女性だけで運営する百貨店が誕生した。西武所沢店(埼玉県所沢市)は店長以下正社員100人は全員女性で、売り場だけでなく、客の荷物運びを手伝う女性のショッピングサポート隊も配置して4月1日(2012年)からスタートした。
この新機軸を出した堤真理店長は、「買い物をされるのはほとんど女性。女性の視点で商品を揃えたり、女性にとって買いたいと思えるような視点で売り場を作れます」と「女性店」の利点を語る。
客の反応も上々で、買い物にきた妊婦は「おなかに子どもがいてちょっと重いなと思っていたので、すごく助かりました」と話し、紳士靴売り場に来た男性も「親切に接してくれてすごくいいね」と言う。
司会の羽鳥真一が「女性にやってもらった方がねえ」と話し始めると、この日がコメンテーター初登板の松木安太郎(テレビ朝日サッカー解説者)も「そりゃあもうね」。女優の東ちづるは「私たちのニーズがすぐ分かってくれてとてもいいですよ」と言いながら、男性中心社会の弊害にまで話が及んだ。「男性が多い社会の中で働いていると、脳内男性、女性の脳の中も男性っぽくなっちゃうんです」
これに司会の赤江珠緒「飛行機の中で女性に優しくしてもらうと、すごくホッとして疲れがいやされるんですよ」
品出しなど大きな台車を扱う食品売り場担当の女性社員は、「台車などを小型にするなどの工夫が必要になってくるかもしれませんね」と課題も残っているようだが、こうなると男性の職場はますます狭まる一方だ。男性の肩身が狭くなった話を意識してか、唐突に松木が妙な気遣いをする。
「気になるのは従業員のお手洗い。足りなくなるんじゃないですか。けっこう女性は混雑するから」
男性が役に立たなくなったとはいえ、そこまで気を遣う必要もない。
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