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2012年4月5日(木) 19:14 |
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四国こんぴら歌舞伎大芝居が開幕
今年で28回目を迎える「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が、香川県琴平町の金丸座で開幕しました。 初日の5日は、全国から大勢の歌舞伎ファンが訪れました。
江戸時代から続く日本最古の芝居小屋金丸座です。 今回の公演は、人間国宝の中村吉右衛門さんが座頭を務め、総勢約130人が出演します。 吉右衛門さんは、7年ぶり6回目の金丸座出演です。 無法者の義理人情の世界を描いた「一本刀土俵入」では、主役の駒形茂兵衛を演じています。 中村芝雀さん演じるお蔦が、無一文だった茂兵衛を助け、後半では、そのお蔦と茂兵衛の十年後の姿が描かれます。 舞台を180度回転させる回り舞台も見どころです。 また、午後の部では、三代目・中村又五郎さんと四代目・中村歌昇さんが、親子揃って襲名披露口上に臨みました。 四国こんぴら歌舞伎大芝居は、今月22日まで1日2回公演が行われます。 琴平の町は華やかな歌舞伎ムードにつつまれます。
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