NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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旧オランダ村に太陽光発電導入

かつてテーマーパークとしてにぎわった西海市にある「長崎オランダ村」の跡地に太陽光発電のパネルが設置され、発電された電気で閉園で止まっていた風車が動き始めました。
長崎オランダ村は経営不振で１１年前に閉園した後、跡地利用が検討され、おととしから建物の一部が西海市の支所や県の事務所として利用されています。
西海市は跡地を再生エネルギーや環境に配慮した取り組みの拠点にしようと３９０枚の太陽光発電のパネルを設置し、本格的な発電が４月５日から始まりました。
式典で西海市の田中隆一市長は、「オランダ村を、環境に配慮した情報発信拠点として活用し、今後も施設整備を充実させ力強く再生させていきたい」とあいさつしました。
このあと、発電装置のスイッチが押され、発電された電気でオランダ村の閉園で止まっていた風車が動き始めました。
太陽光発電のパネルの発電量は、５０．７キロワットで、市の支所などに送電され、年間でおよそ１５０万円分の電気料金を削減できるということです。
周辺の外灯や照明もＬＥＤの電灯に取り替えられ、太陽光発電とあわせると年間でおよそ１８トン分の二酸化炭素の削減効果が見込まれています。

04月05日　12時31分

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