東日本大震災:銀座のシェフ、みたび オリジナルカレーでチャリティー
2012年04月06日
東日本大震災の復興支援に役立ててもらおうと、東京・銀座周辺の老舗フランス料理店で8日、「東京グランメゾン チャリティーカレー」が開催される。2011年5月に初回が開催され、今回で3回目。これまで2回のイベントで合計339万2077円が集まり、すべて日本財団に寄付された。震災から1年がたったが、支援は継続が大切と、それぞれのシェフが再び腕をふるう。
「チャリティーカレー」に参加するのは、「シェ・イノ」(東京都中央区)の古賀純二料理長、「アピシウス」(千代田区)の岩元学料理長、「マキシム・ド・パリ」(中央区)の斎藤裕之総料理長、「銀座レカン」(同)の高良康之料理長の4人。チャリティー発起人の古賀シェフは、「いい意味で各シェフとも気負いがなくなり、自然体でチャリティーに取り組めるようになった。その意味ではオリジナルカレーに専念する時間が増えたようだ」と軽やかに話す。