関西電力のトップページへ
携帯サイト
FAQ (よくあるご質問) お問い合わせ リンク集 サイトマップ ENGLISH


HOME
個人のお客さま
法人のお客さま
関西電力グループ
企業情報/IR
お近くの関西電力
エネルギー/環境
採用情報
お近くの関西電力   原子力事業本部   > 越前若狭のふれあい   > 関電トピックス 
サイト内キーワード検索






放射線って何?

 読者の皆さまから、「放射線って何なの?」「原子力発電所の放射性物質の管理は、しっかりできているの!」「原子力発電所から、どれくらいの放射線が出ているの?」といった質問を多数いただいていますので、今回は、「放射線」についてご説明します。


Q.放射線とは? 放射能と放射線ってどう違うの?
A.放射線は原子核から飛び出してくる小さな粒子などで、簡単に遮ることができます。

 放射線には、α(アルファ)線、β(ベータ)線、γ(ガンマ)線、X(エックス)線、中性子線の5種類があり、それぞれ物質を透過する能力には違いがあります。透過力の弱いα線は紙1枚で止まり、一番透過性の強い中性子線も厚いコンクリートや水の壁で止まります。なお、放射線を出す能力を「放射能」、放射線を出す物質を「放射性物質」といいます。

「原子」「放射線の種類」「放射線の透過力」を表した図

Q.原子力発電所の放射性物質の管理はしっかりできているの?
A.放射性物質は「5重の壁」で原子炉の建物の中にしっかり閉じ込めています。

 原子力発電所では、ウラン燃料の核分裂にともない放射性物質が発生します。この放射性物質は、「ペレット」「被覆(ひふく)管」「原子炉容器」「原子炉格納容器」「外部しゃへい壁」の5重の壁で原子炉の建物の中にしっかりと閉じ込められています。

高浜発電所3、4号機
高浜発電所3、4号機
放射性物質を閉じ込める「5重の壁」 第1の壁(ペレット):ウランを高温で焼き固めたもの 第2の壁(被覆管):特殊合金の管 第3の壁(原子炉容器):厚さ約20cmの鋼鉄製容器 第4の壁(原子炉格納容器):厚さ3cm以上の鋼鉄製容器 第5の壁(外部しゃへい壁):厚さ約1mのコンクリート壁

Q.原子力発電所から出る放射線はどのように測定しているの?
A.原子力発電所の周辺で受ける放射線の量は、自然放射線の量と比べて、ごくわずかです。また、放射線の量は常に監視しています。

 原子力発電所から出る放射性物質の濃度や放射線の量を測定・監視することを「モニタリング」といい、原子力発電所の敷地周辺にはモニタリングポストなどを設置し、大気中の放射線量を24時間監視しており、測定結果は当社のホームページなどで公開しています。
【http://www. kepco. co. jp/localinfo/live/n_kankyo/kanky_10. htm】
 さらに発電所周辺の環境試料(空気中のチリ、水道水、農作物、海産物など)に含まれる放射性物質を測定し、原子力発電所周辺地域の安全が保たれていることを確認しています。同様のモニタリングは、自治体も行っており、地元有識者なども委員となっている福井県原子力環境安全管理協議会などで結果を四半期ごとに評価し、各自治体のホームページなどで公表しています。

原子力施設周辺の環境放射線モニタリング


次へ



このページのトップへ戻る


関西電力のトップページへ
関西電力ウェブサイトのご利用について 個人情報保護方針