NHK岡山県のニュース　岡山放送局

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がれき問題で勉強会設置へ

東日本大震災のがれきの広域処理について、岡山県は国からの説明が十分ではないなどとして、今月中に国と県、それに自治体の実務者レベルを集めた勉強会を設置して、受け入れに向けた課題や問題点を整理する方針を明らかにしました。
東日本大震災で出た岩手県と宮城県のがれきを被災地以外で受け入れる広域処理をめぐり政府は全国の自治体に受け入れを要請して６日までに回答するよう求めています。
これについて岡山県は廃棄物の焼却施設や処分場を持つ１６の市や町、それに１１の事務組合を対象に、受け入れの条件について意見をとりまとめました。
その結果、１４団体が処分場がないか、処理の余力がないため、受け入れ不可能と回答し残りの１３団体も災害廃棄物の安全性の確保や住民への十分な説明が必要だなどとしていて県はこうした内容を国に回答したということです。
県では、国からの説明が十分ではないとして、受け入れに向けた課題や問題点を整理するため、環境省や県、自治体の実務者レベルを集めた勉強会を今月中に設置する方針を示しました。
石井知事は、「先進的な取り組みの事例の調査や、被災地への視察などをして、すでに行われている広域処理の方法を調査することも、県として呼びかけていきたい」と話しています。

04月06日　14時03分

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