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ぜったいに許せない

薬剤師刺殺に無期裁判員裁判判決無差別で理不尽左京区の薬局で昨年3月、上司で管理薬剤師の松本千鶴ちづさん当時36歳を包丁で刺殺したとして殺人罪に問われた同区吉田本町、無職堤貴顕被告31の裁判員裁判の判決が16日、地裁であった。
笹野明義裁判長は誰が被害者になってもおかしくない無差別的な殺人事件で理不尽極まりない犯行。
態様も際だって卑劣で残虐として、求刑通り無期懲役を言い渡した。
増田尚鵠サ決によると、堤被告は、大学院での挫折や、好意を寄せていた女性との破局で自暴自棄になって殺人を決意。
昨年3月12日午後5時30分頃、当時、薬剤師として働いていた薬局内で、松本さんを背後から包丁で切りつけ、ごめん、許して、まだ死にたくないとの懇願も聞き入れずに胸などを多数回刺して殺害した。
笹野裁判長は判決理由で、被害者の苦痛や絶望は筆舌に尽くしがたく、幸せを紡ぐ可能性を絶たれた被害者や遺族の無念は大きいと指摘。
堤被告について広汎性発達障害の傾向がみられるとはしたものの、薬剤師として社会生活を送り、女性と交際していたことなどを踏まえ、犯行に与えた影響の程度はさほど大きくないと判断した。
そのうえで、経緯や態様から、殺人罪の中でも極めて悪質な事案とし、被告に前科がないことなどを考慮しても無期懲役に処するほかないと結テけた。
弁護側によると、堤被告は控訴しない意向という。
判決後、被害者参加制度を利用して公判に参加した遺族の代理人弁護士が京都弁護士会館中京区で記者会見し、夫の彰布さん32のコメントを読み上げた。
彰布さんは求刑通りの判決について裁判員や裁判官の方に私たちの気持ちを十分にくんでいただけたのではないかと思いますとする一方、公判では、極刑を望んでいたこともあり、被告の命より妻の命が軽いのかとの思いもありますと複雑な心境を吐露。
今回のような理不尽で悲しい被害者が出ないように祈るばかりですと結んだ。
公判での彰布さんら遺族の意見陳述によると、千鶴さんは2007年に同僚の彰布さんと結婚。
管理薬剤師としての仕事や後輩の指導などに熱心に取り組むとともに、事件前日に起きた東日本大震災では、東北地方に友人がいることから、彰布さんと薬を集めてボランティアに行こうなどと話し合っていたという。
2012年3月17日読売新聞1年前のミクシー日記にも記載したかと思われますがこの事件ですが、被害者は私の薬学部時代の後輩です。
高校時代、合唱部に所属していた私ですが、その時のかわいい後輩。
大学卒業以来、私はほとんど誰とも疎遠になっており、千鶴ちゃんとも長年会わなかったけれど、それでも、千鶴ちゃんも他の子たちも、等しくみんなかわいい後輩であることに変わりはなく、みんなそれぞれに自分の人生を歩んでいるんだろうなと、そう思いながら、私自身も自分の生活を送っていました。
そして、あの東日本大震災があり、関東に住む友人や親戚はどうしているだろう、そしてあの津波で犠牲に遭われた多くの方々に、日本中、いや世界中の人たちが心を傷めていた、まさにその頃。
3月13日だったか、14日だったか、突然他の後輩から知らせがあり、この事件のことを知ったのでした。
病院には事情を話し、有給をいただいてお通夜、お葬式のため、奈良県の葬儀会場まで。
そこには、もちろん死後硬直とか、そんなものもあるのは当然知ってますけど、すっかり血の気を失った千鶴ちゃんが棺に横たわっていました。
徳島から大学進学のため、京都に出てきて、小さいころから続けてきた合唱をやりたいと私たちのところに来て、澄み渡ったきれいなソプラで私たちを魅了してくれました。
もちろん在学中、私もいまよりもっともっと未熟だったから、人間関係いろいろあったけど、でも千鶴ちゃんたちの学年の子たちとはとっても気が合って、今思えば実に他愛もないことで、長い時間部室で一緒にだべったり、恋愛話の相談とか、そうそう、ふたりで定食屋にごはん食べに行ったり、何人か連れ立ってカラオケとかね。
楽しかったね。
学園祭、私の下宿が大学にいちばん近かったから、毎年のようにうちで屋台の下ごしらえをしたんだよね。
あの子たちの時は何だったろう焼き鳥だったかなきれいな子で、うん、当時カレシさんもいて、のろけ話とかね、ちょっと気も強かったけど、でも優しい子だった。
あの子の代、桜花賞学生指揮者は彼女だった。
その何代か前、私も学生指揮者をしていたけど、私よりはるかにセンスのある子でね、けど私オリジナルの練習方法も取り入れてくれてたなぁ。
合宿では夜、飲み過ぎていつもより陽気なところをみせてくれたり。
そうそう、あの子、お酒弱いくせに、けっこう飲むんだよね、すぐに顔真っ赤になるところは私と一緒だ。
よくさ、かごせんぱぁい私の本名の一部よりって、話しかけてくれてた。
今も私のなかでは、千鶴ちゃんはあの頃のままだよ。
あの子の声が今でもよみがえってくるよ。
このニュースを読んで。
そうか、そうだよね、まだ死にたくなかったよね、当たり前じゃん、命乞いまでして、それでもまだ刺したって、ごめん私意味分からない。
何でこの犯人、まだのうのうと生きてるんだよ。
生きてるのが嫌になって、世の中が嫌になって、だったらとっととひとりで死ねば良かっただろうが。
何で千鶴ちゃん巻き添えにするんだよ、意味分からないんですけど。
人ひとりしか殺してないから死刑にはならない、ってそういうことなのかもしれないけど、なんでひとりしかなの彼女と同じ時を過ごした後輩たちと、今もこのことでやりとりするけど、あの子たち、どう思うだろうか。
この判決のニュースについては、まだ話していないが。
痛かったよね怖かったよねたくさん血が流れて、あぁ自分はもう死ぬんだなって、助けを呼びたくても体が動けなくて、暗いなかでひとり死んでいったんだよね。
結婚して、うん、とても優しそうなだんなさんだったよ、お葬式では気丈にふるまわれていたけど、胸の中は、おそらく私とは比べようのないくらい悔しいだろう。
親御さん、穏やかないい方々だった。
いい方々に恵まれて、きっと素敵な笑顔をみせていたことだろう。
第一発見者は、帰りが遅いことを心配して、職場に行っただんなさんだった。
血まみれの部屋で、体中刺されて倒れている千鶴ちゃんをみて、だんなさん、心中察するのもはばかられるよ。
反省しているとかいないとか、別にどうでもいいよ。
更生なんてしなくていいし。
加害者の人生をと弁護士がいうのなら、被害者の人生はどうなるんだよだんなさんや親御さんの人生はどうなるんだよ刑になんて服さなくてもいいさ。
その代わり、千鶴ちゃんを元通りにして早く返してくれそれが出来ないのなら、今すぐ跡形もなくこの世から消え去れ。
ひじょうにすまないが、私はこの犯人を許せるほど、人間は出来ていないし、この先もその域に達することはおそらく出来ないと思う。

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