できますが、 単純に”受け付けない”設定にすると、まともに見られなかったり、ログイン時に不具合が出るサイトも存在します。
Firefoxに「Biscuit」というアドオンをインストールしておけば、Cookieマネージャに”保護”または”不要”オプションを追加し、ここでチェックされたクッキーだけを残したり削除したりすることができるようになります。
ログイン情報用Cookieのみを残し、トラッキングCookieは削除することが可能なため、 快適なブラウジングが可能です。
Biscuit:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。
インストールが完了すると、Cookieマネージャ内のクッキー一覧部に”保護”というオプションが追加されます。
各クッキーを選択し、この”保護”部分をクリックするとチェックマークが入り、黄色くハイライトされます。

この後、Cookieを全て消去しても、チェックを入れたCookieだけは残ったままになります。

また、Cookieマネージャ内下部には[×]ボタンが追加され、これをクリックすることで保護を一時的に解除できるほか、上部の”オプション”ボタンでアドオンのオプション設定画面を開くことができます。
オプションウィンドウ内では、以下のような設定が可能となっています。

”不要なクッキーを選択する”にした場合は、チェック部が”不要”表記となり、チェック[×]を入れると赤くハイライトされます。

この場合、全消去などを実行しても、”不要”マークの付いたクッキーのみ削除されます。
このように、簡単な操作で残すCookie、捨てるCookieを選択しながらコントロールすることができます。
これがあれば、利便性を損なうことなくCookieを整理することができそうです。
History Deleter
Firefoxで飛行をしていると、訪問した履歴が自動的に記録されていきます。
この中には、置いておきたくない履歴や、もうアクセスする必要の無い履歴なども含まれているでしょう。
必要なものを残しつつ、こうした履歴を個別に消去するのは非常に面倒です。
このような理由から、Firefox標準の”最近の履歴を消去”機能で消去している方も多いのではないでしょうか。
できれば、必要な履歴とそうでない履歴を分別して削除したいものです。
「History Deleter」を使うと、ユーザがセットしたURLやサイト名、経過日など、ある一定の条件にマッチした履歴のみを抽出して消去することができます。
これを使うことで、条件外の履歴は残しておき、人に見られたくない履歴や不要な履歴などを簡単に削除できます。
History Deleter:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。
アドオンをインストールしたら、まずは”アドオン” → ”History Deleter 設定”を開き、条件を設定しましょう。
オプションウィンドウは以下のようになっており、”追加”ボタンをクリックして、”ルールを編集”画面で各種条件を設定します。

設定できる条件は
☆URL、またはキーワード
☆ページをX日以上前に表示
☆2回以上表示したページのみ
☆デッドリンクのみ
例えば、上記のように”ameblo”というキーワードが含まれた履歴を消去するように設定し、”このルールで試行”をクリックすれば、消去される履歴の一覧を別ウィンドウで確認できます。

確認後、または確認なしで”今すぐ実行”をクリックすれば、履歴が消去されます。
☆実行前

☆実行後

また、”Firefox終了時”、”履歴の件数が一定以上”になれば自動的に実行することも可能です。
ルールは複数パターンでセットしておくことができますので、不要なキーワードや残したくないURLを適宜登録しておくとよいでしょう。
BetterPrivacy
「BetterPrivacy」は、Biscuitでは削除できない”秘密cookie”であるFlash Cookie(正式にはLocal Shared Objectと言います)を削除するアドオンです。
特定のFlash Cookieだけを残したり、時間で削除するなどの機能があります。
BetterPrivacy:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。

すべてのFlash Cookieを削除したい場合は、設定も必要ありません。
ただし、この方法では、Flashアプリの設定やセーブデータで続きから遊べるFlashゲームなどが、Flash Cookieを使用している場合、それらのデータも消えてしまいます。
もし、特定のFlash Cookieを残しておきたい場合は、BetterPrivacyの設定で保護することができます。
Firefoxの”アドオン” → ”BetterPrivacy” → ”設定”を選択してください。
設定画面が表示され、現在パソコンに保存されているFlash Cookieの一覧が表示されます。

Flash Cookieの一覧から、自動削除して欲しくないCookieを選択してメニューの”Prevent automatic LSO deletion”をクリックします。
すると、そのFlash Cookieのstats欄が”Protected Folder”に代わり、Firefoxの終了時などに自動で削除されなくなります。

もし、保護を解除したい場合は、先ほどと同じようにFlash Cookieを選択して、”Allow automatic LSO deletion”で保護を解除できます。
どのCookieが保護したいデータに該当するかは、”Full path”の欄に書いてあるファイルまでのパスに含まれるURL名を参考にしてください。
保護に設定しているCookieは”Edit Protection List”からも自由に追加・編集・削除ができます。
BrowsingFox
フライトレコーダーとしては、Firefox標準の”履歴”機能でも十分なのですが、それを補足するために、BrowsingFoxを追加しました。
Firefoxで飛行したサイトの訪問時刻と滞在時間を記録します。
開いているページの訪問時刻と滞在時間をアドオンバーに表示します。
”ツール”メニューから”BrowsingFox”を選択すると、記録されているページを確認できます。
BrowsingFox:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。
・アドオンバーの右端に開いているページの閲覧時間が表示されます。

・ページの記録は"ツール" → ”BrowsingFox”より確認できます。

・ページはURL、ドメイン単位で記録されます。

私は、400時間(16.6日≒17日)に設定しています。
この数字は余裕の見すぎかもしれませんが、経験的に最適値を見いだす必要があるので、あえて長めに設定しています。

参考にしたサイト
Mozilla Re-Mix: 特定のクッキーを削除しないように保護することができるFirefoxアドオン「Biscuit」
Mozilla Re-Mix: URLや訪問日など指定条件にマッチした履歴だけを一括削除できるFirefoxアドオン「History Deleter」
Flash Cookieの削除方法
Biscuit
Firefoxで飛行をしていると、履歴やCookieなどの情報がどんどん記録されていきます。
そう、フライトレコーダーのような感じで。
”事故”があった時には、重要な手がかりになることもありますが、無事で何事もなければ、削除してしまえばよいのです。
こうしたCookieの中には、削除しても支障のないものも多数ありますが、これらを個別に削除するのは非常に手間がかかります。
Firefox単体でも”Cookieを受け付ける・受け付けない”は設定できますが、 単純に”受け付けない”設定にすると、まともに見られなかったり、ログイン時に不具合が出るサイトも存在します。
Firefoxに「Biscuit」というアドオンをインストールしておけば、Cookieマネージャに”保護”または”不要”オプションを追加し、ここでチェックされたクッキーだけを残したり削除したりすることができるようになります。
ログイン情報用Cookieのみを残し、トラッキングCookieは削除することが可能なため、 快適なブラウジングが可能です。
Biscuit:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。
インストールが完了すると、Cookieマネージャ内のクッキー一覧部に”保護”というオプションが追加されます。
各クッキーを選択し、この”保護”部分をクリックするとチェックマークが入り、黄色くハイライトされます。
この後、Cookieを全て消去しても、チェックを入れたCookieだけは残ったままになります。
また、Cookieマネージャ内下部には[×]ボタンが追加され、これをクリックすることで保護を一時的に解除できるほか、上部の”オプション”ボタンでアドオンのオプション設定画面を開くことができます。
オプションウィンドウ内では、以下のような設定が可能となっています。
”不要なクッキーを選択する”にした場合は、チェック部が”不要”表記となり、チェック[×]を入れると赤くハイライトされます。
この場合、全消去などを実行しても、”不要”マークの付いたクッキーのみ削除されます。
このように、簡単な操作で残すCookie、捨てるCookieを選択しながらコントロールすることができます。
これがあれば、利便性を損なうことなくCookieを整理することができそうです。
History Deleter
Firefoxで飛行をしていると、訪問した履歴が自動的に記録されていきます。
この中には、置いておきたくない履歴や、もうアクセスする必要の無い履歴なども含まれているでしょう。
必要なものを残しつつ、こうした履歴を個別に消去するのは非常に面倒です。
このような理由から、Firefox標準の”最近の履歴を消去”機能で消去している方も多いのではないでしょうか。
できれば、必要な履歴とそうでない履歴を分別して削除したいものです。
「History Deleter」を使うと、ユーザがセットしたURLやサイト名、経過日など、ある一定の条件にマッチした履歴のみを抽出して消去することができます。
これを使うことで、条件外の履歴は残しておき、人に見られたくない履歴や不要な履歴などを簡単に削除できます。
History Deleter:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。
アドオンをインストールしたら、まずは”アドオン” → ”History Deleter 設定”を開き、条件を設定しましょう。
オプションウィンドウは以下のようになっており、”追加”ボタンをクリックして、”ルールを編集”画面で各種条件を設定します。
設定できる条件は
☆URL、またはキーワード
☆ページをX日以上前に表示
☆2回以上表示したページのみ
☆デッドリンクのみ
例えば、上記のように”ameblo”というキーワードが含まれた履歴を消去するように設定し、”このルールで試行”をクリックすれば、消去される履歴の一覧を別ウィンドウで確認できます。
確認後、または確認なしで”今すぐ実行”をクリックすれば、履歴が消去されます。
☆実行前
☆実行後
また、”Firefox終了時”、”履歴の件数が一定以上”になれば自動的に実行することも可能です。
ルールは複数パターンでセットしておくことができますので、不要なキーワードや残したくないURLを適宜登録しておくとよいでしょう。
BetterPrivacy
「BetterPrivacy」は、Biscuitでは削除できない”秘密cookie”であるFlash Cookie(正式にはLocal Shared Objectと言います)を削除するアドオンです。
特定のFlash Cookieだけを残したり、時間で削除するなどの機能があります。
BetterPrivacy:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。
すべてのFlash Cookieを削除したい場合は、設定も必要ありません。
ただし、この方法では、Flashアプリの設定やセーブデータで続きから遊べるFlashゲームなどが、Flash Cookieを使用している場合、それらのデータも消えてしまいます。
もし、特定のFlash Cookieを残しておきたい場合は、BetterPrivacyの設定で保護することができます。
Firefoxの”アドオン” → ”BetterPrivacy” → ”設定”を選択してください。
設定画面が表示され、現在パソコンに保存されているFlash Cookieの一覧が表示されます。
Flash Cookieの一覧から、自動削除して欲しくないCookieを選択してメニューの”Prevent automatic LSO deletion”をクリックします。
すると、そのFlash Cookieのstats欄が”Protected Folder”に代わり、Firefoxの終了時などに自動で削除されなくなります。
もし、保護を解除したい場合は、先ほどと同じようにFlash Cookieを選択して、”Allow automatic LSO deletion”で保護を解除できます。
どのCookieが保護したいデータに該当するかは、”Full path”の欄に書いてあるファイルまでのパスに含まれるURL名を参考にしてください。
保護に設定しているCookieは”Edit Protection List”からも自由に追加・編集・削除ができます。
BrowsingFox
フライトレコーダーとしては、Firefox標準の”履歴”機能でも十分なのですが、それを補足するために、BrowsingFoxを追加しました。
Firefoxで飛行したサイトの訪問時刻と滞在時間を記録します。
開いているページの訪問時刻と滞在時間をアドオンバーに表示します。
”ツール”メニューから”BrowsingFox”を選択すると、記録されているページを確認できます。
BrowsingFox:インストール方法
1:インストールする許可を求めてきたら、”許可”ボタンをクリックしてください。
2:”今すぐインストール”ボタンをクリックしてください。
3:”今すぐ再起動”ボタンをクリックしてください。
・アドオンバーの右端に開いているページの閲覧時間が表示されます。
・ページの記録は"ツール" → ”BrowsingFox”より確認できます。
・ページはURL、ドメイン単位で記録されます。
私は、400時間(16.6日≒17日)に設定しています。
この数字は余裕の見すぎかもしれませんが、経験的に最適値を見いだす必要があるので、あえて長めに設定しています。
参考にしたサイト
Mozilla Re-Mix: 特定のクッキーを削除しないように保護することができるFirefoxアドオン「Biscuit」
Mozilla Re-Mix: URLや訪問日など指定条件にマッチした履歴だけを一括削除できるFirefoxアドオン「History Deleter」
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