04/06 12:20 更新
6日から「春の交通安全県民運動」がスタートしました。福岡市では去年2月に飲酒運転事故で息子を亡くした遺族が、講演会で改めて飲酒運転の撲滅を訴えました。福岡空港警察署で行われた特別講演には、航空会社などおよそ30の団体が参加しました。講師は去年2月、糟屋郡粕屋町で飲酒運転事故で長男の寛大さん(当時16歳)を失った山本美也子さんです。山本さんの飲酒運転の撲滅を訴える講演は、50回目を迎えました。山本さんは「『今はもう飲酒運転等ないね』という社会に、今の大人たちでしていきましょう」と呼びかけました。福岡県では6日から「春の交通安全県民運動」となっています。警察によりますと、福岡県内の去年の交通事故件数はおよそ17万件で、死亡者数は157人と減少傾向にあります。