福島県:内部被ばく検査受検者の名簿紛失 強風で飛ぶ
毎日新聞 2012年04月05日 23時23分(最終更新 04月06日 00時00分)
福島県は5日、福島第1原発事故に伴う県民の内部被ばく量を調べるホールボディーカウンター検査の受検者21人分の名簿を紛失したと発表した。氏名、性別、生年月日、住所、電話番号が記されていた。
県によると、4日午前7時ごろ同県川俣町の駐車場で、受検者を送迎する名鉄観光サービス(名古屋市)のバス添乗員が、同町の受検者76人分の名簿(A3判2枚)を強風に飛ばされ紛失した。2枚のうち1枚(55人分)を5日に拾った町民が町役場に届け出て発覚。添乗員は会社に報告していなかった。【乾達】