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2012年4月6日6時42分

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動物の変な動きは地震前兆? 高知・須崎、情報提供へ

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 高知県須崎市は5日、巨大地震に備え、地下水位の変動や魚やニワトリといった動物の異常行動を地震の前兆となる現象ととらえ、観測する方針を決めた。地震との因果関係が解明されていない部分も多いため、参考情報として住民に提供する。

 市の南海地震津波対策プロジェクトチーム(PT)が決めた。地下水位の低下や電磁波の異常のほか、魚の漁場が変化したり、ニワトリが騒いだり、飼い猫が家に帰ってこなくなったりするといった動物の異常行動を、過去に地震発生直前に確認された「前兆現象」ととらえ、住民に知らせる。

 ただ、これらの現象は、地震との因果関係が科学的に未解明な部分が多い。災害対策基本法などで定められた避難勧告や避難指示を発令する法的根拠にもならない。このため市のPTは、観測データを地元ケーブルテレビなどを通して常時公表し、揺れへの備えや自主避難の参考情報として提供する考えだ。

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