ナイスした読書家さんと感想
悪くはないと思う。むしろ出来は良い。流石の有川浩料理が上手い。でも、これ、別に有川浩が書かなくても良いよね(苦笑)なんか別に、全然違う作者でも、むしろそっちの方が、変な期待だとか先入観持たずに読めたのかも。と思うと、期待してたものとは違う、いつもの有川印とは違う、なんかがあったのかな。悔しいことに、それがなんなのかを、言語化出来る術をもってない。ああ、語彙が欲しい。 ★★★☆☆
「この物語はフィクションです。しかし、高知県庁におもてなし課は実在します。」こんなアナウンスで始められたら読むしかないでしょう。売り出しにはキャッチコピーが必要だ、なんて。この本で実現されてるじゃないか!しかも、それにまんまと乗っちゃう。パラグライダーとか、好きに休んで行ってとか、もう頭の中が高知県になったぁ…こうやって宣伝ちゃうなんてかっこよすぎるでしょ…。グタグタだった本の中の「おもてなし課」もみんなかっこよくなってくれちゃって…本当に天然で読者タラシですよ、しかも、乗せられて悪い気がしない。
素晴らしき地元愛。始めの苛々から一転、空を漂い自由に飛び回る彼等にすっかり持って行かれた。高知復興に向けた観光計画。でもそれは各地方にも、各個人にも置き換えることが出来る。仕事をするにも恋愛をするにも、自己プロデュース力がものを言う。自身の武器を、弱点を知っているか。相手の目線で考えることが出来るか。それらを踏まえながら、大勢に向け、意見を明確に述べることの難しさ。民間人でも十分見直す価値あり。観光客を見る度、何でこんな何も無い所に、と思っていた自分を恥じた。おもてなしマインド、私も是非受け継ぎましょう。
いつもながら有川さんの本には、はずれがなく安心して読めます。今回は、『ゆず、香る』でもでてきた馬路村なども含め高知県の各地が紹介され、有川さんの高知県観光特使の役割と郷土愛あふれた観光小説であり、掛水と多紀、吉門と佐和の二組の、いつものように糖度が十分な恋愛小説でもあり、また県庁職員の仕事ぶりが垣間見えるお仕事小説でもあり、そして主人公たち県庁職員の成長譚という大変欲張りな小説でした。高知県から外にでない小説なので当然ですが、“土佐弁”は新鮮でした。ただ、『県庁おもてなし課』の本屋大賞辞退は残念です。
吉門さん、仕事はチャキチャキなのに、恋愛はグダグダ(笑)でも、決めゼリフはストレートで、わたしはイチコロです。高知は毎月遊びに行くほど大好きな土地。わたしの恋も元気にしてほしいなー(笑)
著者の限りない高知への愛情が感じられる、ガイドブック以上に高知に行ってみたくなる小説。甘さ控えめながらしっかりと恋愛シーンも織り込まれ、それでいて公務員意識への批判など硬めのテーマも忘れていないのは、いかにもこの人らしい。説教臭い男に気の強い女と毎度お馴染みのキャラクターなのに好感がもて、サクセスストーリーなのですっきり読める。期待を裏切らない面白さ。
図書館シリーズのように架空の設定や驚きの展開ではなくて、現実味あるお話でした。県庁というお堅い環境で、素直な主人公が成長していく様を爽やかスイートテイストで包んでいるので読みやすいですね。
いや~面白かったです。おもてなし課って、課があるのですね。なんとも可愛いらしいネーミングです。有川さんの地元愛が、溢れてました。高知県行ってみたいです。あとがきにもありましたが、地方の観光が、元気になるといいですね。そして、有川さんの書くおじさん達のかっこいい事!そして、吉門は、ドストライクでした。この小説を通して、色々と、お勉強も出来、良かったです。
恋愛要素のみにとどまらず、ツンデレ有川節炸裂の一冊。最初、喬介の激しい上から目線に「ナンダコレ?」と不快感を覚えてしまいましたが、考えの根っこがしっかりしていて、読ませる実力も健在、お見事。小学生の夏休み、祖父母の住む岡山・倉敷で「土曜夜市」に行ったことを思い出しました。安定感ある有川ブランドですが、文章の言い回しや強引さに、正直食傷気味★面白かったけど、悪意なき善意って、時として凶器にもなりうる気が…。一途さもあざとさに思えてしまうのは、私が頑ななせいかな。高知に限らず、四国はとっても大好きな場所です。
アキ
この辺で、有川作品はちょっとお休みします<(_ _)> 予感めいたものは以前からあったかもしれません。この本の終盤で、「鉄板」小説としての満足感を味わいながらも、少しの「?」が頭をもたげてきました。仕事やいろいろな事に紛れて、うまく言葉にならないままでしたが、ゆめわかばさんのコメントに会って、思いを確かなものにしました。
ナイス!
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12/14 16:06
この辺で、有川作品はちょっとお休みします<(_ _)> 予感めいたものは以前からあったかもしれません。この本の終盤で、「鉄板」小説としての満足感を味わいながらも、少しの「?」が頭をもたげてきました。仕事やいろいろな事に紛れて、うまく言葉にならないままでしたが、ゆめわかばさんのコメントに会って、思いを確かなものにしました。
はこちゃん(ゆめわかば改め)@灯れ松明の火
アキさん>作品のカラーは変わらなくても、読み手側が変わっていくこともありますよね。読書メーターを始めた時点から、私の読書傾向や好みも色々変化してきました。そういうことを楽しむのも読書の醍醐味ですよね。私もお休み…と言いながら、新作を図書館で予約したような…なんやかんやで気になっちゃう有川作品おそるべし。早くこのスパイラルから逃れたいのに(笑)。
ナイス!
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12/14 19:13
アキさん>作品のカラーは変わらなくても、読み手側が変わっていくこともありますよね。読書メーターを始めた時点から、私の読書傾向や好みも色々変化してきました。そういうことを楽しむのも読書の醍醐味ですよね。私もお休み…と言いながら、新作を図書館で予約したような…なんやかんやで気になっちゃう有川作品おそるべし。早くこのスパイラルから逃れたいのに(笑)。
最初は、いかにも「お役所!」といった感じのおもてなし課&掛水が、どんどん積極的になり輝いていく様子がとても魅力的でした。途中で止められずつい一気読み。有川作品としては糖度低めですが、少しずつ近づいていく二人の距離がもどかしいようなくすぐったいような不思議な気持ちでした。高知、行ってみたいなぁ。
高知県、行ったことありません。どんなところなんだろう。そういえば四国/九州は行ったことないな。この本を読むと行ってみたくなります。以前、NHKで高知の山奥でラフティングっていう番組やってました。吉野川上流?四万十川?宿の料理は全て地の物。まったりしていて、ゆっくり流れる時間は羨ましい。けど高知に限らず地方は客を呼ぶって難しいことなんだろうな。どこまで実話でどこからが創作なのか解らないけど。とはいえ県庁が、おもてなし課がこの内容で良くOKを出したねえ。高知県民は懐が深いのかな。有川本らしく甘くて面白かった。
気持ちのいい本だよなあ。別段自分にMっ気がある訳じゃあないが、吉門にずばずばと的確に叱られていると、どうしようもない快感に包まれる。話の筋を追う内に増し、後半戦が始まりました、といった位でピークに達するイライラ・ウズウズは有川さんの名人芸。有川さん、人間を苛つかせる文章の心得でも持っているのかしらん。読後は得も言われぬ充実感。なにか自分も成長したような気が。まあ全然していませんが。アレだな、中学で生徒会長やってた頃に読んでたら絶対に中二的影響を受けてたな。後輩相手に吉門の真似なんかをしてさ。強影響小説也。
保守的で前例ばかり気にする県庁が悪者?有川さんが故郷をテーマに吉門と作者の性を男女すり替えたいかにも実話っぽい話。冒頭にフィクションと断ってるあたりが怪しい。多紀ちゃん可愛いし佐和ちゃんは「はちきん」でこれまた可愛い心温まる話。作中ダメだった県HPだが今は名刺で入れる観光施設一覧や観光特使一覧表は298名でもちろん有川さんは入っている。高知県広報公聴課ツイッター「おもてなし課」情報発信!だとかトイレマップとか本で書かれたことが着々と実施されていていい意味でこの本は高知県広報誌になっている。他県職員必読書。
図書館本。はいきた!!!果っっってしなく面白い!!!もう文句などありません。グダグダだったおもてなし課の成長と、掛水と多紀ちゃんの不器用な恋愛と、そして読者を迎える高知の雄大な自然。内容もさることながら、装丁も素晴らしい。抜けるような青に映える緑。そして二人の姿。もう御馳走様でしたとしか言えません。これは自分で買うしかない!
KEI
僕も貯めてた新着ナイスを間違ってクリックしてしまいまして、みんなの感想を読んでてカインズさんの吉門節(?)に惹かれましたww その日のうちにコメント返し、さすがですねwww
ナイス!
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12/03 08:55
僕も貯めてた新着ナイスを間違ってクリックしてしまいまして、みんなの感想を読んでてカインズさんの吉門節(?)に惹かれましたww その日のうちにコメント返し、さすがですねwww
マサキ@灯れ松明の火&SR推進委員会!
KEIさんだぁ(*⌒▽⌒*)ナイスありがとうです♪♪♪有川先生の女気(?)にほだされて、珍しくハードカバーでの購入本なのです☆もちろん、震災後に復活した馴染みの書店にて購入したのであります♪
ナイス!
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12/03 17:28
KEIさんだぁ(*⌒▽⌒*)ナイスありがとうです♪♪♪有川先生の女気(?)にほだされて、珍しくハードカバーでの購入本なのです☆もちろん、震災後に復活した馴染みの書店にて購入したのであります♪
普段『これだからお役所仕事は…!』と思わされることはちょいちょいありますが、こうも意識が違うのかと改めて思いました。この本は役所勤めの人全てに読んでもらいたいかも。感覚の違いを知って欲しい(笑)。高知には10年位前にちょっと行ったけど、今思うと、もっと面白い所が一杯あったんだろうなぁ…という印象。改めて高知にじっくり行ってみたくなりました
噂には聞いていたけど、溢れんばかりの郷土愛てんこ盛り(爆)☆小説でこんなことできるのね~♪実際に存在する高知県『おもてなし課』☆有川氏に大使を依頼したことが発端☆まさにそれが小説として展開する☆民間の声を真摯に受け止めていると思っていた掛水クンの奮闘記☆同類項で括られたガチガチのお役所人間達をどのようにフツウ感覚へ誘うか!さすが有川!これって小説に非ず、自治体のバイブル(笑)それにしても多紀ちゃん、佐和ちゃん、女子2人、ようけ頑張っちょるき!ここにお約束の甘~いストーリーも2本立て☆大団円と相成りました♪
★8 有川浩らしさが強くでている作品。「県庁」という題材が題材なだけに明確な終着点を作るのが難しいようで、大きく感情をゆさぶられることがなかった。しかし、地方自治体の問題点や生かし方の現状把握とそれを自然な形で小説に丁寧に織り込んでいく力量には感心してしまった。この小説を読んだら、高知県に行きたくなるもんなぁ・・・。見事な地元貢献だと思いました。
光ある 高知に行って みたくなる
面白かった。久しぶりにじっくり高知で休暇を過ごしたくなった。もちろん滞在先は「民宿きよとう」で。言葉の指摘は一ヶ所だけさせて欲しい。268ページの「クレジット」。
久し振りの有川さんテイスト 完読、感動、「まっこと、小説は面白いぜよ!」(笑) お約束の「オトコマエ女子」に「へたれ男子」、完熟マンゴー顔負けの糖度全開Love、そして今回は有川さんの溢れる郷土愛と父親自慢もアクセントに (^_^)v 気になるのは、「・・・その一言は飲み込む」とか感情表現まで書きすぎて、読者の想像の芽摘んでません!? あはは <(^_^;
高知県に実在するおもてなし課を舞台とする有川浩の最新作。現実とリンクさせながらも、有川は現実に縛られず、軽やかに飛び跳ねながら、やがてはその現実を牽引すらしていく。ここに物語の力があるからだ。地域活性のHow Toものに終わらず、お約束の甘い恋愛エピソードも健在。しかも、サービスとしてあるのではなく、そこにも力が目一杯入っているからこそ、登場人物の恋愛に、やがて泣かされるのだ。実在の部署でありながらも、高知に閉じず、どこの地域にもある問題として照らすことで、いつしか私達の物語となっていく。
高知県にすごく行きたくなったし、自分が住む県のいい所をいっぱい探したくなった♪周りに支えられながら少しずつ成長していくおもてなし課のがんばりが爽やかでよかった。高知弁かわいかったけど、自分になじみのない方言ってこんなに読みにくいんですね…
お役所相手にしてると出てくる不満がホントに共感できるくらいイライラ・・・。それに応える掛水がかっこよくなっててって、未来への展望が理想だけどいつかそこに行きついて見せるってイメージでホントにいい。二組のカップルも結局両思いのラブラブに落ち着いたしね。ただし、パンダ・・・地元、和歌山には日本で一番多くのパンダがいるのに観光の目玉になりえなかった…。orz おもてなしマインドが欠如してるのかねぇ…単純に東京から唯一日帰りできない県(関空出来るまで)と言われたこの南端の県には…交通インフラもやっぱ大事だよー
出たぁ!!!鑑みる!恋愛沙汰の言い訳が含まれた説明!?。今回は恋愛の言い訳が少なかった分、イライラせずに読めました。高知には旅行したことがあり、桂浜の景色だけで満足しましたよ。観光を勧めるにはちょっとした意識を持つだけで変わっていくんだな。と実感。でも公務員の意識は公務員中心で。。。公務員改革の気持ちを込めて、ドラマ化して欲しいナ。
有川浩は好きな作家の一人です。 好きな作家の新刊を読めるのはほんとに幸せですなぁ。 今作も相変わらずの有川節でするする読めて満足満足。 有川作品は説得力がありますよね。 呼んでいてなるほど~とか確かに~とかつぶやいてしまいます。
有川さんらしい作品でした。前向きで打たれ強い主人公、ズバズバと的確に駄目出しをしていく登場人物、可愛いく芯が強い女性たち、そしてなによりベタで激甘な恋愛モード、舞台は変れどもこのパターンの作品が多いような気もしますが、断じてつまらない訳ではなく、今回は高知県県庁おもてなし課を舞台に、お役所仕事の遅さ甘さにイライラし、でも成長していく姿に応援し、なにより高知県の魅力に触れ、高知に行きたくなってきた。
いるいるいるいる、前半のお役所仕事の公務員。こんなのまだマシ、10時と3時に1時間お茶して4時に退庁の用意、日中はあくびばっかり(もちろん真面目に忙しい人もいるが全体的にはやっぱりぬるい)……と、作品に関係ないところでテンションが上がってしまった。高知の方言読みづらかったけど可愛いなあ、強面のおじいちゃんも語尾に「にゃ」とか付けるんだろうか。いつかは四国にも足を踏み入れたいものだが、全国区を相手にすると真っ先に思い浮かべる観光地じゃないんだよね。
驚くほど面白かった!!このボリュームを懸念してなかなか手に取ることができなかったが、もっと早く読むべきだったし、もっともっと読んでいたかった作品でした♪掛水の成長にはとても清々しい気持ちにさせられた。頁をめくるたびに応援したくなりました!!私的にはやはり吉門さんがツボ☆外ではスマートにカッコよく、内ではちょっぴり不器用な感じ...好きです笑。おもてなし課のその後がとても気になる!!
実は私も、某地方都市の観光特使を引き受けていた過去があります。なので読んでて懐かしかったです・・・冒頭のあのグダグダ感が(笑)・・・求められるのは硬直性という、融通のきかないお役所がはじめた新しい試み『県庁おもてなし課』の物語。スカッと爽やかな喉越しながら、実は糖度もかなり高いという有川クオリティは健在。なおかつ、あらゆるプロジェクトに応用できるマーケティングについてのHOW TO本としても活用できそうな情報も満載でした。物語内の虚実の入り乱れっぷりがわかる『巻末特別企画』部分も楽しかったです。
阪急電車に続いて書店で即買いした作品。読んでみて都会生まれの自分には無い考え方がとても新鮮で面白かったです!それに公務員のお役所体質も笑わさせていただきました(笑)先日の大地震のせいで外国人観光客だけでなく国内観光も大幅に減少した今日本人全員が作中に出てきた「おもてなしマインド」を持つことができたならばこの先の日本そしてすべての都道府県が再び観光立国(県)として大きく発展できるのではと本気で思ったりしてしまいました。ホントにこの作品はるるぶに匹敵する高知観光本と言ってもいいんじゃないかと思います!(笑
有川さんの郷土愛を感じる作品でした。高知のPRも含まれているせいか、いつもと違う雰囲気。ページ数も多いこともあって、読了するのにいつもより時間かかりました。公務員タイム、公務員の考え方・・・想像力のなさ、共感します。私の住んでいる県や市でも観光アピールが下手だな~と感じるので、お役所の方に呼んで頂き、危機感を感じてほしい。
有川作品ということで期待しすぎたかな〜f^_^;おもしろくないわけじゃないですが…まぁまぁ?スカイダイビングの場面が好きです。あと、登場人物達の恋の行方も)^o^(
面白かった。土佐弁は最初読みなれなくて戸惑ったけど、読んでる途中で話しかけられると土佐弁が出そうになるくらいハマりました。高知に、馬路村に行きたいです。本を読んでそう思わせるっていうのはやっぱり凄いことだと思います。
購入本をずっと積んでました^^;; お役所の仕事には思わず「あるある~」と納得(爆)大昔ですが今は亡き文部省下の特殊法人に勤務していたものですからw 頑張ろうが寝てようが遊んでようが給料も昇給も区別されず昇進にも関係ない(爆)仕事増やすと怒られるしwww や、当時の公務員法ではね、今がどうかは存じませんが。
お役所を舞台にしていることを感じさせない爽快な流れがいい!何にもない地方(田舎)...しかし、何かがある!それは都会に負けず劣らず小説の舞台になることもひとつに数えていいのかな? 読んでいる途中から、思わず"行け、掛水!"と声援を送りたくなる。「阪急電車」もそうだけど有川マジックにはハマる! それにしても、高知県庁におもてなし課ってあるんですね。高知についていろいろ調べてしまった...
うちの市長宛てに送りつけたい。まず読んでくれと。
こんなに分かりやすく、地方の状況が読めるってのは、 良いなあ。おもしろかった。 田舎だから、良いんだ、って言う発想は、 住んでる人には思いつけないだろうし、観光等で、 収入を見込む場所でしか考えつかないんだろうけど、 実際自分の地元の環境や増えてる過疎化、 そういう所が心配になってきてしまった。 それにしても、紆余曲折ありますが、 幸せそうなカップルばっかりで、うらやましいな!
これを教育の話として読むと、学校にもおもてなし課のような考えが必要なんじゃないかと思った。いろんなこどもがいるのだから、画一的なことをやっていては育たないばかりか、潰しかねない。公平と言うが、それぞれ必要なものは違うのだから同じものを与えて得する人と損する人ができる現実を公平と言うのだろうか。オベンキョウや施設投資の前に視点を変えてみるときらきらしたこどもの姿が見えて来るんじゃないか。
パラグライダーしてみたくなりました。 今後のおもてなし課の行く末が気になる終わり方もよかったです。
高知県にいきたぁい。馬路村に行きたい!土佐弁の会話には、なかなか慣れなかったけど、吉門さんと掛水くんの掛け合いが面白く、掛水くんの成長ぶりも微笑ましく、読後感もよかったです。
面白かった。前半はシアター的なノリで楽しかったし、後半は甘々系て、有川さんらしかった。自衛隊系が出て来なかったのがちょっと不思議だったりした
この話もおもしろかったです!掛水が吉門と関わって、色々な人達と出会い、最初はグダグダしていましたが、それから成長していく様が良かったです!お役所ごとなので話がお堅いのかな〜と思ったけど、思ったより…と言う感じで、スラスラ読めちゃいましたっ!土佐弁を見ていて方言も良いな〜と思いました。読み終わったら、高知に行ってみたくなりました!
図書館戦争でもそうだけど本当に有川さんはこういうの書くのうまいです!いやーもうバッサバッサと切ってくれて読んでて気持ち良かったです。お役所の方にはほんと読んで欲しいですね。私の地元もな~アピールは上手くないと思うので頑張ってほしいものです。掛水たちよりももう一つのカップルの方が展開が気になりましたv
みんなが言ってるように、読了後、高知に行きたくなりました。また、掛水君とは、仕事のジャンルは違いますが、御客様に満足して戴くという点は一緒なので、考えさせられり面もあり、ヒントもあり、共感もあった1冊でした。最後に、この本の購入代金が、東北の方に行くというので、ささやかな支援になればと思い、買いました。
凄く良い!最初は、方言に慣れなくて四苦八苦したけど、全体的に面白かった。一応都会人なので、田舎の観光事情なんて全然知らなくて。こんなに暖かみと、物語性があることを知りました。有川さん達の思惑通り?高知県に行きたくなったよwそれと、机上の空論で終わらせてしまうこの現代をちょっと残念に思いました。私たちが大人になる頃には、もう少し改善されていると良いな。最後に、吉門さん、可愛すぎるやろ!
読んでいる途中からもう高知に行きたくて行きたくて…なんかまんまと乗せられてるな…とも思ったけどやっぱり高知に行きたくなります!確かに多少交通は不便でも、物語があれば不便も楽しい。物語の詰まった高知、いいなぁ。あと吉門さんのいじけっぷりや掛水のニヤケ顔を我慢している所が好きです…!あぁ高知に行きたい…!
高知県におもてなし課が発足された。職員の掛水(男)は課の初プロジェクト「観光特使」に協力してもらうため作家の吉門(男)にアプローチするが。ぐだぐだ運営のおもてなし課に、手痛いダメだしをする吉門。ぐさぐさ刺されながら食いつく掛水と吉門のやりとりが面白かったです。最初読む前は作家役は女性かと思ってました、有川さんだし。もちろん恋バナもありました、さすが有川さん。読後は旅行に行きたくなりました・・・が、自分はもう少し高知を推しても良かったかなとも思いました。でも地元愛を語るには1冊じゃ足りないかな。
かつて県の観光業の最前線にいた私は、このお役所体質をまざまざと目の当たりにしてきました。なので冒頭から苛々が全開で、面白い!と思えるまでに時間がかかりました。素直に読むことができず残念です。
高知に行きたくなるやないの。人が思いつかん設定をよく思いつくなぁ。今回は男の友情の方にトキメキあったのが新バージョン?
高知にこんなおもしろそうな場所やアウトドアスポーツがあったなんて!土佐弁も最初は入りにくかったけど、読んでいくうちにだんだん慣れてきて、有川さんお得意の恋愛も組み込まれていて。。。「おもてなし」って素敵な言葉。高知へ行ってみたくなりました。
お役所だけに限ったことではないこの問題!「机上で考えたことがすべて」と思っている人が多いこの世の中・・。指摘され気づく掛水の成長が面白かった。そして、高知に行ってみたいなー 地元で行った事がない所に行ってみようかな~ と読者の目線も変えてしまうような「気づき」の作品かも。
★★★ 予定調和。読み始めてやはり感じたのが「喋り言葉」以外の文章が下手という事w 著者の「何がなんでも恋愛絡めたる!」路線にも飽きてきたけど、今回はでしゃばり過ぎず、いいアクセントになっていた。が、偽兄妹のほうはちょっと余計な感はある。2組も萌え萌え要らないからw 人物出揃った所で誰と誰がくっつくかバレバレだし。それから吉門に自己投影? なんだか「自分好きスキ」が垣間見えて萎えた。
読んでみました‼ 最近、絶好調の有川さん。高知県の観光促進おもてなし課。さて、お役人が考えたプロモーションは?楽しく安心して読めるところ、さすがです。
吉門は有川さんですか!?と思ったら本当に実話が結構混ざってたんですね。有川さんの高知愛を感じた本でした。掛水の成長ぶりも爽やかで読みやすかったです。高知は行ったこと無いけど、馬路村に行きたくなるし、いろいろいいとこあるんだなぁと思いました。あと方言が良かったです。
秀。多少とも地方の役所の内実を知る人間なら実に「あるある」話のオンパレード。しかし、著者がこそっと指摘しているように、役所の仕事スタイルはそこで働く人間を堕落する存在とすることを前提とした思想・制度の帰結でもある。ともあれ、著者の若者成長譚は、常に爽やかである。また、ともすれば乱暴な言葉の印象がある(失礼)土佐弁が、実に美しくかつ温かく感じられるのは、著者の高知の人々への愛情の故でもあろう。誰かもが実に愛おしく感じられる。はっきりいえば、大好きな本の一つになるだろう。
僕の出身地、高知の観光の話。という訳で土佐弁で。こればあ多い土佐弁や地元トークが県外の人にどんだけ分かるか知らんけど、読みゆうと懐かしい場所ばかり。実家にもんたら、日曜市の揚げたてのいも天と1×1のアイスクリンが食べたい。でもおもてなし課の存在や、高知の自然の価値の高さなど考えもせんかった一面が知れたんもよかった。そして佐和ちゃんのツンデレや多紀ちゃんのいじらしさがほんにかわゆうて仕方ないがよ。地元アピールとべた甘な展開が見事に両立した一冊。がんばりよ、高知!
takayo@灯せ松明の火
はじめまして。方言で書かれた感想、とても楽しく拝見しました!(^^)!やっぱり、味わいが違いますねぇ。「実家にもんたら」というのは、「実家に戻ったら」っていう意味でいいのかしら?
ナイス!
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07/18 23:03
はじめまして。方言で書かれた感想、とても楽しく拝見しました!(^^)!やっぱり、味わいが違いますねぇ。「実家にもんたら」というのは、「実家に戻ったら」っていう意味でいいのかしら?
やっと読めたぁ!高知へ旅行に行ったとき、2日間だけ読んで楽しみにしてた小説。ぞくぞくとして、悲しくて、悔しく。それでいて、明るい。なんで役所はって、いまだに思う自分がいて、それでいて、役所のしがらみに埋もれて楽してる自分もいる。裏方として、うまく機能させ、紡いでいくべき役割が、逆に役所じゃ~って押しつける不器用さ。役所ルール。欠けているもの、いっぱいあるけど、ヒトのスイッチはうまく入れると動くもの。だから、ボクも有川さん、そして、おもてなし課に関わった人に元気もらったよ。また一冊撲のバイブルがふえました♪
さすがは有川さん。行政とのコラボレーションで異色の作品を描き、高知県の観光アピールにもまんまと成功しちゃってます。実在のおもてなし課が本当に作中のように意識改革されたなら、これはもうやり手のプロデューサーですよね。「シアター」も同様ですが、ビジネスマインドと素敵な恋愛が両立する、リアルで「稼げる」作家とは・・・。おみそれいたしました。
有川さんの考えに賛同して購入。面白かったし、にやにやしたし、なるほどと思うことが多々あって満足したけど、恋愛部分と観光行政部分が微妙に分離している気もしました。どんなものでも恋愛と乳化させてくれる有川さんですが、今回はもうちょっと練ってほしかったかも。
有川さんらしく軽快で前向きなそして爽やかな作品だが、故郷である高知への愛着を強く感じた力作だ。全部本当のことかと思うくらいリアリティがあって、高知って面白そうだなと興味が沸く。きっと実在の人や場所を思い浮かべてワクワクしながら書いたんじゃないかな。とても面白く読み応えがあった。
高知県の観光大使を依頼された有川さん。その後連絡もなく1カ月して自分から問い合わせの電話をした。という有川さんが経験した行政のぐだぐだ感エピソードと実在する『おもてなし課』を舞台に物語は始まります。主人公『掛水』が、高知県を愛する人たちとの出会いを経て、いわゆる『お役所仕事』から悩みながらも大きく成長していく姿に清々しい気持ちになりました。私も主人公ほどのではないにしろ、肩書きのない地域振興担当者。耳に痛いエピソードは多々あるものの、成長する掛水のカッコ良さに自分の仕事に対する気持ちを新たにしました。
あー面白かった。有川さんの小説は会話とか、心理描写が濃やかなところがすごく好き。高知行きたくなるなあ!そして、地元に帰省したくなる!
「お役所仕事」と言うけれど、民間でも大なり小なり似たような部分はあるわけで……税金から給料が支払われているという点で、世間の目は大分厳しいなと、ちょっと同情しながら読みました。けれども、流石は有川作品。ヘタレ男子に、強い女性。ラブ注入されました。何はともあれ、頑張れ、おもてなし課!です。
あえて書いてみよう 有川さんは型にはまったのか?お話は面白いし、県庁おもてなし課も題材として目新たしい でも、「わかっていない男の子が、スゴイ大人に教えられ、学び、気づき成長する」パターンが多くなった気がする 私の読む順序にもよる所が大きいけど形骸化って言葉が思い出されるかなぁ うん、きっと読む順番が違えば面白いのですよね
お役所がお役所である所以、がよくわかった。「だからお役所は!!」と憤る事の多い自分だが、そうなるべくしてなった、そうでなければならない組織だと改めて認識。それでも民間の感覚に追い付こうと奔走するおもてなし課。読み進めながら掛水くんが変わってゆくのが楽しかった。ないない尽くしのキャッチコピー、上手いなと思ったのに、ガイドには採用できなかった辺り、まだまだお役所仕事だ。全部満点で終わらないあたり、有川さんの愛のムチかな。掛水くん、吉門さん、それぞれの恋の行方はこれまた有川さんらしかった。
かっこよすぎるぜ、清遠和政!!パンダ誘致論にしろ、行動力にしろ、身の引き方にしろ、先を見通すことにしろ、THE理想の上司!そういえば、有川作品にはかっこいいオヤジがよく出るよな。ダメダメ掛水も見事に成長したし☆吉門のダメ出しは有川さん本人が実際に思ったことって対談で分かった時、この物語のどこからフィクションなのかって考えてしまった。これも、新聞掲載された作品みたいだし。つまり、有川さんが吉門視点??この話、県庁に勤めている方が読んだら、どこまで掛水に共感できるのかな??今回は装丁に、ちょっと感動!
pocco@灯れ松明の火
雪チョコさん紹介ありがとうございます。>『お?面白そう』と「よみたい本」に登録すると、『あれ?また有川さん』これはきっと、かっこいいおっちゃんとの運命の出会いだw!
ナイス!
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05/23 15:33
雪チョコさん紹介ありがとうございます。>『お?面白そう』と「よみたい本」に登録すると、『あれ?また有川さん』これはきっと、かっこいいおっちゃんとの運命の出会いだw!
爽快な一冊です。県庁が舞台の社会人の話ですが、高校生の部活青春物語みたいですね。 成長物語と恋愛物語がうまく調和していて面白かったです。四万十川の素晴らしさも是非載せてもらいたかった。吾川スカイパークのHPを見てみましたが、さすがに良くなっていました。
役所と民間ってそんなにちがうものなのか~と思いつつイライラしつつ。が、後の方で役所の仕事の仕方がそうならざるを得なかったこともある、って読んで確かにそうなのかも、とも思った。役所は住民のためにあるけど、住民も役所を最初から「どうせ」とかおもってはいけないな、と。 今は観光のスタイルも変わってきて地方や不便なところでも観光を主な産業にしやすい時代だろうから、これから成功例もできたらいいな。国内もまだまだいいとこいっぱいある。 恋愛要素は控えめだったけどさわやかで良かった。 高知弁の「~にゃあ」がかわいい。
ベタ甘恋愛は落ち着いているけれど、ささやかなキュンを忘れない。それでいてお役所と民間の違い、視点を変えること、言い訳する前に努力すること、そんなことを高知の潮風を感じながら(行った事ないけど)教わっているような気持ちになった。自分の思うように仕事が進まないのはイラつくけれど、自分の都合だけじゃ仕事は進まない。相手の事情もあるもんね。と、大きなものにも小さなものにも自分次第で焦点を合わせられる作品だと思う。自分のイナカも何もないけれど、そんなイナカに帰りたくなっちゃったなぁ。もちろん高知県にも興味がわいた。
高知県に実在するおもてなし課の活動を完全小説化。遅々として進まない典型的なお役所仕事のおもてなし課が観光特使として依頼した小説家の尻たたきによってようやく動き始める。掛水と吉門、それぞれの恋の行方もあまりコテコテにならず好ましい。
前半はお役所仕事にイライラしながら和政にホレボレとし、後半は掛水の成長とカップル2組にニヤニヤしたりと楽しく読むことができました。お話的には終わり方に中途半端感もありましたが、そこはそこ、読み終わって高知県っていいなぁと思うと共に、自分の住んでる北海道もそんな目線でみてみようと思いました。
有川さんの郷土愛と「おもてなしマインド」が漲る一冊。陸海空、全方位を取り揃えた高知に行きたくなりました。ワケありの清遠さんや吉門さんにもまれ「県庁ルール」の呪縛から脱して成長する掛水君と「おもてなし課」のメンバー。お仕事小説としても楽しめます。(そっか、社内恋愛ってこんな感じ なんだ、とニヤニヤしたりw)何年かぶりにごっくん馬路村(ゆずジュース)飲みたくなりましたよ~。読み終わった時、停滞しているど真ん中に風穴をあけてくれるような、爽快感があります。お堅い自己啓発本よりご利益あるかも~(笑)
高知県に発足した新部署「おもてなし課」で恋に仕事に頑張っちゃう掛水くんのお話。待ちに待った有川さんのお話でしたが・・・面白いんですが、微妙でしたぁ~吉門さんのキャラが最初これは私好みのキャラかぁ~?ってドキドキしながら読んでたんだけど、後半になるとあれまモジモジ、ウジウジくんじゃん駄目じゃん~って感じでwそこがいいのかもしれないけど、私的にはぐいぐい~俺様的でナイス突っ込みでいてほしかったなぁ~。高知県行ってみて~ってなるお話でした。
もう面白くて夜が更けるのも忘れて一気読み。始めの頃のグダグダが痛くて、ハラハラした。掛水くんの頑張りと成長に、エールを送りながら読み進めた。結末は分かってるものの、そこに至るまでの過程が気になり一気読みとなった次第。満足して眠れました。
吉門と掛水の関係がおもしろかった。老若男女とりまぜて焼きもち焼きあうのもおかしい。
お役所仕事と民間感覚の差がリアルに書かれてる気がしますね。
心温まるはなしで好きですね。
本屋行けばどこも平積みしてるしなんか気になって久しぶりに新刊買って読んでみた。おもしろかった!すっかり有川さんファンです。多紀ちゃんみたいな娘になりたいなぁ。私も田舎出身なので多紀ちゃんの状況には思いっきり感情移入してしまいました。努力しなきゃですね。頑張ろう。掛水くんの急成長ぶりにはびっくりしました。吉門さんじゃないけど急にかっこよくなっちゃって〜(笑)他人の意見を取り入れるって大事ですね。掛水&多紀のその後が読みたい。会話のテンポとか場面が変わるとことか映画を見てるみたいでした。さすがだなーと思います
おもてなし課の職員が県出身の作家さんと出会うことで成長していく物語。冒頭のお役所仕事と公務員の感覚に呆れた私は果たして、「おもてなしマインド」を持って人と接しているだろうか?と考えさせられた。読んでいて高知県を訪ねたい気持ちが膨らみ、観光特使としての有川さんのお仕事に影響を受けていることを実感。
吉門さん、素敵すぎる!今回もまた魅力的なキャラがいっぱい。そして最初は、こんな男が主人公?と思った掛水が最終的には立派になり嬉しく思った。高知県の魅力も知ることができたし、有川さんの強い地元愛も感じ、読了後に高知県についていろいろ調べてしまった。いつか、高知県に行きたいと強く思わされた。自分の地元を誇りに思える大人は立派だと感じた。
とある県の若い職員さんと、その県出身の作家さんが繋がった事から起きる物語。さわやかで、所々お約束の甘々があって、やっぱり一気に読めました。観光って奥が深いんやなぁ。特に最初の部分を読んでいて、自分の民間意識が薄れないよう気を付けねばと思ってしまう、嘱託職員でした。
今回の主人公は県庁観光部おもてなし課に勤める若き公務員。まず融通のきかないお役所仕事を袈裟懸けにばっさりきりつけて風刺する有川節が小気味よくひきこまれ、それでも倒れずがんばる主人公が徐々に方向性をみつけていろいろなひとの協力を得て観光発展に尽力する展開にわくわくした。もちろん有川浩さんらしい甘い要素も要所、要所で展開し主人公がちょっと朴念仁なので主人公サイドはすったもんだでラストさわやか。小説家吉門喬介、佐和サイドの展開にどっきどきでした。コメントに戯言を→
takayo@灯せ松明の火
有川さん作品の言い回しが厳しいとは、全く感じていませんでした(・・?確かに、クセになるバッサリ感はありますが、そこは「男前」なセリフで逆に胸キュンだし。言われてみたいセリフが満載って思ってました。・・って私にかなりMの要素があるからかしら? 図書館の奇跡は時々起こるようですね。私も近藤さんの「エデン」が読メで沸騰の時、「サクリファイス」と並んで2冊、書架に普通に並んでいてビックリしました\(◎o◎)/!
ナイス!
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06/14 07:33
有川さん作品の言い回しが厳しいとは、全く感じていませんでした(・・?確かに、クセになるバッサリ感はありますが、そこは「男前」なセリフで逆に胸キュンだし。言われてみたいセリフが満載って思ってました。・・って私にかなりMの要素があるからかしら? 図書館の奇跡は時々起こるようですね。私も近藤さんの「エデン」が読メで沸騰の時、「サクリファイス」と並んで2冊、書架に普通に並んでいてビックリしました\(◎o◎)/!
仕事って?民間、官公庁にかかわらず、何を焦点として仕事を進めていくか、そこんとこ重要。有川サンの話はラブラブだけでなく、登場人物の立ち位置というか、何をして食べているかをきちんと描いているのでリアリティがあり、みんなを引き込む力となるのでしょう。でも、新聞で毎日読んでたらちょっと照れくさいかも。あ、でも「失楽園」も新聞だったっけ?私が高知へ旅行したときは、古い方のガイドブックでした(笑)
子供の薦めで読みました。地方に光を観る話。いい切り口だなぁ、若い人に取っ付き易い所がまた好い。本でもどんどんイイ旅を、と願います。
あぁ、おもしろかった。最初はイケスカナイだね吉門氏や佐和嬢がなんともいいスパイスとして立ちまわり、有川ファン期待の甘々オーラをなかなか出してくれない掛水氏と多紀嬢に悶々し。途中、表紙をじっくり眺めてこの飛行機はなんじゃ??と気づいた直後に吉門氏の行動開始場面に突入して嬉しくなり。いや、巧いなぁと毎回思うんですよね。馬路村のホームページ見てみなくちゃ☆
【なぁ、この本を持ってきたヤツにお役所仕事体験をさせてみたらどうだ】馬鹿げてるって思ってるだろ?だから、ダメなんだ。今、子どもの職業体験が流行ってるのは知ってるな?子どもが来るって事は、親も囲い込めるって事だ。家族ぐるみでの観光客となれば、幅広い分野に外貨が落ちる。おまけに、あんたらが金を出す必要もない。それどころか、一般人視点からの新鮮な意見が入ってくるってメリットさえある。まぁ、考えてみな。あー、ナイスとかコメントをするのに一ヶ月以上空けたりするんじゃねえぞ、じゃあな。(コメント欄に続く)
いやあ〜笑わせて頂きました(笑)こんな公務員体質‥「あるある!」と心の中で思いました(笑)掛水君の成長‥楽しみですね(^^)ノシ「パンダ誘致論」「高知県まるごとレジャーランド計画」‥有川さん、かなりナイスなアイディアです。「公務員をギタギタに書きますよ」のお言葉も良いです。職場では…「民間体質な公務員」として、一部の職員から虐待を受けていた身としては…心強い味方です♪震災の時も…自分の力のなさに…涙しましたから…私の「何とかしましょう!」は…一部の職員には受け入れがたい考えだったようです…
パンダ誘致論、なんだかフィクションじゃないぐらい作り込まれてます。話しの展開が今作もシビレました。清遠家の設定有り得ないだろと思いつつも、もう有川さんが書いた本ならなんでもいいんじゃないか?ってぐらいハズレが無いです。あと『キケン』で 有川さんコンプリートです。
吉門さん、最初から一貫して優しいなぁと。でも、あんまりにもぐだぐだ過ぎて、吉門さんのように優しくない私は心が折れそうでした。県庁ルールみたいに、どこの会社にもおかしいだろう!な手続きしきたり慣例はたくさんあるけど、省庁って本っ当~に、大変なのね、ご愁傷様。もともと高知はすごく行ってみたかったのが、ますます行きたくなりました。アウトドア派じゃないけど、あそこまで自然自慢されたら、行くことになったら普段の旅とは違くなりそう。
最初はなんだか乗れなかったのですが、だんだんに引き込まれていました。吉門と掛水のやり取りもおもしろかったし、2組の恋愛も楽しかった。有川さんが高知のこと好きなんだってのが、がんがん伝わってきて、一度、高知に行ってみたくなりました。(パラグライダーやってみたい!)馬路村のHPを思わず開いてみたりしましたよ。
有川さんの郷土愛、または地方愛を感じさせてくれる作品。巻末の鼎談などを読むと、序盤の掛水と吉門のやり取りなどノンフィクションに近いのかなと思わせる。「県庁ルール」から「民間感覚」への脱皮に悪戦苦闘するおもてなし課の職員たちの奮闘記。前例から脱却して新しいチャレンジをすることがいかに難しいか。恋愛模様もいろいろ描かれるが、個人的には佐和に幸せになってほしい。読書中、馬路村のHPを思わずのぞいてしまいました。
高知行きたい!!っていう気持ちにさせてくれる物語でした。良くも悪くも自然しかない高知県。そんな高知県庁が観光立県を目指すべく『おもてなし課』を立ち上げるが……。もー、グダグダ。『お役所』ってどうしてこんなに想像力がないのだろう?観光特使になった人気作家の吉門とダメっぷり全開の掛水の掛け合いが面白い。この作品を読んで感じたのは、地方の良さって地元の人間はなかなか分からないものだよね。ということ。その土地の人にとっては見慣れた当たり前のことが観光客には面白い。地方の観光課の皆さんはコレを読むべき!
長いこと積読してあったのを手にとってみたら、面白くって一気読み。高知はいつか行ってみたいと思っている場所のひとつだけど、この本を読んでその思いがさらに強くなってしまった。ある番組で高知の道(お遍路)を車で回る大変さを見ていたけど、本当なんだなーと変なところに感心(笑)有川さんの本はどれもそうだけど、この本1冊読むだけで楽しめるだけじゃなくたくさんのことが学べる。それにしても、掛水相手に管巻いてた吉門は反則気味の可愛さだった。一日潰して読んだ甲斐のある1冊。
最初のグダグダ。の所で 一回読む気力が折れました。なんだ?お役所ってこんなモン?ひなた水より生ぬるいがな。そして巻末の鼎談に飛びました。…ほほぅ?こういう流れになるのなら辛抱して読むか。本筋に戻った私をグイグイと引き込んだのは 辛辣(でも的確)な意見を忌憚なく ズケズケ言ってのける吉門と ヌルさを指されまくって折れても凹んでも食い下がる掛水。一生懸命さが良いんですな。有川先生お得意の糖分はお仕事優先につき控え目。でも ここぞ!って時に甘味が効いて うまくアクセントになってるんだよな〜。(コメント欄に続く)
同じ地方民として、ものすごい共感しながら読みました(笑) パンダ論が余りに力説されてたために「動物園を改装する話なのだろうか・・・?」と疑念を抱いたのは秘密です☆
パラグライダーやりてー!!!ってなる。あぁ、読んでて幸せになった。全編通じて有川浩パターンになってきてる感もあるけれど、それでも一気に読んでしまいました。そろそろまた、自衛隊モノ書いてくれないかなぁ。
文句なしに面白かった。ギッタギタの始めから徐々に頑張り変わっていくおもてなし課一行の成長がめざましい。掛水と多紀が互いにやきもちを焼いて吉門相手にやっかみ合ってるのが笑えた。名前って一度呼んでしまってから別の呼び方に変えるのってなかなか勇気のいることだと思う。男女の間ならなおさら。掛水の呼び方で焦ってる気持ちがすごくリアルに感じられた。
今回も有川先生の作品楽しかった♪登場人物が皆かっこよすぎ!特に、のんびりしていた掛水が高知県の観光のために次々と行動していく人へと成長する過程が素敵☆私も彼のように自ら人に質問し考えすぐ行動できる人間になりたいと思った。そして、自分も町おこしに携わる仕事について人々に希望を与えたいと思った。余談だが、頼まれたことをやるだけではなく、「観光特使として何か貢献できることがないか」と当事者意識をもって行動する有川先生がすばらしいと思った。しかも助言するなんてすばらしすぎる!追伸:高知県に一度旅行にいきたいな♪
この一冊で高知県がすっごい魅力的に思えますね。高知県といえばよさこい祭りくらいしか知らんかった。地方に住む人間としても観光に対するモヤッとする部分が事細かに書かれている点も好印象でした。また、色々と仕事をしている中で共感出来る部分も多々あったし、あー!と組織に鬱憤溜まる部分も理解できますね。掛水クンの男っぷりが上がって最後に「多紀チャン」と呼ぶところにニヤリとさせられました。
今度は観光がテーマ☆やりたいことを実現するまでに時間がかかって、もどかしい気持ちがよくわかります。その中でも、ぬるま湯につからずに、最大限の努力をすることを見習いたいなぁと思いました。2つの恋ににんまりさせられながらも、きもちよく読み終わりました。高知に行きたいと思わせる1冊。有川さんのもくろみ大成功☆「…けんど、光はある!」ってカッコイイ!生まれが四国のあたしは、方言にときめきまくりでした。とりあえず高知にはすぐに行けないので、あいすくりんを食べてみました☆
今すぐ高知に行きたくなっちゃった(笑)
海・山・川・空、あらゆる種類の田舎を有しているのだから「高知県まるごとレジャーランド化してしまおう!」という、おもてなし課のミッションは成功するのか?
立ちふさがる『県庁ルール』や『民間感覚』の無さをどうする!?
グダグダな若手課員・掛水くんに辛口批判をしながらも、郷土愛にあふれたアドバイスをする作家・吉門喬介はまんま有川先生(笑)で、物語にリアルさが増したね。
土佐弁も、2組のカップルの甘さも程よく良かった♪
泣いちゃった。お役所ルールで身動き取れなくても前に進もうとする県庁職員の奮闘。と恋愛模様も少し。私もがんばれ!あ、県庁職員じゃありません。念のため。
読み終えて、観光ってこんなに面白いんだなって思いました。普段観光って全然しない私ですが、自分の地元や田舎のことをもっと知らなきゃなとも。あとがきと対談を読んで、事実は小説より希なりって感じました。それを小説にしちゃうんですから、さすが有川先生です!
さて中身、吉門さんがずっと恰好良いと思ってたのに、いつの間にか掛水クンの方が恰好良いと私も感じてしまう不思議。最後の最後のこのセリフは待ってましたと言わんばかり、電車の中にも関わらずニヤニヤが抑えられず…。人の幸せを眺めているようで、心がほんわかしました。
ほどよい恋愛要素もあり読後感が爽やか。最初のおもてなし課のグダグダ感が面白かった。しかも実話とは(笑)行政や観光の勉強にもなり、高知や他の都道府県の観光に対する見方が変わった。
観光を生業としている全ての人に読んで頂きたい本です。特に公務員の方へ(笑)読ませる力があるのか続きが気になるので何もせずただ読んでいました。日本中が元気になれるぞ!って思わせて、そして行動したくなる本。
引き込まれるかのように本を読み進めていきました 途中「あぁこの人達はこの人達なりで考えているんだな」等思いました 自分の県の観光課の方々もおもてなし課のように少しでも行動を起こしてくれたら面白いのに
一言で言うなれば、面白い。有川さんらしくもちろん恋愛も展開しつつ、観光ということを物語る。読後感は爽やかで、高知に行きたくなる。そして自分の町について考えたくもなった。
観光を生業にしているわけではないのだけど、理論にいちいち納得。観光都市に住んでるからかしら?
ストーリーとしては掛水君が格好良くなってくのと反比例に吉門さんがへたれてって……なにこの恋愛ヘタレ!可愛いじゃない!女性群のがきっぱりしてる(笑)
★4 なんとも高知に行きたくなる~!(すっかり術中にはまっているw) お役所内のお勉強もでき、甘々有川節もあり、楽しく読めます。 未読の方、おすすめです☆
高知県庁におもてなし課が新設された。ここへ配属されたのが入庁三年目(一番若手)の掛水。手始めに、高知県出身の有名人に観光特使になってもらえるように片っ端から当たっていく。その後、観光特使を引き受けてくれた吉門さんからは、お役所視点でしか動けない公務員の水掛は民間感覚が分かっていない等、様々なことを指摘される。諸問題が発生する中で、吉門や清遠や多紀ちゃん等の力を借りて徐々に見えてきた高知の観光ビジョン。仕事と恋に頑張る掛水の成長物語。面白い!もっと続きが読みたかった。吉門視点でも語られているのでより面白い。
この本を読んで高知に行きたくならない人がいるのだろうか?いや、ない(反語)。有川浩さんの小説を読むと毎回その懐の広さに感心しきりであるが、今回のインパクトはこれまででも特大級である。地元愛が強くなければこの小説はかけないと思う。
以前公務員の中で仕事した時に『利益を追求しないってこういうことなんだ』と民間との空気感の違いに大変驚きました。だから吉門さんと掛水くんのやり取りも納得!多紀ちゃんかわいい。佐和は最初好きになれなかったけど半径2メートル以内に近づかせない野良猫なら仕方ないかと。馬路村、高知に行きたくなりました。最後のおもてなし課の方々との談話も良かったです。
県庁おもてなし課の掛水が地域活性化を通してカッコよく成長するお話。
お互い好きあってるのに、まだ付き合っていないという微妙な距離感。こういうの大好きです。有川さんさすがです。
そしてやはり視点の切り替えは大事だなと思った。
高知には行ったことないのですけど、そこでの熱くて温かい人間の交流、きっと美しいだろう自然の数々が鮮やかに描写されてますね。もう、この作品、実は映画化が内定してるんじゃないの??って思っちゃうくらいです。観光にスポットを当てた作品ですが、なんだか田舎にゆっくり旅したくなりました。そして、役所という場の硬直さが見事に表されているのも○です。どこでもそうなんだなあーって思いましたf(^^;
有川浩は王道クエスト・ノベルだったけど、今回は自由度の高いRPGって感じだったな。彼女の著作でいったら「おっさん」や「図書館番外」と同じ雰囲気だった。寄り道とサイドストーリーが豊富なのも、また導入から伏線の豊富さも路地裏への誘導になっていてね。素敵。
有川浩さんの最新刊。修学旅行の下見に行く、新幹線や船の中で読みました。メールで依頼してそのまま放っておいたりとか、クーポンの件とか、ディテールがいかにもお役所的で、でも私の仕事にもこういうところがあるんじゃないかってちょっと冷や汗(笑)。おもてなし課の面々や清遠家の人々など、頑張っている人たちへの温かいまなざしや、権力側の人々への皮肉な視線など、有川さんらしい部分に加え、今回は高知ラブ!な描写に溢れ、人気作家になって書きたいものを書きたいように書いてるのびのびした雰囲気が心地よかったです。 続
MURAMASA@灯れ松明の火
コメントありがとうございます。ねむたいさん、そういわれると嬉しい反面、ひしひしとプレッシャーも感じてしまいます(笑)。なかなか感想をアップする時間がないですが、頑張ります。Nak34さん、ずいぶん間が空いてしまいましたがまたよろしくお願いします。私は自分の仕事を生かして、子供らに大切なことを伝えていけたら、と思っています。
ナイス!
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05/17 01:36
コメントありがとうございます。ねむたいさん、そういわれると嬉しい反面、ひしひしとプレッシャーも感じてしまいます(笑)。なかなか感想をアップする時間がないですが、頑張ります。Nak34さん、ずいぶん間が空いてしまいましたがまたよろしくお願いします。私は自分の仕事を生かして、子供らに大切なことを伝えていけたら、と思っています。
日本全県におもてなし課のような課があれば、日本全国幸せで楽しいですね。昔高知に旅行に行った時と変わってるのかな~?またいつか行ってみたいと思います。一般企業で勤めている人にも参考になるところ大でした。
のべ2日で一気読み。新聞で読まれた方々は、さぞもどかしい思いをされたことでしょう。亡き氷室冴子さんの『海が聞こえる』を読んで(アニメ版も高校生時リアルタイムで見て)多分に影響され、高知へリアルに貧乏旅行したことがありましたが、また行きたくなりました。今回は2組の恋愛模様も描かれ、彼らのいく先も応援しながら読める1冊です。最後に、お客様のために仕事をする。一般企業に勤める私ですが、この精神には大いに頷かされました。
有川さんファンの人、すぐ買いに行きましょう。表紙の絵に惹かれた人、買いましょう。「県庁おもてなし課」という題に興味を持った人、買いましょう。きっかけは人それぞれだと思いますが、読んですっごくよかったと思える小説です。ちなみに僕が読んだ理由は、上の条件 全部あてはまります。
お隣りの高知県の観光ということで現実感があった。しっかりした基軸の中にもおなじみ有川節の色恋が楽しめた!
★★★★☆よかった!心がほんわかしました。高知県に実際におもてなし課という課があるのだそうで、きっと県起こしのためにがんばったんだろうなと想像しながら読みました(フィクションですが)でもそのおもてなし課のがんばりのお話とは別に、二組の恋愛話があってそそちらの方が個人的には気になりました。主要人物のキャラクターがすごくいい味出してて、本当に好き。がんばれ!って応援しながら読める一冊です♪
『フリーター~』と同じく、主人公の成長とミッション・クリアを見せてくれて、爽やかな読後感。甘々恋愛も織り込みつつ、高知県とのリンクもおもしろい。行政にお勤めの方は、読むべし。
多紀の努力っぷりと優秀さにほれぼれ。いい子過ぎるだろう!って思いながらも、彼女からいい刺激を受けました。出そうで出せないレジャーランドをはじめとして、なかなかの企画力。そして対するお役所感覚。一種のガイドブックっていいんじゃないかと思えるほど高知県の魅力がえがかれてます。県人が当たり前と思っている風景が、他県人からすればとても魅力なもの、これが大事な観点。高知県幸せだよなぁ。各都道府県もこういう風に出身の小説家さんが小説書いちゃえばいいのに。いや、書いちゃって欲しい!
大変勉強になり良かった。田舎には田舎の良さがって言うけど発想するのって難しいよね~さすが作家さん。本は面白い。あ~旅行したいわぁ~って思った~。
いやいやいやいや… 有川さん凄いわ! かなり高知に行きたくなったし(笑) これを読めばお役所の頭カチコチ連中も少しは『民間感覚』ってもんを理解出来るんじゃない? つか、うちの県庁さん方には是非にも読んでいただきたい!
地元の活性化のために奔走する県庁「おもてなし課」を舞台にした話。凝り固まったお役所の感覚ややり方を正面きって批判しつつ、でも批判だけではなく、逸脱を認めないような民間の意見がお役所を硬直させているという視点に考えさせられた。そして、そんなお役所感覚から脱し突破しようと奔走するおもてなし課の面々や周りの人々がとっても魅力的に描かれていた。眼前に拡がるかのような高知の景色の描写もよかった。あ〜、広い空が見たい!
多紀ちゃんいい子!嫁に欲しい(あ、我が家に未婚男子はいませんでした…笑)。彼らの成長を見守る間に、自然と頑張ろうと思えるお話だった。二組のカップルのラブ要素もかなりきゅんきゅんくるものでよかった。「それがどんなに無様でも、滑稽でも。でたらめに、がむしゃらに。だからあんたはそこで見ていろ。踊れと突きつけたあんたは見届けろ。」のシーンは鳥肌ものだった。痺れた!
そうか、馬路村って高知だったのか。しかし、高知弁、かわいいにゃ。
さすがに有川作品、連読はちょっと・・・。でもテーマにしろ、各エピソードにしろ、会話の運びにしろ、とてもうまい。方言使い過ぎで少々読み取りにくい点もありつつ、所どころ「そんなに簡単にいけば苦労せんわ!」とツッコミを入れつつ、楽しみながら読めた。余談ながら、桂望実作の「県庁の星」と同じテイストを感じる。あと表紙のタイトルはもう少し大きくした方がいいと思う。裏表紙っぽく見えるから・・・。我が故郷、鹿児島も載ってて嬉しかった。地方、がんばれっ!!
遅らせながら読了(笑)観光ってすごい。身近なものが、当たり前のことが別の地域の人から見たら新鮮なんだーという視点は、目からウロコ。高知県に遊びに行きたくなりましたヾ(≧∇≦*)主人公、掛水君じゃなくても、管巻く吉門さんはめっちゃ可愛い!!と呟いちゃうよ〜(*´∀`)
うん。高知に行くなら、馬路村と吾川スカイパークに行きたいなぁ♪
みなさんが感想にかいてあるように高知に行きたくなりました!!今回は恋愛が少し私は物足りなかったです...でも十分ニヤニヤしながら朝読書で読んでました^//^ 友達に変人あつかいされました(笑)
お役人の公務員と一般人の常識の乖離と地方の活性化をおもしろおかしく書いたのは良いけど、これですらまだまだ公務員と民間の壁は厚い気がします。 ちなみに私の街では定住促進課の人が市外から勤務しているという始末です。
掛水君・・いい仕事して、成長しましたねぇ。多紀ちゃんって素敵な女の子だゎ。のんびりした風景や空気を味わいました。有川さん・・・面白い視点で 書かれましたね。震災のために捧げられるとのことですが、いろんな意味で沢山の人に読んで欲しいです。
有川さんは高知の方だったのですね。ベストセラー作家の有川さんがこんな小説を書いてくれて、高知は幸せですね。とっても親しみやすいお話で、恋愛あり、友情あり、家族愛ありの期待通りの心温まるお話でした。これを機に、他の県出身の作家さんたちも有川さんに負けずに地元を題材に沢山素敵な小説を書いてくれたら良いのになぁ。高知には数年前に行きましたが、のどかな良い所でした。震災以後、日本の観光がピンチなので、この本を読んで観光に行く人が増えることをお祈りしています。そして、印税を義援金にされる有川さんを尊敬しています。
面白かった!高知県庁の内側の意見も民間の意見も両方理解できたような気がします…温度差が相当ありますよね
高知出身の有川さん。きっと故郷が好きなんですね。熱いものを感じます。この物語は、フィクションだけど、主人公の掛水君も多紀ちゃんも、きっとモデルはいるだろうし、第一この物語に出てくる作家の吉門さんは有川さん本人だろうし、みんなみんな現実にいる人たちを描いているからリアルなんだろうなぁ。そもそも高知県庁観光部おもてなし課は実在するし、この本に出てくる観光地も本当に良い所みたいだし(特に、馬路村!HPを見てください)。各自治体の観光施策に苦労している皆さん、是非読んでください。きっと何かヒントが得られますよ!
読むのが勿体無くて積んでましたが、我慢できず…(笑)高知県庁勤務の掛水くんの成長記。お役所体質に染まっていた、おもてなし課の面々が少しずつ変わっていくのもいいし、アドバイザーの吉門とのやり取りも楽しい。それぞれの恋愛も爽やかに絡んで読みやすかった。パンダ誘致論で県庁に居づらくなった清遠さんですが、結果今の生き方のほうがあってたと思います。しかし、お役所って…(~_~;)
高知県おもてなし課が高知県の観光をもりあげようと作家さんの助言を得て、頑張る話。読んで高知県に行ってみたいな~という気にさせられるのは、すっかり術中にハマッてしまってますね。お得意のロマンスもほどよく味わえたし。さすが有川さん、よかった!元気をもらえました!
地元愛が深まる作品ですね。高知ではないド田舎の出身なので、高知だけじゃなくてウチも全部あるよっ!ってしばしば思いながら読み進めました。読書後も晴れやか。こうやって人と地方をホントに元気にできる有川作品ってやっぱり凄い。
表紙に使っているブルーが象徴してるような爽やかなラブストーリー。県庁に勤める主人公が高知県を観光で盛り上げようと奮闘してるのを読むと応援したくなります。「おもてなし」マインドは観光や仕事にかかわらずどこでも応用出来そう!
高知県観光部に出来た県庁おもてなし課。高知県の観光振興を目的として遊軍的なな役割を期待されていたのだが・・・・。 お役所感覚な彼らはうまく機能していなかった。 ある日観光特使を依頼した作家吉門喬介からの電話と20年前『パンダ誘致論』を唱え県庁を追われた清遠との出逢いが彼らを変えるが、同時にお役所とのせめぎあいの始まりにもなるのだった。 清遠がおもてなし課が夢を見る高知県丸ごとレジャーランド!!そして、その先にあるとてつもない夢こんな夢なら自分もそして、みんなで見てみたい。
これは実際に役所に勤めている方に読んでもらいたい!役所と関係ない自分でも学ぶことが多いです。なので、実際に働かれている方は受け取るものが大きいのでは。そして、高知県に行きたくなります。土佐弁全開なのもいいですね。…次の旅行先は馬路村で決定かな。
面白かった。お役所感覚とか民間感覚とか。地方には可能性があって生かすのも視点を変えないといけないんだなって。現に観光地に住んでみて不便さも感じるが(笑)そこに行かないと体感出来ない物語がないと観光はダメになるかもしれないね。是非お役所関係者さんに読んでもらいたい。
観光地京都、宇治に住んでてたまにこれターゲット誰なん?とか何が目的やねん?というような観光アピールがあるけど。そうかお役所が頑張った(そして外部からのツッコミが入らなかった)結果なのね〜。
有川作品にしては甘さ控えめで、そっちの期待は叶わなかったけど。面白かった!
有川さんは「三匹のおっさん」についで2冊目。印税を東北の復興にという心意気に賛同して購入した。読み始めて小説家の吉門は有川さんでしょと感じるくらい高知に対する愛情を感じた。お役所に対するキツイ指摘も良くなって欲しいからこその愛の鞭。よそから見たら素晴らしいものを持っているのにわかっていない…これは地方だけではなく企業にもあるいは人にも言えることだ。頭の中をクリアーにして、真っすぐ前にあるほんとうに大切なものをこの手につかもう。これも多分、映画化するよね?
私的には、「フリーター、家を買う。」「シアター!」に次ぐ若い人に読んでほしいお仕事シリーズかも。面白かった。お役所に限らず、壁が多かったり、誰に向けての仕事かわかんなくなったり、あるあるある、わかるわかるわかる状態。途中ちょっときゅんきゅんもあります。でも糖度低めかも。
「おもてなし」する心で高知県の観光を盛り立てようというコンセプトで発足された「おもてなし課」。しかし良くも悪くもお役所仕事で・・。高知県ばかりでなく地方の観光地を応援したくなるお話でした。今回の一番の男気のある人はやっぱり清遠さんだと思います。あの包容力は並みじゃないです!がしかし、作家の吉門さんも負けてはいなかったし、ヘタレだったおもてなし課の掛水くんの成長ぶりも見事でした!方言も温かみがあって良かった。この本を政治家に読ませて、もっと民間感覚を持って欲しい。面白かったです!★★★★
小説を楽しみながら勉強ができる本だと思います。会話がずっと方言で初めは読みにくかったけど、慣れてくると、本を読んでいないときでも頭の中が方言になったりするほどなじんでしまいました(笑)。先日観光地の道の駅に行ったとき、その周辺の観光地を紹介するマップなどが置いてあって、もしかしたらこのマップも掛水みたいなお役人が頑張って作ったのかもしれない、なんて感慨深く眺めてました。
とても勉強になった。ないもの尽くし。だけど自然ならある、という高知県の状況は、和歌山県と似ている。和歌山でも、数年前から『おもてなし』という言葉は耳にするようになったが、それがどういうものか分かった気がした。郷土への愛、家族への愛、などなど愛がいっぱいの話で、さらに勉強にもなる、素晴らしい本だ。
大人のラノベを描く有川さん…相変わらず素晴らしいよ!もつぐんぐんに引き込まれて…技術よりも意識の変革。大切なのはおもてなしマインド。課が変わっていく様をわくわくしながら読めました!
行政の硬直化、よくわかります。組織に入った頃は、これで大丈夫なのかと思っていても、属していればそこの人間になっていきます。意識を持てって言われても、その経験がなければ難しい。だけど、それに気付き、打破しようという姿勢が気持ちよかった。吉門さんは、有川さんの地元や家族を愛する気持ちがそのまま乗りうつったようで、歯痒くて、なんとかしたいって気持ちにすごく好感が持てました。行政で働く人、ちょっと行き詰まってる人にはこの本を読んでもらいたい。読んで変わるわけじゃないけど、なにかのきっかけになれる本だと思います。
あー面白かった!今回はイヤーな「人」は出てこなかかったね。お役所がアレやったけど。今回のツボは全編にわたる土佐弁!にゃあとかかわいいんだー!ほんま高知に行きたくなる観光小説でした。高知のお酒、大好きなんス!亀泉と酔鯨が好きっス!
有川さんが気持ちの良いくらい、お役所仕事をバッサバッサと切り倒してゆきます。しかし、「おもてなし課」も七転び八起きばりに地道に成長してゆきます。その過程を、決して飽きさせずエンディングまで小気味良く読ませて頂きました。今回の2人のヒロインも相変わらずチャーミングですね。どーでもよい事ですが、私「植物図鑑」以降、スーパーで馬路村のゆずポンを使用しております。
有川さんの高知への愛が感じられる作品。一見坊っちゃんな掛水の打たれ強さがいい。でもって、一見切れる男の吉門が実はぐだぐだなのはもっといい(笑) 久しぶりにまた高知に行きたくなりました。
やっと読めました。掛水さんがだんだん成長?していく姿を実感しつつ、お役所仕事の頭の硬さや融通のきかなさとか学習っていうか改めて実感。高知に行きたいなと思っていたけどますます行きたくなりましたわ。
公務員は是非に読んでほしい。と言えるくらい役所人間を美味く表現・活用してる。悲しいかなそれくらい役所の人間は中から見ても外から見ても役所ってのは頭が固いしね。観光系公務員が読んで、儂らも負けてられんな!とかなれば良いな。今回は微糖仕立てだったので、甘党の人には物足りないかもしれないけど、微糖派の儂にはぴったりでした。
掛水の吉門に対する恐怖、憧れ、嫉妬…すごくよくわかります。年齢が近いのにずいぶん自分より先に進んでる友人や同僚を見ると、ぼくも同じ気持ちになります。だけど、怖くても食らいついて諦めないで、そのおかげで大きく成長できた掛水はほんと素敵でした。……多紀ちゃんは卑怯なくらい可愛過ぎですが。(笑)
フィクションなのに限りなくドキュメンタリーという雰囲気。そういう意味でも読後感が新しい。序盤、杓子定規なお役所感覚の「おもてなし課」が呆れるを通り越して滑稽だ。そんな「おもてなし課」が行政ならではのしがらみや融通の利かなさに直面しつつも成長していく姿が清々しかった。高知県庁に「おもてなし課」は実在し、多紀ちゃんみたいな職員も居て、パンフのエピソードも実話。有川さんは観光特使、そして清遠みたいな有川さんのお父様(笑)あとがきと鼎談も興味深かった。地図帳片手に「お!ここが馬路村か!」なんて読み方も楽しい。
いや~、おもしろかった。『狙ったところに名前を刺す』で名刺、この話、使わせていただきます(^^)しっかし方言てのは・・・耳で聞いてもわからんけど、文字にされてもわかりにくいものですねぇ。勝手にキャスティング、掛水君は小池徹平、多紀ちゃんはガッキー。吉門&佐和はちょっと思いつかないけど清遠さんは塩見三省さんがぴったり!などと思いながら読みました。これドラマとか映画にならないかしら~。
大好きなぽん酢の馬路村が出てきて俄然行ってみたくなった。
県庁の話をどう面白くするのかと思ったけどさすが有川さん。
そして有川さんの素敵なお父様に感謝です。
観光とは、光を観ること、有川さんは、観光に取り組む人たちまでお話にしてしまうところが、すごいですね。おもてなし課と高遠のふた組のカップルの成長もほのぼのしていて、もどかしくって良かったです。おもてなし課の取り組みは、自分の仕事にも役立ちそうです。
ぐふ。おもろかった!さすが、有川さんだわ。甘味がそこかしこにあるし~。高知に行きたなる!方言に苦しんでる、うちのカミさん。道産子nonたんは、苦にならないなぁ。全編通して方言でも平気だったかも知れん!(^^)! ま、みんなに読んでもらいたい。そして東日本の復興に一役買えれば良いですなぁ(^O^)v
主人公の成長あり、行政批判あり、ラブコメあり、そして光ある作品。モリミーの作品で京都ブームが到来したように高知ブーム到来です。この作品が高知へもたらす経済効果はかなりのものでしょう。おらが県からも有川さんみたいな作家出てきてほしいな。そして、県をアピールしてほしいものです。高知に限らず日本には魅力溢れる自然がたくさんあります。東北地方にも・・・今回の震災で被災した地の復興を切に願ってやみません。本作の印税は、被災地の方々へ寄付されるそうです。やはり有川さん、信頼できます。
高知県に行きたくなるのは、有川作品のデフォルトですねww もちろん、甘いのもデフォルトです。確かに気軽に観光について勉強できた。自分の県の観光はどうなんか考えたりもして良かった。
本の力って凄い。この一冊で、これまでとくに興味を持たなかった高知県が、物凄く素敵な場所だったんだなと思い知らされました!目一杯のアピールが有川さんらしさ満載で伝わってきて、読んでてとても楽しかったです。トイレ、お風呂などの水まわりや更衣室の清潔さって本当に重要!それだけでまた行くか二度と行かないかが決まることもありますもんねー。お役所と民間の感覚の違いってよく言われてますが、それもこの作品で分かりやすく実感することが出来ました。
大好きな有川さんの最新作!いつもよりも爽やかさ増量な感じ♪掛水くんはもちろん、吉門さん清遠さん、有川さんの書く男性はかっこよく成長してる!その辺もさわやかな部分でしょ!!ところで高知ってどうやって行くんだろう。すごく行きたくなったのですが!!笑
いやあ、方言っていいなあ。題材の目の付け所がいいところも、恋愛要素がたっぷり入ってるところも、たぶんこれお気に入りなんだろうな、というフレーズを繰り返し使うところも、全部まとめていつもの有川浩なんだけど、登場人物が土佐弁でしゃべることでさらにグッと味が出てるよね。これがかっちりとした標準語で描かれていたら言行不一致というか、「地方を元気にする」なんてフレーズもどこか空しいものになってたと思う。ううん、さすが有川浩。
自治体というものは効率よりも公に言い訳が立つことを優先しなければならない組織。そして、求められていることは創造性や柔軟性よりも硬直性。そんな「お役所」が社会をひっぱっていくことなんか出来ない。不便も商品にしてしまい、おもてなしマインドで県民一人一人が観光振興の担い手になる。経済小説タッチ?の作品で大変勉強になりました。若干糖度不足で掛水君と多紀ちゃん、吉門と佐和、それぞれの展開がもう少しほしかったです。
やっぱり読み終わったら高知に行きたくなる! かゆいところにも手が届く・打てば響く・有川さんの小説はリズムがあるような気がする。自分がこうなったらいいなぁ〜と思った通りに物語が進むのは想定範囲内なのにそれがとても気持ちいい! 高知弁が可愛かったなぁ〜〜。
これがベタ甘か。掛水と吉門さんイチャイチャしすぎだろ(え、何か間違ってる?)地元民なので概ね共感しながら読んでました。仁淀川付近の山ではよくパラグライダーが飛んでますね。高知の川は質量共に最強と言うけれど、それでも昔からしたら結構残念なことになってる気がする。何が原因かは知りませんが川幅が極端に狭くなっててみすぼらしい感じになってるんですよね。これはいけない。地元民として帰省したときだけでも出来ることをしなくては! 僕にも出来るおもてなしマインドで!/あ、ひろめ市場お勧めです。日曜市の近くでやってるよ!
読後は高知県HPを自然と検索していました(笑) その位の話に惹かれ時間があっという間に過ぎて行きました。お役所体質にどっぷり浸かって気付かない公務員、それをバッサリと言葉で言い放ち切り捨てる作家、主人公周辺のキャラも話が進むにつれて考え方に変化が窺える。読んでいる自分もおもてなし課の一員として「何かできないか」と考えてみたり。 「おやすみの挨拶、してくれていいですよ」にはニヤニヤが止まらんでした。
かなり面白かった!!少しずつ読もうと思ったのに!ドンドン続きが気になってしまった…。出来れば、続きがあると良いなぁ(^^*)その後が気になる!!
公務員は,手足を縛られた状態で仕事をすることを強いられている.平等になるようにする,という強い縛りによって,最も大切な住民のためになるということを蔑ろにしなければいけないこともある.誰からも文句が付けられないようにしようと思えば,何もしない以外の方法はない.そうすれば,何もしていない,という文句以外は来なくなるだろう.
自分も、パートですが、お役所の一端で働いているので、あの歯痒さはよくわかります。「馬路村」は昔ゆずの種でつくる化粧水を買ったり、その後も通販で少し買い物していたので、登場したときちょっとうれしかったです。実際馬路村は、通販で買い物しなくなってもしばらく色んな「きてみんさい」みたいなお手紙が届いたりして。やっぱり自己努力だったのですね。素晴らしい!
最初は土佐弁に戸惑いましたが…まあ、安心して楽しめます。少し図式がシアターっぽいかな。ほんと強キャラ・健気キャラみたいなん著者は好きだよねぇ。さて、作中の人らを見倣って自分の地元の良いところを見つめ直してみますかね(^-^*)
自分の無知を自覚させられた時、恥ずかしいし悔しいし逆ギレしたくなったりすることがあると思う。そんな時、自分の恥は二の次にして欠点を認めて、勇気を出して前に進むことができれば何かが生まれる。こんなことを学んだ気がする。「おもてなし課」に対する吉門さんの意見は的確で、それ故に苦悶する掛水くんにシンクロして「ううっ」っとなった。熱かったり、苦かったり、甘かったりと色々な感情を刺激する作品。
方言が大好きな私としては、まず土佐弁にメロメロ。そしてダメッ子が成長していく様に感動。さらに高知の素晴らしさに脱帽です。こんな『おもてなし課』が実在したら、その土地の発展も目覚ましいでしょうね。以前八戸へ行った時、観光課の方々と居酒屋で隣り合わせ『えんぶり』というお祭りを熱弁されました。翌年『えんぶり』を見に行き素朴さに感動、子供が中心のほのぼのした良いお祭りでした。観光課の方のお誘いが無ければ再訪しなかったと思います。震災から一日も早く復興し、あのお祭りを再開してもらいたいという気持ちで一杯です。
表紙に新鮮な驚き。肝心のタイトルと作者名をこんなに小さくして青を強調したイラスト(カバー下のイラストもナイス)だからこそ帯はいらないのになあ、とちょっと残念。県庁勤めではないけれど「時間がタダだと思ってるだろ?」の言葉が痛いの何のって(笑)
この物語はフィクションです。ただし、限りなく現実に寄り添ったフィクションです。おもてなし課のグダグダさにハラハラヤキモキし、おもてなし課のみんなと一緒に知恵を絞って意見を出し合いました笑。1冊を通じて苦楽を共にした(あ、大袈裟…)おもてなし課の成長を目の当たりにしてエンディングを迎えることができて気分も爽快。きっとこれからもおもてなし課にはたくさんの困難が待ち受けている。…けんど、おもてなしの心がある。本当に本当に日本に元気になってほしい、今だからこそ読むべき1冊です。
高知県に実在する「おもてなし課」を題材にしたフィクション。有川さんのべた甘を連想させるフラグがたくさんちりばめられ(笑)、掛水&吉門コンビも最高でした。それと、掛水君が導き出した「おもてなしマインド」すごく好きです。この気持ちがあれば、みんなハッピーに違いない。この本を読んで元気になろうと思いました!ちなみにこの本は高知弁で書かれていましたが特に読みにくいなどということもなくすんなんり世界に入れました。近いうちにスピンオフで続きが読んでみたいです。
高知県に思わず行ってみたくなりますね。役所と民間のずれも視点をかえるとこうまで面白くなるのか(笑)。
お役所感覚と庶民感覚の違い 一度お役所感覚になってしまうと普通の人たちの考え方にはなかなかなれないものだね~ これって、お役所だけでなく色んな職業でも言えることだよね 残念ながら、方言での文章が苦手なので、若干の読みづらさがあり、有川節を満喫!とは言いがたいのですが、それでも面白かったです
テーマが新鮮でした…が、身内に県庁OBがいて、家族内でも「お役所的考え方」を振りかざすので、ことあるごとにオーバーラップして、吉門と同じくらい、いやもしかするとそれ以上にイライラした…(苦笑)あとがきにも書いてありましたが“パンダ誘致論”はフィクションらしいですが、リアルでしたねぇ神戸在住としては。土佐出身の仲のいい親戚がいるので、土佐には行ったことがあるのですが、改めて観光したくなりました。『地方が元気に!』今まさにこれが日本全体のコンセプトですよね!吉門のキャラ好きやわ~♪佐和との後日談が読みたい☆
ダメ主人公が物語を通して成長していく構成は「フリーター、家を買う。」、「シアター!」等とも通じる有川スタイル。有川作品にしては甘さ控えめながら、一般水準からすればまだまだベタ甘。本作と他の有川作品の最大の違いは、やはり田舎の観光促進をテーマにしている所か。アイスクリンや鰹の塩たたき等の食を筆頭に、パラグライダーをはじめとする各種スポーツ等、多くの魅力に高知を訪れてみたいという欲求がかき立てられ、有川さんに一本とられた!という感じ。著者の実体験なのかフィクションなのか、境界が曖昧な所も良かった。 7点/10
予算にも時間にも甘々な”お役所”が、吉門・清遠親子に触発されて見違えるように変わっていく様がにわくわくする。ラストも爽やか♪後半のうちとけた吉門さんが可愛すぎるんですけど…!もはやツンデレ(笑)有川流ベタ甘も好きですが、これくらいお仕事に本気!な作品も大好きです。普段当たり前のように見過ごしてる地元、気付いてない面白さがあるのかなあ。
本書が刊行される以前から自らの著書に宣伝をねじ込む抜かりのなさが有川先生らしい。 舞台となった高知をはじめ、地方が今だからこそ光に恵まれますように。
確かになーと地元のお役所を思い浮かべて目を細める……。まともな人もいるけど、そういうのが稀なのね。
有川センセィの《すべての“いなか”にエールを》届いてます!全国の掛水くんや清遠さんや吉門さんが東北を元気にするよ!パラグライダーに乗った有川センセィの行動力がスゴイ!
高知観光地化は一日にして成らず。地域振興経済活性化を目指せども、史跡名所もインフラも商才もなければ金もない、隣の芝生が青すぎてないない尽くしが身にしみる。けれど役人根性かなぐり捨てて郷土愛を胸に起ち上がれ公務員、ウロコの落ちた目で眺めれば見慣れたはずの県内は持ち腐れたお宝・大自然で溢れている。一条の光が、観えた。家族、友情、職場、そして恋、土地が育む人の和が更に大きな輪を描き、南国土佐の夜明けも近いぜよ。さあ、高知へようこそ、何処の芝生よりも青々と光輝く海と空、山と川が真心を込めておもてなし致します。
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
よさこいと酒を愛する、四国山脈と太平洋に囲まれた森林面積8割強の自然の楽園高知県、その魅力発見観光発展に至るまでの地方公務員奮闘記。役人根性にデコピンかましたくなりつつも、ビルや道路は人間が造れても山や海は創ることができないんだという当たり前の事実に今更気づかされ、この攻めの姿勢は民間企業にも共通だと一社会人として襟を正す。エンタメとしてもビジネス書としても一級品の本作、印税は震災寄付に回るってことで思い切って購入、そして一片の悔いなし!この本が日本中を元気にしますように。
ナイス!
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04/13 21:47
よさこいと酒を愛する、四国山脈と太平洋に囲まれた森林面積8割強の自然の楽園高知県、その魅力発見観光発展に至るまでの地方公務員奮闘記。役人根性にデコピンかましたくなりつつも、ビルや道路は人間が造れても山や海は創ることができないんだという当たり前の事実に今更気づかされ、この攻めの姿勢は民間企業にも共通だと一社会人として襟を正す。エンタメとしてもビジネス書としても一級品の本作、印税は震災寄付に回るってことで思い切って購入、そして一片の悔いなし!この本が日本中を元気にしますように。
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
プチナショナリスト、それは出身地を愛する有川さんがご自身を表した言葉。うん、言い得て妙。読み始めて思う、吉門さんって、まんま男版有川さんじゃん。しかも序盤のおもてなし課の体たらく、実話ベースだったのか。それで物語を一本書いちゃう有川さんもすごいけど、こんな超強力援軍になり得る本の発売を実際のおもてなし課HPに掲載し落としてたって嘘みたいな事実に吹いた。もう最近事実が小説を凌駕する事象ばっかりじゃん。
ナイス!
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04/13 21:48
プチナショナリスト、それは出身地を愛する有川さんがご自身を表した言葉。うん、言い得て妙。読み始めて思う、吉門さんって、まんま男版有川さんじゃん。しかも序盤のおもてなし課の体たらく、実話ベースだったのか。それで物語を一本書いちゃう有川さんもすごいけど、こんな超強力援軍になり得る本の発売を実際のおもてなし課HPに掲載し落としてたって嘘みたいな事実に吹いた。もう最近事実が小説を凌駕する事象ばっかりじゃん。
高知を舞台に繰り広げられる【詰め合わせ】小説。基本は【どうやって高知を盛り上げていくか?】という所なんだけど、恋愛とか家族とか奇妙な友情?とかがプラスされてる。それでもバランスは取れてるのがすごい。個人的には掛水と吉門の掛け合いに噴いた。野暮ったい(褒め言葉)高知弁があったかい物語
役所を相手に仕事をしている民間のひとりとして、吉門さんから掛水くんへの指摘の数々にほんまに胸がスッとした。よくぞ言ってくれた!です(笑)地域活性を応援するお話であり、各自の成長物語であり、高知県観光推進物語。だって高知県に遊びに行きたくなったんだもん。有川女史の仕事を本筋においた作品はやっぱ好きだな。『お金』のこともしっかり考えてのお話は勉強にもなります。糖度控え目ね、と油断していたらそこはやっぱり有川作品。私は吉門・佐和組がとっても気になるぞ~!とても面白いお話でしたが方言で何度か躓きそうになりました。
高知県に実在する「おもてなし課」を舞台にした地域興しを熱く語る物語。田舎に住まう者として、とても面白く読む事が出来ましたし、自分の地元の可能性にも思いいたさずにはいられませんでした。ここでも何か出来るんじゃないだろうかって。ただ、お役所仕事丸出しの公務員は実際います。自分も振り回された事のある口で、役場の企画に対して翌日には試作を作ってプレゼンしたにも関わらず、連絡なしで塩漬けにされた事があります。それを思い出したので、吉門に思いっきり肩入れし、冒頭の頃の掛水に腹を立てていました。後半は魅力的ですけどね。
まんまとはまりました。高知行ってみたいなぁ。おもてなし課、魅力的ですね。何かしなくちゃ!という気持ちが伝わってきます。私だったらどうかなと考えます。何かを新しく始めることが難しいことも良く分かりました。けれど諦めず、試行錯誤しながら道を見つけて切り拓いていって凄いなぁと思いました。いろいろと気づかされました。有川さん、ますます凄いなぁと思いました。何かしたいって思ってもなかなかできないからなぁ。吉門さんは最初と最後で私の中で印象ががらりと変わりました。なんともいえない三人の関係も面白かったです。
目の付けどころが有川さんらしい。県庁におもてなし課?、旅館じゃあるまいし、有川さんたらユニーク・・・と思っていたら、本当にあったのね。これは、県庁おもてなし課の成長物語とも言える。「所詮お役所仕事」と言われそうな面々が清遠さんと言う師匠を得て徐々に変わっていく様子には胸躍るものがある。登場人物たちも愛すべきキャラクターが目白押し。お約束の恋のお話もあり、有川さんの郷土愛も垣間見えて楽しませてもらった。
公務員の私には思い当たるフシが一杯ありすぎて胸にズキッとくる話でした。「県庁の星」の有川浩バージョンは、なかなか読ませてくれました。作者の地元に対する愛情と現状をしっかり読ませた前半に後半は得意の有川節炸裂の吉門と義妹佐和とのベタ甘な恋愛ものへの移行は落差があっておもしろかった。
有川さんにかかると、どんな話も恋愛小説に変わってしまう不思議。今回はベタ甘ではなくほんのり甘い。だけどちょっとした会話や仕草にきゅんきゅんくるポイントはしっかり植え付けられていて、それに出会う度にまにま。やっぱり有川さんいいなぁーと再確認。変わっていくおもてなし課の様子や高知の観光地の様子にもわくわくしながら、一気に読みたいけれど、一気に読むのが惜しい…そんな気持ちになった。本当にこの本は行政にこそ読んで欲しい!掛水発案、テーマパーク日本全国!めちゃくちゃ楽しそう!!
良くも悪くもいつものこの作者らしい作風だなという感じ。清遠さんのカッコ良さはあいかわらずの親父萌えですな。掛水と吉門の男の友情萌え要素もあり。前々からそういった気配が感じられた部分もあったけど(特に『キケン』なんてその最たるものか)今回は特にその要素が強い気が。
高知に行きたくなりました!馬路村、行ってみたいなぁ。有川さんの書く登場人物はすごく魅力的ですよね。ダメなところもたくさんあるのに男性達はかっこいいし。地方公務員である父に押し付けたところ、楽しく読んでるみたいです。笑
いや〜もう、有川さんの作品は水戸黄門並みにベタだけど安心して読み終われるのでスキです!今回も真面目な「町おこし大作戦」要素とラブ要素とコメディ要素が絶妙な混用率で配分されてて楽しかったー!馬路村には是非一度行ってみたい!
綺麗な青の装丁がお気に入り。登場人物がことごとく個性的で物語に没入し易いのは有川さんならでは。ストーリーも良いのですが、それ以外の感想としては、県政ハウツー本にも見て取れた。 巻末の対談を見てると本当に高知を愛してるんだなってしみじみ感じました。あ、あとパンダ誘致論の清遠さん!結構しぶい! はちきん佐和さんにいごっそうなその父とかいい感じでした。
実在するおもてなし課を題材にしたお話。有川さんの甘い話が大好きな私は最初の方はなかなか進まなかったんですが、後半はすらすら読めました。そして有川さんはどこまでも貪欲だと確信したり。高知に行ってみたくなりました。方言も心地良い!
後輩くんからの借り本。
高知県に実在する、“おもてなし課”。ド田舎県の観光都市開発事業も、有川浩の手にかかればこんなにも夢のあふれる政策が打ち出せるのねっ(>_<)
フィクションとノンフィクションのいいとこ取りで、臨場感と夢のある作品。
有川さんの地元・高知愛に溢れた素敵な作品。「おもてなし課」から『観光特使』を依頼された作家・吉門=有川となり、読者は有川マジックによってどんどんと高知に行ってみたくなってくるw 箱物行政になりがちな観光政策だが何も無いことを売りにしてしまうというこの姿勢は面白く、地方観光行政に携わっているお役人の方々、必読ですよ!こう書くと何だか硬そう…と思われそうですが、いえいえ有川さんの甘いラブ要素、ちゃんと入ってますよw続→(今回はコメント欄、長めなの覚悟してねw)
nyanco@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
oyasanさん、コメントありがとうございます。もう読みたい本ばかりでほぼ病気です…w 王子動物園!私、行ってみたいんですよ~!! 素敵なデートでしたか?
ナイス!
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05/23 07:33
oyasanさん、コメントありがとうございます。もう読みたい本ばかりでほぼ病気です…w 王子動物園!私、行ってみたいんですよ~!! 素敵なデートでしたか?
観光の特殊部隊「おもてなし課」は、高知を活性化させることができるのか!?いやあ、相変わらずすごい引力。物語も登場人物も魅力的で目が離せませんでした。不器用な恋愛模様もよかったけれど、とにかく掛水と吉門のやりとりがツボでした!掛水はどんどんかっこよくなるし、吉門はかわいくなるしで、もう!!大好きです← 様々な柵がありながら高知を活気づけるために頑張る姿は、とても輝いていました。現実には難しいだろうけど、こんな風に『民間感覚』を持って動いてくれる人がいたら幸せだなあ。溢れる地元愛に、高知に行きたくなりました!
『ストーリー・セラー』同様、物語の公私混同に想像力をかきたてられる。(笑)どこまでが本当にあったことなんですか? 友人が地元紙で連載始まったよーと教えてくれたことがあったが、きっとこれのことだったのだろう。有川作品に今のところはずれなし。本当に面白い。 高知について、観光について、読者の代わりに予習してくれる作家は有川さんしかいないだろう。(笑)そして、高知に行きたくなった。(笑)
あー!元気もらったー!!初めは民間吉門とお役所掛水の感覚の余りの違いに愕然。根回しや見通しもなしにとりあえずなんて話は有り得んし、頼む相手に超失礼。しかもその辺が実話て。でも多紀とタッグ組んでからの掛水の男前度の上がりっぷりにニヨニヨ。そして何より清遠さんと吉門のやり方が凄くいい。ヒントだけ与えて成長させるっていう。清遠さんめちゃ格好良くて大好き。下元さんの心遣いも。ラブの方もニーヤニヤw吉門のその台詞は反則だ!メロメロ!楽しかった!!
役所と世間とのずれに呆れつつも、徐々に感化されて県庁内の改革が読んでいて楽しかったです。 今回、かなりべた甘で、吉門と左和の結末ににやにやしちゃいました。
高知県は有川さんに感謝するべきやなぁ。すごい行きたくなったし。去年の10月に、四国に行って、そこの人たちがみんな親切で驚いたことを思い出した。相変わらず甘いなぁ、そして、こんなに面白いのは、甘いだけじゃなくて、できないことを認めて、頑張って、認められる過程がすげーうまく描かれてるからなんやろうな。
実に有川さんらしいお話でした。おもてなし課の頑張りにハラハラしたり共感したり、恋愛も同時進行するのでおまけにキュンキュンしたりと、自分の感情も忙しく進行。そして読了後は表紙の青空の様にすっきりした気分で無性に高知に行きたくなりました(笑)何度も行ってますがホントにいい所なので。あと、お役所に限らず一所にずっといるとどうしても常識や価値観が偏りがちになってくる。自分も少なからず思い当たる節があるのでちょいと反省…。キャラでは飛び抜けて吉門が好きだった!あれは惚れてしまうな〜最後の対談も良かったです☆
ムック@中四国読メの会コミュ参加中
吉門さん、めっちゃええよねぇー小心なとこも含めてお気に入りやわ〜♪と、地元愛媛弁でしゃべってみました☆ってかトミザワさん、完全にやられましたよ!拝見しながらほーっ、高知県民だったんですね、と思ったら東京人でしたか〜でもすごいお上手ですね!四国人も騙せたのでいつでも高知県民になれちゃいそうです☆
ナイス!
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04/04 18:33
吉門さん、めっちゃええよねぇー小心なとこも含めてお気に入りやわ〜♪と、地元愛媛弁でしゃべってみました☆ってかトミザワさん、完全にやられましたよ!拝見しながらほーっ、高知県民だったんですね、と思ったら東京人でしたか〜でもすごいお上手ですね!四国人も騙せたのでいつでも高知県民になれちゃいそうです☆
わしゃ、kochiちゅう名前ば使っちゅうき、高知ば応援せんとにゃあwww
県庁の新部署「おもてなし課」。観光立県を目指す為、若手の掛水くんがアシスタント役の明神さんと「おもてなし課」のメンバーが、観光特使として参加した作家の吉門や、観光コンサルタントの清遠に触発されながら、成長していく。実在する「おもてなし課」を舞台にした今作、フィクションの中のリアルな面がより面白い。巧い企画。県庁の考え方と周りからの見方が新鮮。もちろん、恋愛面もおいしいツボをしっかりと押さえ済み。「県庁おもてなし課」の印税はすべて、東日本大震災の被災地へ寄付されるとのこと。小さなことでも少しずつ。光はある!
土佐弁で会話する登場人物が好い。標準語の文章より読み慣れない不便さはあるけれど、やはり地方都市高知県を舞台にした物語なのだから、その場所でしか聞けない貴重な方言で語ってくれるのは、主人公等と一緒にその土地の空気を疑似体験しているようで読み心地よかった。
面白い!良い感じに素朴な登場人物たち。ダメな主人公が頑張る系+いつもの甘い展開。「もしドラ」みたくビジネス・アイディア発想方法のヒントになるかも。
面白かった。高知にも行ってみたくなった。……だけど、なんというか、「このネタならもっと面白くなったんとちゃう?」という印象をこの本も含めて最近の本には感じてしまう……。贅沢になっているのか。
いつもは文庫本派ですが印税が震災の義援金になると知り即購入!! 時間がタダだと思ってるだろ…初っ端から吉門に見事に刺されました。途中からは頑張れ掛水!!と応援する気持ちでいっぱいに。役所と民間とおもてなし…日常感溢れる地域密着型の小説。そしてやはり有川さんならではの寄り添う恋愛。素敵でした!!何かがなくてもどの地域にも光はある。一日でも早い被災地の復興を祈って。頑張ろう日本!!
もう、ホントに発売を楽しみに待ってました♪怨むよ発売遅い一部地域な我が故郷…。一日千秋とはこのこと!?高知県、友人が在住してますが、一緒にゆずの村に観光に行きたくなりました。同じく空飛びたい! 期待を裏切る物語りっぷりに、今回もにやにや笑ってくぅ~っと照れて、かっちょいい親子勢に悶えさせていただきました。
有川さんの登場人物は、みんな、自分の仕事に一生懸命で、誇りを持っているところが本当にすごいなと思います。県庁ルールとか、民間目線とか…私は今まで考えたこともなかったですが、故郷の為に出来ることを考えたり、職場の為にやるべきことを考えたり…本当に考えさせられます。掛水の成長っぷり、多紀の頑張り屋なところ、喬介の頭が切れるが不器用でかわいいところ、佐和の我慢強いところ、清遠の包容力があってあったかくて郷土愛がすごいところ…大好きです。すばらしい作品でした。
甘々の男女のやりとりも魅力だけれど、男同士の何気ない会話も有川浩の魅力のひとつ。掛水の部屋に転がり込んだ吉門との会話はとても印象的だった。普段ハードカバーは図書館と決めているけれど、今回は購入。
折角この本の感想書くんやから自分とこの方言で書きます。読みにくいと思いますけどご容赦下さい。やっぱりうちの脳内言語は有川さんの言葉なんやなぁと思た。上手い人のキャベツのせん切りの音を隣で聞いとぉみたいなリズムのええ文章。それでちょっと考えさされる話とベタ甘(しかも今度は禁断の恋成分入り!)展開する。有川さん死角どこ?ただ神戸の人が大阪弁喋っとんが残念やった。「てる」が「とぉ」になるだけでもだいぶちゃうのに。まあ、結局何が言いたいかゆうたら、好きです。あ、それからこれ実話ですよね?(以下個人的パンダ話→
公務員(目指している人)や中小企業の経営者に是非読んでもらいたい。硬直した組織を変える事の難しさや意識の変革方法、「おもてなし」という顧客志向とはどういうことなのかは参考になるはず。公的機関で働いたこともあるので、清遠や吉門の「時間の感覚が民間と違う」等々の「民間企業とのズレ」の指摘は、思わず「もっと言ってやれ」と言いたくなってしまう。それにくじけず頑張り成長していく、県庁組みの掛水や多気にはエールを送りたくなる。掛水と多気、吉門と佐和の恋愛方面の話しの展開は、いかにも有川さんぽくて、もどかしさ満載。
新刊読み終わりました!今回の話しは高知が舞台ということで、以前旅行に行った頃のことを思い出しながら読めました。ストーリーは言わずもがな、恋愛も楽しんで読めました^^ 今回は男性キャラが女性キャラよりかわいかったなー。掛水と吉門、君たちかわいすぎだろ!!なんだろう、これがツンデレというものなんだろうか? 表紙も空や海のブルーで綺麗にまとめられ、そこからもう物語に引き込まれた感じ。サイクリングの描写はいつ出てくるんだろうとワクワクしながら読みました☆お役所と民間の感覚の違いも読んでて面白かったです。
「日本中が元気になれたらえいなぁって」/この本は今、このタイミングで読めて良かった!最初こそ「これだからお役所はっ」と思うけど、だんだんと成長して行くおもてなし課の面々が素敵です。清遠親子ももっと出張ってくれて良かったのに・・と思うものの、個性が強烈なだけに主題がぶれちゃうかもですね。いつもの有川作品のように各カップリングも良かったけど、後半は掛水と吉門コンビに笑わせて頂きました。吉門さんは何でプライベートはあんなにグダグダなのか(笑)
印税を震災の義援金に(http://blogs.yahoo.co.jp/f15eagledj0812/2328565.html)、という姿勢とその文章の潔さに何か救われた気持ちになって、珍しくも単行本で購入。ベタ甘ではないが2組の男女の恋愛模様もしっかり描きつつ、地方の活性化をリアルに小説化するワザはさすが。清遠は、有川さんが描く粋なオヤジの集大成という感じだし、地味だけど下元課長は理想の上司。掛水はかなり幸せな環境だよな。
実話も織り交ぜながらの展開が面白かった。有川さんの高知愛が伝わってきた。高知の方言もかわいらしくて使ってみたくなった(笑)これを読んだら、高知に行きたくなったなぁ。高知と言えば龍馬とかしか観光のイメージは無かったけど、他にもすごく楽しそうな場所がいっぱいだった。買った事で被災地の方々の役に立てれば良いなぁ。
去年、高知に一人旅したのを思い出しました。高知の食材自体がめちゃ美味しくて、どこで何を食べてもハズレなしだったり、高知駅の天井が素敵だった事や、土佐くろしお鉄道からみる海の風景に感動したのを思い出しました。高知にまた行きたくなる本です☆私は火曜市に行ったんですが、この本にある通り私もテンション上がった。民間企業に勤めていますが、私自身は仕事が遅いしモチベーション下がっていますので掛水君みたいに頑張りたいところです。
高知県庁に生まれた新しい部署“おもてなし課”。観光に力を入れるべく地元出身の有名人に観光特使就任を打診したおもてなし課の面々。若手職員の掛水は人気作家に観光特使の話を持っていくが、思わぬダメ出しをくらってしまい・・・かくして、掛水をはじめとしたおもてなし課の面々の戦いが始まった!
仕事に恋。いろんなものが詰まってる小説。有川さんと言えば「ベタ甘」だけど、ほんのり添えられているくらいの味わいもまたいい感じ。これからいろいろなことが始まりそうなところで幕を引いてるのが余韻があってまた何とも。
きっかけは多分、観光大使の就任依頼から?身近にあった出来事をここまで面白く膨らませてしまう才能には毎度感嘆させられます。しかし、お役所仕事も有川さんの筆にかかると形無しだなぁ(^O^)でも、そういうとこまでオープンにしようじゃないのっていう高知県庁の心意気も素敵です。役所と民間の意識のギャップというより「顧客志向」を貫けるかどうかなんでしょうね。役所の方が身内のルールや「公平性」という得体のしれないものを優先する傾向がより強いだけで…『おもてなし課』に負けないように、民間としても頑張らねば!
アイゼナハ@灯れ松明の火
いつもは文庫派なのですが、印税を義援金として寄付されるとの情報を読メで知ったので…一石二鳥?有り難く楽しませていただきました。故郷は遠きにありて思うもの…ではなく、たまには帰って観光すべきものなのかも知れない。
ナイス!
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04/04 23:06
いつもは文庫派なのですが、印税を義援金として寄付されるとの情報を読メで知ったので…一石二鳥?有り難く楽しませていただきました。故郷は遠きにありて思うもの…ではなく、たまには帰って観光すべきものなのかも知れない。
なんとも言えない地元愛。高知にすごく行きたくなりました…!しかし、私の考えがどちらかというと公務員寄りだったのがちょっとショックだったかな(笑)ベタ甘中毒な私には今回は恋愛が物足りなく感じましたが、爽やかに終わって良かったです!私も有名になれば地元活性化の起爆剤になれるのになぁ。名古屋も良いとこなんで、是非!笑
いろいろな楽しみ方ができる本である。フィクションであるとはいえ、役所の実態についてその一部を垣間見ることができるし、ビジネス書として参考にできる部分もある。キャッチコピーやパンフレットの作り方など、結構参考になる。『シアター』と同様に、有川氏は客(読者)を楽しませることと、そのことで自分もしっかりと生活をすることの大切さを説いている。そして、掛水と吉門の成長物語としても読める。「作家なんて商売をしているのに、いざ自分が当事者になったら即興で気の利いた言葉など出てきやしない」やはり吉門は有川氏でもあるのか。
出てくる男が全員カッコいい!!主人公2人はもちろん、2人の親や上司が最高にカッコいい!!世の中のお父さんや職場の偉い人にぜひ読んでもらいたい本。自分もこういう父親や上司が欲しい&なりたいなぁ~と。恋愛の話も相変わらずどストライクで満足。有川さんにしては微糖な感じですが、直球の恋愛は読んでて気持ち良いし元気をもらえました(^-^)
わーい新刊だ~!表紙から高知でほの甘ラブ?と予想したら、のっけからまさかのおもてなし課にダメ出し。しょっぱー!とおもってたら甘いのと辛いのとが交互に。いやー有川節を堪能しました。後半、どんどん具体的になってきて、吉門氏かんぺき有川さんがモデルだよねとか「またどこまでホントなんだよー?」とハラハラしてたら、あとがき・対談、予想以上にホントの話でびっくりしました。高知までは、なかなか遠くていけませんが、近くのスーパーで馬路村のポン酢しょうゆとゆずドリンクを買ってきました。好きなんですよね~、これ。
ぐっち@灯れ松明の火
アイコン替えてみましたにゃあ。子どもに描いてもらいましたにゃあ。「おもてなし課」は、チョコレート柿ピー系というか、甘いのと辛いのと両方入ってるところがクセになりますね。もちろん甘党辛党どちらも好きです(食べ物も物語も)。
ナイス!
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04/05 06:53
アイコン替えてみましたにゃあ。子どもに描いてもらいましたにゃあ。「おもてなし課」は、チョコレート柿ピー系というか、甘いのと辛いのと両方入ってるところがクセになりますね。もちろん甘党辛党どちらも好きです(食べ物も物語も)。
著者らしいテイストで相変わらずのぐいぐい引き込まれるこの作品は、題材から見てもとても愛情をかけて書かれたものだと感じられた。単純な郷土愛というものとは違う、もっと大きなもの。決してやさしい言葉だけでなく時には厳しく叱咤する場面もあり、そして恋バナもあり。発売された時期が関係して、この著書の印税を震災の被害者に寄付するということだが、全国の県庁および市町村等の自治体関係者は、この本を買って読めば、とっても勉強になり、かつ、明日は我が身の震災支援もできる、お得な作品として全国に広めてもらいたい。
何もないところから有るものを見つける。このお話は掛水と吉門が何もないところから始めた話だと思いました。しかし吉門センセーかわいいです(笑)というより清遠一家かな。余談ですが地元の鳥もつ煮が有名になりましたが県民にとって蕎麦屋では割とおなじみの品…視点って大事です(笑)
印税を寄付するという作品。地方活性化!うちの県や市でも読んでほしい。
おもてなし課が頑張ってる姿を書いているだけじゃなくて、甘い、にやけちゃう場面を上手く織り交ぜてくるから有川さんは凄い!!難航している物が上手く行きだすところはスカッとなって気持ちがよかった。高知のことを書かれているけど自分の県まで好きになれたし、頑張ろうって思える元気になれる本でした。やっぱり有川さん好きだなっ!!!
Uターンしてきた人間にとっては結構頷ける地方の怠慢。わがふるさとでも見習いたい部分がたくさんありました。本筋がビシっと決まっていただけに、今回は恋愛無くても良かったかなぁと私は思いました。有川さんの高知愛をビシビシ感じます。龍馬を用いない高知の紹介の仕方もおもしろい。高知それだけじゃないんです!と有川さんの声が聞こえてきそう(笑)吉門さん清遠氏、佐和さん、皆クセがあってそれがいい。5章の内容が特に良かったなぁ。
土佐の青い海と青い空と清流の川のイメージのブルーが佐和を象徴してる? 吉門が好きな青よ♪ あー、大好きかも。図書館戦争・郁の父母。シアター・司、巧の父母。三匹・祐希の父母。フリーター誠治の父母。そして県庁の佐和と吉門の父母。有川さんの作品はベタ甘に視点が行きがちですが、並行してしっかり家族の物語でもありますよね。有川さんが雑誌やラジオなどで語る旦那様の事やお父様とのエピソードが家族の掛け替えのなさを物語ってるかなぁ~。家族を!地域を!大切にしないとバチがあたるき!!
やっと読めた!地方新聞のみに連載だったので、、。シアターの舞台を見に行ったときに有川さんの名刺をいただいてて、確か高知県観光特使ってあったなーと、思って読み進めてたら、、あれ?うん?これ、どっからがホントなんだ!?と、頭を悩ませたり。ホントの話が多すぎる!
お役所の人に読んで欲しい作品だ!と、思いました。
やっと読めました。感想は、やっぱり有川さんは読みやすい、仕事は忘れて読んでたつもりが仕事に活かせる事が結構多くて良かったです。あと…高知行ってみたくなりました。 一人一人が出来る事や、思いやり、気遣いを大切にする事が出来たら、地域活性化も出来ると思います。
高知県に実在するおもてなし課を舞台に、官(お役所)と民(一般)が意識の擦り合わせをしながら観光業の発展を目指す。雰囲気はシアターに近いなという印象でした。しかし有川さんうまいなぁ。この一冊でどれだけの人が高知県に興味を持っただろう?楽しく高知を知ることができる一冊であり、軽いビジネス書としても推奨したい。そしてストーリーセラーの時のような仕掛けにニヤリ。"主人公の名前は貴方を・・"と落とし所もしっかり。こういう遊びゴコロが癖になってやめられない有川作品です。カバーの下絵にも注目したい。
有川さんの高知愛が全編から溢れ出してますw 馬路村行ってみたい! 吉元のツンデレ(死語?)にニヤニヤして、清遠と下元の大人な二人にやられました。あと、隠れMVPで有川先生のお父様www あと、吉元と佐和の番外編が読んでみたい。文庫版とかにスピンオフ書いて欲しいです。
おもてなし課が実在するということもあってかノンフィクションっぽさを感じつつ読んでた。主人公の掛水が、吉門と関わったことによって、成長していく様が気分がよい。6年前に旅行で行ったく程度で、縁もゆかりもない高知県だけど応援したくなる、そんな小説だった。「パンダ誘致」、実在した話かと思って、ネットで検索してしまった……。
みっきぃ@灯れ松明の火
まっこと、なんらぁしとおせって感じですね。高知は食べ物(カツオをはじめとする魚類とか、小夏、文旦などなど)がおいしかったって印象があって、また行きたいと思っている場所です。
ナイス!
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04/04 12:23
まっこと、なんらぁしとおせって感じですね。高知は食べ物(カツオをはじめとする魚類とか、小夏、文旦などなど)がおいしかったって印象があって、また行きたいと思っている場所です。
新聞連載小説のせいか、いつものようにすらすら読めるという感じではなく読むのに時間がかかった。登場人物達は相変わらず魅力的でしたが、清遠さんの存在感がすごい。読んでいて楽しかった。いつか高知に行ってみたい。馬路村も早速チェックしました。
企画って難しいですね。でもやり遂げる気持ちがある、素直に成長できる主人公に勇気づけられます。 うちの会社大企業病だから、似たような縛りがあってなんだかなーと思うことも多いんだけど、それにつかったまんまじゃ変わらないんだよね。
有川さんの小説を読むと、いつも「こんなことまで文章であらわせれるんだ」と驚きます。題材も面白い!個人的には、何もかも分かってそうな格好いい吉門さんの人間らしいというか、可愛らしさに心うたれました。
読む前は、県庁の話ってどうなんだろうって思っていましたが、読み始めたらおもしろい。最初は吉門さんと一緒になっておもてなし課の人達にイライラしてたけど、あの掛水の打たれ強さにああすごいなと思いました。物語を楽しみながらも、県庁の大変さを少ししることができました。そして掛水×吉門、佐和×喬兄、掛水×多紀、吉門×多紀のシーンは思わずニヤニヤ…。今回も楽しませてもらいました!表紙が素敵!最後に…高知に行きたーい!!
ストーリーに大きな山場がある訳でもない、胸きゅんの恋愛ものでもない。ただ全部のページが文章が面白いだけ。これってすごいことだなぁと思う。小説として楽しみながら別の視点を知り、知識を得て、興味を持つ。さらに、できるんじゃないかという希望も持てる。この爽やかで目立つ装丁、控え目な題字もいいですね。商品への気概を感じました。
有川さんの描く高知はとても魅力的で故郷の愛着が強く伝わってきた。日曜市や馬路村を訪ねてみたい!そして接客の仕事に携わっている私にはとても為になったお話しだった。お客様を「おもてなしマインド」でお迎えする姿勢はどの職種でも必要な感覚だと思う。お役所感覚で仕事を進める事しかできなかった掛水が清遠や吉門、多紀ちゃんと出会い、目の前にある課題にガムシャラに取り組む姿に頑張れ!とエールを送っていた。清々しく読了しながらも吉門さんのファンになってしまった私は、吉門と佐和のこれからの物語を知りたい!と思ってしまった。
有川さんにはラブ面で毎度ニヤニヤさせられっぱなしですが、今回は掛水・吉門・清遠さんらの掛け合い&ツッコミにもムッフッフでした!舞台は高知でしたが、イナカに住む私としては簡単には見過ごせないテーマでした。「お役所感覚」。心から「馬鹿じゃねーの」と思いますね。サービス業勤務で地元ラブなんで、民間とお役所の感覚のズレは読んでてもどかしかった~。いっそこの本が県の観光課の必須テキストになればいいのに!これ読んだら高知に興味が湧くのはもちろんですが、むしろ地元愛が高まりました!!
おもてなし課が地方活性化のため邁進する話しで、御役所感覚と民間の感覚を一つ一つ丁寧に書かれていてわかりやすく、ああなるほど。そう言われればそうだな・・・と納得してしまう。掛水が多紀と出会えたのは本当に僥倖だと思う。多紀の民間感覚もそうだが目をかけてもらえたことに対する頑張りが掛水の成長を促したと思う。勿論清遠と吉門も。清遠の県庁に良いとこどりされるとわかっていながらの協力に高知に対する気持ちを感じた。本当に有川さんは素晴らしい。この本を読んだだけで本当に高知に行きたくなりました。
引き際を知っている男ってかっこいいよなぁとつくづく思いました.成長物語という意味では、『フリーター、家を買う。』と少し似ています.有川作品を読むたび思うこと「すべらんなぁ」!
まさに、実写フィクション。この本を地元に持っていて、見習えって言いたいです。こんな難しい素材でも、有川さん風になってしまうのがすごいです。さすが、有川さん。
面白かった。有川浩の作品はどれを読んでも面白い。今回は作者出身の高知県が舞台だったので、大分力を入れたのではないだろうか。
高知県を舞台に県庁さんの奮闘記を主軸に置いて、主軸の周りに恋バナを添えるという作者らしい作風でした。最初はダメダメだった県庁さんも作家さんとのやりとりの中で成長して、その成長がおもてなし課に影響していく様は読んでてワクワクしてきました。
そうそうそうそう!そうなんですよね!!カバーを外してのお楽しみにニヤリですね♪多紀ちゃん、本編では飛ばなかったのにね~(笑)。キケンや三匹のおっさんの仕掛けにもニヤリとしましたが今回も大満足でした!
> misiaさん 『キケン』の徒花スクモさんも、『三匹のおっさん』の須藤真澄さんも、そしてこの本のウチダヒロコさんも何やら楽しんでイラストを描かれているのね〜♪ という感じで、いいですね(*´ヮ`*) カバーの青白のコントラストも好きです☆
はじめまして!言われるまでカバー外すなんて考えもしてなかった! 今見ると、何やらニヤニヤしたくなる微笑ましい情景がw 気付かせてくれてありがとうです!
>guri@灯れ松明の火さん コメントありがとうございます(^_^)! カバーを外して確認するのは、わたしの習い性みたいなものなのです(笑)。コミックスではよくあるので、もしかして文芸単行本にもあるかな〜と、つい見てしまいます。お役に立ててよかったです(*´ヮ`*)
初めまして(*^_^*) わーっ♪カバーをはずしたら思わず声が出ました!教えていただいてありがとうございます!
>さやかさん カバー下も楽しめるのはうれしいですよね(*´ヮ`*) わたしも現在故郷から離れて暮らしていますが、生まれ育った故郷が大好きです。おもてなし課を連載していた新聞社があるところなので、この本の後ろに故郷PRが載っているのも嬉しかったりします♪(ちなみに山梨です)
カバーの裏側! ほんとですね♪ 掛水、君が感動した絵を君の大切な人にも見せてあげなきゃダメだよ! とずっと思っていたので…掛水クンはホントかっこよくななっちゃって…羨ましいw
>茶々さん ある意味、一県職員の成長記とも言える本ですね。掛水くんはぐんぐんかっこよくなって、多紀ちゃんには先見の明があるとも言えるかも……いつか二人でカバー下イラストのようなことができるといいですね♪
カバーの下にお楽しみあったんですね。でも、図書館の本だったから見られなかったな。見た~い
>ももさん 図書館本だとビニールコーティング(?)でカバーが外せないのが残念ですよね(^▽^;)。 書店でチラッと覗き見るというのができるようならば……丁寧に扱えば大丈夫なのではないでしょうか?
らぴさんの感想読まなかったら、カバーの下なんか見なかったです! しばしばナイスありがとうございます。
>ハッピーハートの樹さん お役に立てたようでよかったです(*´ヮ`*)。カバーを外すとサプライズ、というのはわりとよくあるので、お試しあれ。