本校では、生徒の創意工夫・主体性を育む教育の一環として、
今年度初めて「たまご落としコンテスト」を実施することにしましたので、お知らせします。

ねらい

 主体的に学び、考える姿勢を育む

 1997年のアメリカ独立記念日に探索機マーズ・パスファインダーが火星に着陸した。
この時の探査機は何と、風船(エアーバック)に包まれて火星の地表に衝突し、15m飛び上がった
後に15回もバウンドして転がり、最初の着地地点から1km離れた地表(アレス谷)に2分50秒後に
静止した。この革新的なアイディアに基づくミッションの総費用(2億6500万ドル)は、1977年のバイ
キング・ミッションの1/14であったという。過去にとらわれない柔軟な発想のアイディアは時として大
きな成果をもたらす。
 そこで今回のミッション(?)は、3階渡り廊下から生たまごを落下させても割れない工夫をする
ことである。自由な発想に基づくアイディアに従って独自の着陸装置(?)を制作し検証実験を行う。
自由落下させた装置内の生たまごは、着地後も原型を保っていることが目標である。

日時・場所・参加者 

 平成24年
 3月14日(水)放課後  於:物理第一教室(希望チーム装置製作・事前実験)
 3月15日(木)7校時   於:各HR教室(装置作成)
 3月16日(金)15:20〜 於:中庭(検証実験)
 

 本校2年次生全員  4人で1グループ

生徒の活動(プライバシー保護のため写真は小さめになっております)

 放課後に希望チームのみ残って物理教室で作業しました。
たまごを守る装置の試作品がたくさん作られていました。
 7校時のKTの時間を使用して装置作成が行われました。放課後も多くのチームが残って作業し、
3階渡り廊下から装置を落としてたまごが割れないかを確認したり、装置の改良が行われました。
どのチームも真剣そのものです。たまごが割れず無事に着地したチームからは歓声があがっていました。
本番が楽しみですね!
 ついに本番です。手作りの装置にたまごを設置、先生の掛け声により一斉に投下。
落ちた装置とたまごの安否を確認し、70チーム中55チームがミッションに成功しました!
19日に行われた表彰式では装置が軽かった上位5チームが表彰されました。
最軽量の装置は、なんと8.8gでした。
▲TOP▲

 
ALL Right Reserved Copyright Kojoike high-school