04/06 12:24 更新
“震災がれき”処理を引き受けるかどうか検討中の北九州市は6日から、市内7つの区役所周辺で放射線量の測定を始めました。小倉北区役所横の勝山公園では6日朝、北九州市環境局の職員が空気中の放射線量を測るサーベイメータを使って、空間線量率=1時間あたりのマイクロシーベルトの値を測定しました。市では6日中に7つの区役所周辺で測定するほか、日明のごみ焼却工場でも実施しました。北九州市では市議会決議や国からの要請などもあり、宮城県石巻市の“震災がれき”処理について、現地に職員を派遣するなど調査・検討中です。今回の測定は、現時点での放射線量を把握するためで、今後がれきの試験焼却が行なわれた場合には、比較データとして使われる予定です。