東日本大震災:復興へ、大きなステップ 全壊の亘理・吉田保育所、再建の地鎮祭 ユニセフ寄贈へ /宮城

毎日新聞 2012年04月06日 地方版

 新築計画によると、施設は吉田西児童館敷地内の約1800平方メートルに、延べ床面積約500平方メートルの木造平屋建て。設計に当たっては、狭い敷地ながら切り妻風の大きな堂々とした屋根を設け、遊び場を確保するための空間を広く取ることを目指している。外壁には、仙台湾などに流されたマツの流木を製材して活用するという。総事業費は約1億7200万円。

 この日の地鎮祭には、同協会と町、業者ら関係者約20人が出席。神事で工事の安全を祈願した後、五十嵐栄子・県ユネスコ協会事務局長が「未来を担う子供たちが安心・安全な環境で伸び伸びと育ってほしい」とあいさつ。斎藤邦男町長が「震災直後からの物心両面にわたるご支援、ありがとうございます。本格的な保育所建設で、子供たちも安心して過ごせると思います」と謝辞を述べた。【豊田英夫】

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