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最終更新:2012年4月6日(金) 12時22分

東電の依願退職者急増、先月100人超

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 2011年度に東京電力を依願退職した社員の数は460人と、例年のおよそ3.5倍に上っていることがわかりました。特に先月は100人以上に達し、依願退職の動きが加速しています。

 関係者によりますと、東京電力を依願退職する人は例年100数十人程度だということですが、福島第一原発事故以降、その数は増え続け、昨年度の1年間で460人と、例年のおよそ3.5倍に上るということです。特に今年3月は、その数が急増し、1か月で100人を超えました。

 東電に勤めていることで子供や家族がいじめられることや、将来に希望が持てないことなどが退職の理由ということで、東電社内では人材の流出により、安定供給の確保を懸念する声もあがっています。

 東京電力では、事故後、管理職は25%、管理職以外は20%、年収をカットしているほか、この夏のボーナスの支給をとりやめることを検討してます。(06日10:40)

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