所得隠し:医療法人が17億円 消耗品の仕入れ値水増し
毎日新聞 2012年04月05日 19時36分
総合病院を運営する医療法人社団「圭春会」(千葉県野田市)が、東京国税局の税務調査を受け、10年3月期までの6年間に約17億円の所得隠しを指摘されていたことが分かった。重加算税を含めた追徴税額は約6億円とみられる。既に修正申告したという。
圭春会は野田市で小張総合病院や小張総合クリニックなど複数の病院を運営している。関係者によると、小張総合病院などでは、タオルなど消耗品の仕入れ値を水増しするなどして、法人所得を少なくしていた。【飯田和樹】