2012/4/3
以前の記事で西暦の修正をしました。イエスの誕生は紀元4年4月17日(モルモン教では紀元前6年4月17日),ヨルダン川での洗礼が30歳の時。これで1999年7月29日+26年+4月17日=2025年12月16日となる。これが本当の終末と今のところ考えてよさそうだ。物語性を持たせるとこういうことになる。最悪でも水瓶座の到来する2150年までだろう。それを過ぎると魚座の象徴のイエス・キリストという玉は使えなくなる。
紀元前1600年頃クノックスで描かれたイルカと思われる(魚)の壁画。次の時代は魚座と暗示している。イエスの時代は魚座(PISCES)。
イエスは言われた。「都に入ると,水がめを運んでいる男(注:水瓶座のこと)に出会う。その人が入る家までついてゆき........」ルカによる福音書22〜10>これはイエスに象徴される魚座の時代の次は水瓶座(2150年)を意味している。今でも殆どすべての牧師はいう.....私はキリストの再臨を信じている,と。真の精神病患者は彼らのことを指す。管理人は藤沢市鵠沼のルーテル教会で幼児洗礼を受けましたがこのトリックに気がつくまで62年かかりました。
神による万物統一の思想と同じように,世界国家が,次第にその最終的形態をととのえてゆくに従って,例外なく採用する体制から類推によって人間が抱くようになるものである。本来”王の中の王”であった人間支配者は,かつて彼の同輩であった従属君主を排除して,厳密な意味での『Monarch』(ただひとりで支配する君主)となる。政治的にユダヤを圧倒したアカイメネス朝君主が,ユダヤ教のイスラエルの神の概念,すなわち,ヤーウエ観の影響を及ぼしている。このヤーウエ観は,ダニエルの黙示的部分の書かれた大体の年代と考えられる紀元前166〜164年の頃には,すでに完成されていた。
「わたしが見ていると,もろもろのみ座が設けられて,日の老いたる者が座しておられた。その衣は雪のように白く,頭の毛は混じり物のない羊の毛のようであった。そのみ座は火の炎であり,その車輪は燃える火であった。彼の前から,ひと筋の火の流れが出てきた。彼に仕えるものは千々、彼の前にはべる者は万々,審判を行なう者はその席に着き,数々の書き物が開かれた。(ダニエル書第7章9〜10節)
このようにして,かつて地方神であったいくつかの神が,新たに立てられた地上の専制君主の表章を身につけ,ついでそれらの表章が意味するところの,独占的排他的な支配権を目ざして競争する。そして最後に,競争者のうちの一人がほかの競争相手を滅ぼして,”唯一まことの神”として崇拝される資格を確立する。それがキリスト教なのです。
ノストラダムスの4行詩
『幾夜も地は揺れ泉で二つの大地震が続いても起こり,コリント,エフェゾは二つの海で泳ぎ戦いは二人の闘士で動かされるだろう』(2章52節)......深読みすればコリントの信徒への手紙 は1と2があるのでそこにヒントが隠されているという意味です。ちなみにエフェソに関しては.....
For our struggle is not against flesh and blood,but against the rulers,against the authorities,against the powers of this dark world,and against the spiritual forces of evil in the heavenly realms
<EPHESIANS6:12>
「私たちは、常に、エフェソ人への手紙、第六章の十二を思い起こさなければならない。『私たちの戦いは、血肉を備えた物理的存在に対してのものではない。それは、この世の闇の支配者の国や権力に対するものである。それは、高次元での、邪悪な霊に対する戦いである。』」これは1998年アル・オーヴァール博士の言葉である,と。その邪悪な霊はこれから書く「ネクロノミコン」のことである。
『「ネクロノミコン」には、「過去、現在、未来のすべてはヨグ=ソトースの中で一つである」と書かれている。ヨグ=ソトースは時空を超越した存在であり。あらゆる時間、あらゆる空間に自在に出現できる。 千匹の仔を孕みし森の黒山羊「シュブ=ニグラス」を妻とし、その婚姻により多くの子孫が生まれ、その一部が太古の地球に飛来した。それがクトゥルフとその眷属たちを始めとする旧支配者である。これらの事は、ラブクラフトが作家仲間に送った手紙の中などに書かれている。 ラブクラフトの作品の中では、クトゥルフを超越した存在としてヨグ=ソトートは描かれていた。(参考文献 ラブクラフト著 ダンウィッチの怪)』
緊急警告!!2012年人類破滅!?ノストラダムス最後の大予言SP
2012年人類は破滅するのか!? 新たに発見されたノストラダムスの予言「2012年人類滅亡説」を裏付ける、古代マヤ文明の石碑、NASA発表の衝撃データが次々と!
世紀の預言者ノストラダムスの新たな書が発見された。そこに記された「2012年 人類滅亡」の警告。番組が調査を進めていくと、これを単なる妄想と否定できない様々な証拠やデータが明らかとなる。古代マヤ文明の石碑に残された2012年終末予告。NASAが発表した2012年太陽の異常活動。さらにアメリカ超大型火山が大噴火の可能性。さらに宇宙空間からも人類を脅かすあるモノが接近。2012年一体何が起こる!?
ニーベルンゲンの指輪 その3参照
L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois,
Du ciel Viendra un grand Roi d'effrayeur,
Resusciter le grand Roi d'Angolmois,
Avant apres, Mars regner per bon heur.
1999年の第7の月、
空より恐怖の大王が至るであろう、
アンゴルモアの大王を蘇らせんため、
その前後、軍神は幸福な統治をする
通常フランス語では1999年はneuf cent quatre-vingt dix neuf ans と表現する。(ノストラダムスの予言は「四行詩」という形態をとっており、日本の短歌における「五・七・五・七・七」(31音節)のように一定のルールがある。この詩の場合、1行目と3行目、2行目と4行目については末尾単語の韻を同一にすることになっており(押韻)、3行目の「Angolmois」に合わせて1行目の7月を「juillet」ではなく「sept mois」(7ヶ月)と表記した可能性が高い。
また1999年を指す「L'an mil neuf cens nonante neuf」であるが、これはたまたま文字数が合ったためにそう書かれた可能性が高く、深い意味は無いという指摘も存在する(Wiki解説)。
皆さんはご存知ないかもしれませんが管理人はアジアで職を得る前はフランスと20年半も付きあってきてフランス語にはコントル・ペトリ・contrepèterieという文字遊びがあり解析すると糞尿譚であったりインテリがもっとも好む知的遊びなのです。日本語の限界は語呂合わせですがどうもこのノストラダムスの原本を読んでゆくとこのコントル・ペトリが多く使われている感じがしてきました。
占星学ってな〜〜に?
太陽暦と月暦(旧暦)があるようにこの関係を学ぶことは大切です。グーテンベルグが印刷機を発明して聖書が印刷され,もっとも喜んだののはノストラダムス(1503−1566)でした。本名はミッシェル・ド・ノートルダム。彼を一躍有名にしたのは,「センチュリーズ」という預言書の出版でした。
原典センチュリーズの解説
『原典「センチュリーズ」の解説
複数語尾‘ズ’が意味する数世紀〔16世紀〜1989年7月〕
http://www.daiyogen.com/00.htm
<T>構成
1200編のフランス語による4行詩の予言詩編〔現存962編〕
*ほかに、ノストラダムス予言理念の普及に重要な役割を果たすと思われる「息子 シーザー ノストラダムス にあてた手紙」や「国王への手紙」など、若干の資料や6行詩の詩編なども遺されていて、それぞれに未来を予言しているが、ほとんど、私の手元に原文が存在しないので、その意味で、私はノストラダムスを完全に解読したとは、言えない。また、原典についても、読み返すたびに、新しい発見が、なされ、奥行きの深さについて、研究を知らない。今まで、日本人を含む世界の学者を通じて日本語による解読書は、はぼ、100パーセント間違ったいた。
<U>書かれた時期
16世紀 彼が死亡する1566年以前のある時期、4年間ぐらいの間とされる。後書きによれば、1558年6月脱稿となっている〔by 五島勉著「大予言」から〕
ただ、構想は、キリスト教徒の異端審問の追求から逃走していた、何年かの時期に、練り上げられたのではないか、と推定する。
逃走先として、予言原典から、私は、2つのルートを、想定している。1つは、スイスで、永世局外中立思想の種まきをしたのではないか。もう1つは、なんらかの方法で、新大陸に渡り、白人とキリスト教徒による原住民虐殺の真相を見届けたのではないか。あるいは、この逃走時期に、2つのことを前後して成し遂げた、とも推測する。
<V>目的
長期的視点では、ギリシャ神話以来の人類の罪を裁くためのものであるが、短期的には、彼の存命中に、歴史的事件として進行した上記の(1) (2)の行為と、それをもたらした、「人類の原罪および、それに、触媒的役割を果たした、社会主義的思考(共産主義的・宗教的・民主主義的)」を罰するために、ドラマが組み立てられた。また、この間、人類の救済者として、科学を含む資本主義が、急速に成長発展し始めた。この資本主義の発展に、最も、貢献したのが、イギリス・アメリカなどアングロサクソン諸国だったと言える。
<W>予言の時期的範囲
原典に掲載された時期的に最も古い予言は、1561年の事件、第1章35番「アンリ王の槍試合による非業の最後」から始まるが、主要部分は、1789年7月「フランス革命」から、1989年7月〔アメリカの月世界征服から20年経過後〕までの200年となっていて、翌8月‘共産主義国家ポーランドの崩壊’から‘審判の時期’へと入っており、これが、来世紀2012年まで、続き、その後、新しい時代、すなわち、宇宙時代に入る、と予測する。もっとも、この見方は、人類が、完全に、この時期までに、自らの原罪を、反省し終えるだろう、という前提で、私は、発言している訳で、逆のコースを、全く、考えていない。
20世紀末は、2千年紀末、とさらに、キリスト生誕2千年紀末と3重に重なった。当然21世紀の始まりは、3千年紀の始まりでもあるが、キリスト教にとって、新世紀は、滅亡を以て、歴史を閉じるかも知れない。なぜなら、新大陸における原住民の大量虐殺を追及して布教を進めたことは、到底自他ともに克服できない課題である。ノストラダムスは「偉大な区切りの時期」として、人類に‘長期的、かつ、拡大的視野による善意の思考と行動’を、要求している。まさに、我々は、‘1千年に1度の時点’にいる。いや、有史以来始めて‘人類反省の時点’にいる。この時点における、我々人類に、本予言書は、遺贈された。
<X>予言の的中
私の解読以前の分
<意図的にリークしたもの→世間の目を引きつけるため>
として、彼の存命中に実現したため、あまりにも有名になった予言として、先述した
第1章35番「アンリ王の槍試合による非業の最後」
とほかに、第8章14番「クレジット会社の到来と姦通の流行」、第1章25番「パスツールの偉業、細菌の発見」などがあるが、拡大解釈して、5編から10編ぐらいが解読されていた、と見る。その中の範疇に入り、かつ、日本関連のものとして、
第4章29番「昭和天皇治世下の日本の運命」
が、ある。上記の予言詩編などの候補も含め、私は、ほとんど、全詩編を、解読したが、その中から、代表的なのを4編紹介したい。また、私は、全詩編にわたって、はじめて、タイトルをつけ、事件・事柄などを特定した。
第5章62番「現代イスラエル付近の状況<パレスチナ紛争>」
第10章47番「スターリンの虐殺が1千万単位で」
<スターリンの虐殺3部作<10-47 9-46 8-47>の中の1編>
第4章31番「月世界征服」
第2章69番「シックスティーンの性技」と民主主義
<民主主義を、からかった詩編>
また、最大の目玉として、世界中の学者が、騒いだところの‘1999の年、人類滅亡の予言詩’として“第10章72番”が、有名であったが、私は、解読の結果を、1999年の1年前つまり1998年に、各国大使館などに通報し、混乱を未然に防ぐ措置を取った。〔1998-12-1号報第3分冊「第10章72番はじんるいを滅亡の予言する詩編か」〕
<Y>なぜ400年以上にわたりフランス人など欧米や世界の学者に解読できなかったか。
上記の2つの座標軸(1)(2)からも推測されるように、
A、人類の原罪(戦争)と、宗教を含む社会主義的魔女狩体質を裁く、という視点の欠如 将来、君主制度が復活する、と考えられている
B、英語が伏線として随所に使用されているのに、フランス語での解読に固執したため、気がつかなかった
C、辞書にない合成語を分解分析することを怠った
D、登場する地名・人物名はほとんど‘比喩’として、また、無作為に‘あて馬’的に、使用されているのに、気がつかなかった
E、従来の学者たちは、占星学が‘だましのテクニック’に利用されていることに、気がつかなかった
F、‘戦争’とか‘血’という言葉が、たくさん使われているが、本来の意味と、かけ離れて使われている
G、セックス関連の予言が100編にも、達し、人類の性未熟症を、からかっている<従軍慰安婦の問題>など
例文 ソノ1 5人の 外人が 聖なる 神殿に 侵入するだろう
◆→5本の指で、陰部に 避妊薬を挿入するだろう
ソノ2 3回勝負で 長さに 達するだろう
◆→禁欲牧師は、がまん出来ずに3回こすると精液を発射するだろう
ソノ3 紳士が 17隻の舟に 突進するだろう
◆→紳士が 17歳の娘の性器に 突進するだろう
H、sept,de,neveu などの日常茶飯事の簡単な言葉に仕掛けがあったことや語尾の問題などなど
上記の理由のほかに‘パソコンを有効に利用する必要性’と‘仲介者としての資質’などが、必要だった
番外課題
1、『ヒットラーは復活するのか』
◆→アウシュビッツの虐殺は宗教征伐の1環だった
◆→共産主義と最も勇敢に戦ったのはヒットラーだった
2、ロシア民族は、ヨーロッパと心中するつもりか。
現時点における、人類の原罪について、
3大反省国家・民族としての、アメリカ民族・ドイツ民族・日本民族
であるが、アメリカ民族は、広義には、アングロサクソン民族とすべきであろう。大罪の割に、全然反省していない、のが、ロシア民族と中国民族である。
人類の致命的欠陥
人類は、反省しない悪人より、反省する善人の方を追求する、という致命的欠陥を所有している。
超神のシナリオと予言からの教訓 →国債ボランティアなど使徒の養成、また、女性には、従来の女性解放の理念と違った役割を期待したい。これは、女性のための予言詩編も、たくさん、散見されるからである。
男女同権と取り立てて、騒ぐ必要はない。この思想は、新大陸開拓当時、白人間の男女比率が、男性10に対して女性1の時代に発生したとすれば、成立過程から、間違いが、あったと解釈すべきである。
*註1
彼の伝記は、歴史的事実と境界線上にある、としたが
集英社文庫 藤本ひとみ 著「ノストラダムスと王妃 上下」によれば、ノストラダムス生存当時の状況が、驚くほど詳しく書かれている。ただ、事実とフィクションの割合が、はっきりしないが、ここまで、調査して書き上げられていることは、称賛に値する。じっくり、ひまを見つけて精読したいと思っている。』
ノストラダムスはフランス革命,イギリス革命,第二次世界大戦まで含めてすべてぴたりとあてています。なぜでしょうか?1556年彼はフランスの宮廷に招かれてフランス国王シャルル9世の母后カトリーヌ・ド・メディシスから,その子供達の出生天宮図を描くことを任されました。メディシスはその後「星の力で,全世界の出来事を殆ど超人的に書くことに相応しいのは,この世で彼ただ一人と持ち上げています。
ノストラダムスの時代はすでにコペルニクスの地動説が確立されていたので出生天宮図の計測は可能だったようです。この計算式はちょっと面倒です。日本で生まれた人の場合,GMTグリニッジ出生時間の恒星への時間修正を行ないます。これは相当難しい。
『ミシェル・ノストラダムスの予言集』
書の概要
ノストラダムスは16世紀のフランスで活躍した医者であったが、当時の医者は病気を占星術で判断するなどしていたため、未来を占うこと―すなわち予言などにも通じていた。
この予言集はそんな彼が、当時のフランスの情勢―宗教紛争(プロテスタント(ユグノー)とカトリックの対立)、飢餓、疫病(ペストや天然痘など)、対外戦争(神聖ローマ帝国やスペイン相手に何回も。他にオスマン帝国が東方から勢力を拡大し、ヨーロッパ全体の脅威となりつつあった)などが連続して発生するなど、きわめて現代の日本からすれば不安定なものであった―に便乗し、将来も必ず繰り返して起こるであろう地震、洪水、疫病、戦争などに対して未来の人間に警鐘を促す目的で、記したものだといわれている。
しかし21世紀の日本では、彼が後世の人間をその巧みな技術で惑わし、それらの人々から尊敬されるようになることを目論んだ文集、あるいは文章を読み解釈した人間の性格や信望を明らかにする実験としても使えるように工夫された、中世発祥の壮大なジョーク集(無意味なたわごと)ではなかったのだろうかという解釈もなされることがある。
ノストラダムスはその生涯において、この「予言集」全10巻942編のほかにもあちこちに予言を残していた。そのうち代表的なものは「暦書(アルマナ)」(仏:Almanach)として、1549年頃より1567年まで毎年刊行していたカレンダーに載せていたものである。
こちらはその年や月ごとの予言を明確に記していたものであり、昨今でもある占い付きのカレンダーのはしりになったといえるものでもある。彼の死後、この「暦書」のうち四行詩の予言は抜き取られ、「予兆詩集」(仏:Les Présages)という独立本(154編収録)になっている。
また、彼の名前を騙って出された偽物の予言集も多く存在した。たとえば1605年版の「予言集」には「六行詩集」(仏:Les Sixains / Sizains)として、それまでの四行詩とは別の形態を採用した予言がノストラダムスの甥が書いたものとして同時に収録されているが、現代の研究ではこれは偽物であった可能性が高いといわれている。
なお1973年に「ノストラダムスの大予言」という本を刊行し、ノストラダムスのブームを日本に到来させた五島勉は、「諸世紀」(仏:Les Siècles)という題名のノストラダムスの予言集から予言を読み取ったとしている。しかしその予言の内容は、「人類滅亡」とか「自動車」という単語が登場することなどが示すように、明らかに近代以降の概念に基づくものであり、中世を生きたノストラダムスの他の予言集の内容とは似て似つかないものであったことから、これも彼を騙った人物が書いた偽物の予言集ではなかったのかという説が現在唱えられている。
因みに「予言集」には、四行詩が100編ずつ収録された形態であることから「百詩編集」(仏:Les Centuries)という俗称があり、これの英訳版のタイトルを見て英語のCentury(世紀)と誤訳し、それが「諸世紀」というタイトルの元になったのではないか(すなわち、「諸世紀」は「予言集」の改悪品ではないか)・・・という説もあるが、五島勉は「諸世紀」の仏名がはっきりと「Les Siècles」であると自著内で述べており、それを勘案するとこの説は明らかな見当違いといえよう。
ノストラダムスの巧妙な手法
ノストラダムスが本当に未来を予知する能力を有していたかについては、いろいろと疑問点が投げかけられるところが多い(彼の占星術を行うために作成した天体観測用のホロスコープを見ると、誤差が多いことがわかるため etc.)が、それ以上に彼は弁才に優れていた。彼は様々な手法を用いて、後世の人間から何時までも「偉大な予言者」としての称号を得られるよう、自らの予言集に色々と工夫を凝らしていたのである。その主なトリックは、以下の通りである。
いつ、どこでも起こりうることを予言する
「イタリアの近くで皇帝が生まれる」(第1巻60番)と予言したものが、後世において「これはナポレオン・ボナパルトの誕生を予言していた」ということにされているが、イタリアという地勢はいつ神聖ローマ帝国やオーストリアなど諸国の皇帝が生まれてもおかしくないところであり、当たって当然といえる程度のものである。この他にも彼の予言には地震、疫病、水害や戦争のように、当時の情勢ならばいつどこで発生してもおかしくない(むしろ起こらない方がおかしい)ことが多く記されていた(前述したようにそれらに対する警鐘の意味もあるのだから、当然ともいえるが)。
明確な期日を定めない
ノストラダムスの予言の大半は、事象がいつ起こるかということ(期日)が記されていない。そのため、たまたま該当する事件がいつか起これば「この事件のことを予言していた」という主張が出来るし、逆にどれだけ時間が経過しようとも「この予言は外れであった」という判断がいつまでも下せないようになっている(息子のセザールには「この予言書は3797年までの予言である」と、本の序文に載せた手紙で述べている)。中には1700年(第1巻49番)や1999年(第10巻72番)のように、その事象が起こる年月が書かれたものもあることにはあるが(ただし580年や730年(いずれも第6巻2番)のように、1555年より数百年も過去の年号を記したものもあり、本当に西暦かどうかは判断できない)、実際にその予言に該当する事件が起こった事例はなく、後世の解釈者はその年号を暗号とみなして加減乗除や文字置換などを行い、何とかつじつまを合わせている。
表現を極めて難解にし、暗号なども交えて解釈に多様性を与える
ノストラダムスは予言集を書くに当たって、後世の者がどうにでも解釈できるような工夫を、神秘的な雰囲気を持たせる意味も兼ねて凝らしていた。すなわち予言集にはフランス語に加え、現地の方言やラテン語、スペイン語など、更には創作した語や全く意味不明な言語までもが用いられることになり、その本意が何であるかは一見分からないようなものとなった。結果、後世の人間はノストラダムスが徒然草のように「思いつくまま適当に書いた一種のギャグ的文章」を、「本当に未来が予言された神聖な書」であると前提において様々な手法で解読しようとし、おびただしいほどの量の解釈が現れるに至った。たくさんの解釈があれば、そのうちどれかが当たってもおかしくはない(「下手な鉄砲、数撃てば当たる」の原理)。なお後世の解釈者の中には、日本語やモールス信号が含まれていると主張するものも現れている。
大量の予言を残す
「予言集」は全10巻で、そのうち7巻のみが42編収録となっているのを除けば、各巻共に100編の予言が収録されていた。総計すれば942編である。また前述したように、ノストラダムスは「予言集」以外にもカレンダーなど思いつくところに思いつくまま、まるで落書きのように予言を書いていたことが分かっており、それを全て合わせれば総数は1100編を越えると言われている。これだけたくさんの(曖昧な)予言があって、全てが外れる可能性は極めて低いといえるだろう。
予言の解釈例
上で述べたように、ノストラダムスの予言集は解釈者の主観や信望によって、訳した内容が全く異なってしまうように出来ている。これを用いて、性格診断が出来るとしているものもいるほどである。
以下、10篇の詩を事例にそれを具体的に検証する。
第1巻65番
Enfants sans mains jamais veu si grand foudre,
L'enfant royal au jeu d'oesteuf blessé:
Au puy brisé fulgures allant mouldre,
Trois souz les chaines par le milieu
手なき子供、すさまじき雷電に仰天す
王子はテニスの競技で負傷
活発でありし稲妻に山岳打ち砕かれ
三人は柏木に鎖でつながれん
一目でわかる、「テニスの王子様」の内容に関する予言である。
第2巻62番
Mabus puis tost alors mourra, viendra,
De gens et bestes une horrible defaite:
Puis tout à coup la vengeance on verra,
Sans main, soif, faim, quand courra la comete.
マビュは死んだ後、すぐ訪れ
人と動物が恐ろしい破壊をし
復讐が突然目に明らかとなる
百の手、渇き、飢え、彗星の駆ける時に
「Mabus」なる意味不明の単語が登場する詩である。解釈者はなぜか期日がどこにも書かれていないにもかかわらず、勝手に現代の世界の出来事を示していると思い込み(予言集の刊行された中世のこととは思わないらしい)、アナグラムや抜き取りで「USA」、「サダム・フセイン」、「核ミサイル」等と、湾岸戦争や核兵器などが話題になっていた当時の世相に合わせた予言だと解釈している。
中には、『北斗の拳』の悪党の叫び声と北斗百烈拳を予言したとする説[1]や、「Mabus」を「私のバス(My bus)」だと解釈し、四行目は故障に駆けつけた修理屋を示しているという説[2]も存在する。
第6巻5番
Si grand famine par vnde pestifere.
Par pluye longue le long du polle arctiques
Samatobryn cent lieux de l'hemisphere,
Viuront sans loy exempt de pollitique.
疫病、未曾有の飢饉が来る
長い雨は北極にまで及ぶ
サマロブリンは半球から100リーグに及び
政治や法抜きの生活を送るであろう
「Samatobryn」なる意味不明の単語があるが、内容を素直に見れば当時のヨーロッパで頻発していた天候不順、飢饉や疫病により、秩序が壊れて農民の反乱が起こるような予言と捉えられる。なお現代の研究では、「Samarobriva」というフランス北部の都市、アミアンの旧称を指しているといわれている。
しかし、「arom-brysan」(atom brisant、核分裂)と並べ替えて核兵器の爆発と解釈した五島勉を始め、何故か英語の「Submarine」(潜水艦)だとしたり、上記第2巻62番の「Mabus」と関連付けてそれを何故か日本語読みで抜き取り、松本サリン(sarin)事件を予言していた[3]なんて説が20世紀末の日本では披露された。いかに世間を怖がらせるため、当時の人々が悪戦苦闘したかがよくうかがえるものである。
第6巻82番
Par les deserts de lieu libre & farouche,
Viendra errer nepueu du grand Pontife:
Assomme' a` sept auecques lourde souche,
Par ceux qu'apres occuperont le Cyphe.
無法で荒れた不毛の地より
大司教の甥がさまよい来る
なんとも重い棍棒を持つ七人に打ちのめされる
のちに聖杯を独り占めにする人々に
七人のマスターが「聖杯を独り占めにする」ために戦うとの内容から、「Fate/stay night」のゲーム内容に関する予言とされる。1行目の「無法で荒れた不毛の地」は第四回聖杯戦争で焼き尽くされた公園、2行目の「大司教」とは衛宮切嗣、その甥とは主人公の衛宮士郎のことである。「棍棒」とは七人のマスターに仕えるサーヴァントのこととされる。また七人ということで、七英雄の出現を予言したという少数意見もある。
第8巻45番
La main escharpe & la iambe bandee,
Longs puis n'ay de Calais portera
Au mot du guet la mort sera tardee,
Puis dans le temple a` Pasque saignera.
片手を包帯で吊って片足を包帯で巻いた
ルイは宮廷より発つ
見張りの言葉はその死を伸ばし
寺院の復活祭で血をたらすだろう
「ルイ」が負傷した「綾波レイ」のことであると分かれば、「新世紀エヴァンゲリオン」に関する予言であると判明する。「その死を伸ばし」とは角川書店社長の角川歴彦が、劇場版の公開日延期を発表したことを示し、復活祭とは「使徒の復活」を指していると考えられる。
第9巻44番
Migre's, migre's de Geneue trestous.
Saturne d'or en fer se changera,
Le contre RAYPOZ exterminera tous,
Auant l'aduent le ciel signes fera.
去れ ジュネーブを去れ 諸人よ
土星は金から鉄に変貌するだろう
レイポにそむく者ども 皆殺しの目にあうだろう
突撃の前 天がしるしを示すだろう
「Saturne」を「セガサターン」、「RAYPOZ」をプレイすなわち「プレイステーション」と解釈し、反プレイステーション陣営が壊滅するとの予言と見ることもできる。ジュネーブとはセガサターンをはじめとする、3DO、PC-FX等の反プレイステーション陣営のハードことであり、「ジュネーブを去れ」とは「これらのハードは買うな」とのノストラダムスからゲーマーへの警告とみることができる。むろんノストラダムスがゲーム業界について予言していないとの証拠はなく、むしろ今日のゲーム業界の規模を考えればノストラダムスが予言を残しても何もおかしくはない。
また、2008年8月現在ではプレイステーション3とWiiのどちらを買うべきかが問題となるが、これは4行目の「天がしるしを示す」すなわち「任天堂のハードが初動で勝つならそれを買え」とのことである。この予言に従うならば、Wiiを買うべきだろう。
第10巻31番
Le sainct Empire, viendra en Germanie
Ismaelites trouueront lieux ouuerts,
Asnes voudront aussi la Carmanie
Les soustenans de terre tous couuerts.
聖なる帝国がドイツに生まれ
イスマリエットは開けた場所を発見する
愚か者はカルマニアの地を求め
その地の支持者は地を覆う
「カルマニア」はペルシャ湾北部の民―すなわち中東の辺りの民族を示しており、「イスマリエット」はイスラエルの末裔ではないかといわれている。
しかし、「Germanie」と「Carmanie」を一緒くたに中央アジアのアフガニスタンであるとし、1977年のソビエト連邦侵攻を示しているという説[4]や、「Carmanie」は「Car mania」すなわち「クルマ気違い(カーマニア)」のことだと言う説[5]が、1970〜90年代の研究本には真面目に記されていた。
第10巻72番
L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois,
Du ciel viendra un grand Roi d'effrayeur:
Resusciter le grand Roi d'Angolmois,
Avant apres Mars regner par bon-heur.
1999年の7か月
空より恐怖の大王が至るであろう
アンゴルモアの大王を蘇らせるため
その前後、幸福な統治が火星(ないしは軍神・火星は戦争と暴力の支配者)によりなされる
日本においては最もよく知られた詩であるが、諸外国ではそれほど注目されていない詩である。なぜならば文章を通してみれば、不幸な感じがするのは「恐怖」の部分だけ(しかも本来は「人々を嫌悪させる、脅えさせる」の意)であり、「幸福な統治」と平和が強調されているからである。
「アンゴルモア」はフランスのアングーモア地方を指しており、そこ出身の国王フランソワ1世(ルネサンス振興に尽力する一方、イスラムと手を結びキリスト教徒の反発を買う)を示しているという説が、フランスでは有力視されている。そのため、フランスで戦争好きの国王(軍神)の善政がなされているころに、フランソワ1世のような偉大な王(アンゴルモアの大王の再来を思わせる、キリスト教徒などを脅えさせる大王)が再び生まれるのではないか・・・という意味ではなかったかと推測されている。
詳しくは恐怖の大王とアンゴルモアの項目を参照のこと。
しかし日本では1970年代以降のブームに便乗し、以下のような珍解釈が現れたりした。
一九九九年九月二十三日以降、
空に火山噴火の大噴煙が立ち昇る。
これは来るべき地球規模の地殻変動の前兆。
その前後、国連PKO軍は活動を展開中。
池田邦吉の訳。イタリアのベスビオ火山噴火を示しているといい、七の月は「天秤座」の時期(9月23日〜10月23日)と解釈している。
見ての通り、原型を全くとどめていない。意訳とさえいえない。ほとんど創作といえるものである。その他の人の説にも見ていて苦笑するものが多かったことから、1999年7月前後のバラエティ番組では視聴者に受けると思われ、いろいろな意味で好意的に取り上げられた。件の池田などはそれらを通じ、解釈者からコメディアンに転じたほどである。
なお野村克也と野村沙知代を指し、「阪神タイガースの優勝」を示しているという説もあったことをお忘れなく[6]。実際に達成したのはこの4年後だが。
第10巻75番
Tant attendu ne reuiendra iamais,
Dedans l'Europe en Asie apparoistra:
Vn de la ligue yssu du grand Hermes,
Et sur tous Roys des Orients croistra.
非常に切望されつつも
ヨーロッパの中に戻らず、登場するのはアジアだろう
偉大なるヘルメスで結束し送られ
東洋の他の王の権力をことごとく越える力を持つだろう
「Fate/stay night」のセイバールートに関する予言とされる。アーサー王であるセイバーはヨーロッパに戻ることを切望されたが、日本の冬木市に召喚された。また3行目の「ヘルメス」とは魔術師のことであり、召喚儀式のために遠坂、マキリ、アインツベルンの3家が結束するさまが示されている。セイバーが「東洋の他の王の権力をことごとく越える力を持つ」のは周知の通りである。
第10巻86番
Comme vn gryphon viendra le Roy d'Europe,
Accompagne' de ceux d'Aquilon,
De rouges & blancs conduira grand troupe,
Et iront contre le Roy de Babylon.
ヨーロッパの王がグリフォンのいでたちにて立つ
北に住む強者たち
彼は赤と白との軍を従えて
やがてバビロン王に立ち向かわんとす
まず目に付くのは「ヨーロッパの王」と「バビロン王」であるが、両者が戦うとなるとアーサー王とギルガメッシュ、つまりセイバーと金アーチャーしかありえない。やはりこれも「Fate/stay night」に関する予言である。「北」というのはゲームの舞台である冬木市、そこに「住む強者」とはマスターとサーヴァント達、「彼」とは主人公の衛宮士郎、「赤と白との軍」とは遠坂凛とセイバーのことである。また1行目でセイバーについて予言しておきながら、あえて3行目で主人公が凛とセイバーを連れて行くと予言していることから「両手に花」の凛Goodendの予言とされる。
なお、文脈からはアレクサンドロス大王とダレイオス3世とのガウガメラの戦いを示しているとも考えられるが、それはノストラダムスが生まれるよりもさらに2000年も前の出来事であり、これでは予言でなく伝記になってしまうとの批判がある。
ノストラダムスの「予言集」は「壮大なギャグ性」を有していて、彼に芸人およびコメディ作家としての才能があることが明らかになった。彼は死後数百年後にヨーロッパから遠く離れた極東の地で、思っても見なかった形でその才能を見出されたといえよう。
なおノストラダムスはこの「予言集」の中で、日本を始めとする諸国にこのような珍解釈をする人が現れ、大恥をかくことも予言していたといわれる。第2巻36番の詩がそれである。
Du grand Prophete les lettres seront prinses.
Entre les mains du tyrant deviendront:
Frauder son roi seront les entreprinses,
Mais ses rapines bien tost le troubleront.
偉大な預言者の書が横取りされ
暴君の手にそれが渡る
彼らは国王を騙そうとしたが
その盗みのために窮地に追い込まれる
* ウラジーミル・プーチン(恐怖の大王?)』アンサイクロペディアWikiより
この大王がプーチンであればロシアということになり整合性がとれてくる。三つ考えられる。
極移動中の日本列島
急転する地球より
それが始まる時には地球磁場の急激な減少が生じます。前触れは、地震火山活動の活発化、エルニーニョ、地磁気減少と既にあるわけですから、極移動が起るぎりぎりの兆候察知は、おそらく急な磁場の落ち込みしかありません。地磁気、主に磁極の磁力の急な落ち込みが観測された時は要注意ですが、しかしその時には既に始まってしまう時かも知れません。地球磁場の変動は、テレビ等では地震情報のように頻繁には報道されることはなく、ほとんど解説も報道もされることはありません。従って、それは私達がごく普通に生活を送っている時に、突然何の前触れもなく始まるでしょう。ちょうど地震が始まるように…。もう既に徴候は少しずつ起っているわけですから、今から充分な注意が必要でしょう。地球の遠心力、即ち加速度力は自転の方向である東の方向へ向かって働いています。日本列島も地球の自転に従って東の方向へ向かっています。ところが極移動が始まった瞬間から日本列島は北の方向へ向かい始めます。球面が自転しつつヨーロツパの方へ引っ張られる為に、日本列島は北極の方向へ向かい始めるのです。そして、北極点の脇を通過する際コリオリの渦が太平洋側を沿岸にほぼ平行するような形で秒速約460m弱のスピードで通ることにより、日本列島の太平洋岸は悉く巨大津波に襲われます。太平洋岸の港湾は悉く巨大津波に洗われ、船舶は破壊されます。北極圏を通過する数時間の間は極度の寒さに見舞われることになりましょう。極移動の間は、脆い土砂の山林や崖崩れ、脆弱な建物の崩壊がじわじわと進むことになります。或るものは急激に、或るものは時問をかけて少しずつ崩壊していきます。空港は破壊され航空機は航行不能となり、鉄道機関も運行不能となりましょう。太平洋プレートの圧力は南西方向へかかるようになる為に、脆弱な岩盤の崩壊や新たな断層や断層の隆起、断層がめくり上がる現象が方々で生じることでしょう。その間、火山爆発による地震も発生し、噴火も生じるに違いありません。水カダムに亀裂が入るような状態に至れば被害は拡大の様相を帯びてきます。その時にダムの水が渇水で干上がっていればむしろそれが幸いするというようなものかも知れません。原子力発電所が破壊に至れば悲劇的な状況をますます色濃くします。'北極圏を通過した後、日本列島は弧を描くように西(自転の方向とは逆の意)へ向かうような形になって今度は南下し始めます。そして、赤道付近に差し掛った時に地球は通常の自転に入ります。リビアが新北極点に定まってからは、日本列島はほぼ赤道の位置に落ち着きます。北海道は東端に、九州、沖縄は西端に位置し、島弧はほぼ赤道に重なります。その後の日本列島では、それまで北北東だと思っていた方角から太陽が昇るのを見るようになります。即ち、日本列島は北海道を先頭にして北方へ向かい南下し、通常の自転に入った時も北海道を頭にして東の方向、つまり自転の方向へ向かうことになるわけです。
39
2012/4/2
ノアは地上が傾くのを見て,破滅の時が遠くないことを知り,悲壮な声で叫び声をあげた。「地上に一体何が起ったというのだ。地上は悲しみにふくらみ,激しく震えている」<ENOCH書>より
洪水になる前は,ノアが箱舟に入るその日まで,人々は食べたり飲んだり,めとったり嫁いだりしていた。そして,洪水が襲って来て一人残らずさらうまで,何も気づかなかった。<マタイによる福音書24章38〜39節>
いわゆるノアの洪水と聖書に記されている洪水は紀元前3000年にバビロンの近くのKishで起こったことが1929年の調査で判明した。ギルガメシュ叙事詩にも詳しいがさらに「神統記」からシュメール神話さらにエヌマ・エリシュにまで遡る。その先はお星さまきらきらしかないのです。
愛が失われたとき全ては終わる
彗星爆撃に伴う数々の影響の中に、地震、ツナミ、火山爆発がある。
As it happens, there was a significant volcanic event at the time of the collapse of the Bronze Age civilizations
丁度青銅器文明期には、偶然にも、火山の大爆発が起きていて、
that gives us a firmly fixed date: Thera.
確かな日付もわかっている:テーラすなわち、サントリーニ島である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E5%B3%B6
Recent developments published in the April 2006 issue of Science
サイエンス誌2006年4月後に掲載されている最新の研究成果によれば、
fix the date of the eruption between 1627 and 1600 B.C. with 95 % certainty.
この爆発が紀元前1627年〜1600年の間に起こったことは、95%確実だということである。
(※3600-1600=2000!)
This, of course, is rejected by many archaeologists
この事実はもちろん、多くの考古学者から拒絶されている。
because they have spent their entire careers trying to date things according to the Bible,
というのも、彼らは、全キャリアを聖書に従って史実を確証することに費やしてきたのであり、
and it really upsets the apple cart to realize that they've been chasing an illusion.
この爆発(=大洪水のあったの)がこの頃だということになると、彼らが追い求めてきたものが幻想に過ぎないことがわかって、マジで計画が台無しになってしまうからである。
Santorini. View East from Nea Kammeni Volcano to Phirá on Crater Rim.
サントリーニ火山
There is absolutely no question that the Santorini event occurred.
サントリーニ火山の爆発があったことも疑いない
And it happened a little over 3,600 years ago.
これが起きたのもおそらく紀元前1610年代で、3600年とちょっと前。
In other words, we are overdue.
つまり、我々は、とっくに生存期限を過ぎているのである。
Now, let's come back to what I mentioned
さて、前に述べた
above about being half-way through a 26 million year Companion Star orbit.
太陽の伴星が2千6百万年軌道の真中あたりを通過中という話に戻ろう。
We really have no idea where the theorized critter
この理論上の存在がどこにあって何をしようとしているかは、全くわからない。
is or what it is up to, but we do have some clues.
だけど、手掛かりはある。
But the first question we want to ask is
だがまず確かめたいのは
what is the relation between this companion star - Nemesis - and extinction?
この伴星ネメシスと地球滅亡とは、どのように関係しているのか?ということだろう。
How can a star, way out beyond the solar system,
太陽系外遥か離れた星が、どうやって、この
have an effect on the third rock from the sun?
太陽系第3惑星=地球に影響を及ぼし得るというのか?
http://en.wikipedia.org/wiki/3rd_Rock_from_the_Sun
Far beyond the orbit of Pluto lies the Oort cloud.
冥王星の軌道の遥か外側に、オールトの雲がある。
The Oort Cloud
オールトの雲
The Oort cloud, alternatively termed the Öpik-Oort Cloud, is a postulated
オールトの雲、ないし、エピック=オールト雲
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AE%E9%9B%B2
と呼ばれるのは、仮説上の球状をした彗星の雲で、
spherical cloud of comets situated about 50,000 to 100,000 AU
太陽からおよそ5万〜10万天文単位離れているとされる。
from the Sun. This is approximately 2000 times the distance from the Sun to Pluto
これは、太陽から冥王星までの距離の約2千倍、
or roughly one light year, almost a quarter of the distance from the Sun to Proxima Centauri,
ないしはざっと1光年であって、太陽から一番近い恒星であるプロキシマケンタウリ星までの距離の約1/4である。
the star nearest the Sun.
Click on the above image to study the larger copy.
写真をクリックすれば拡大されるので、勉強して欲しい。
http://www.sott.net/image/image/602/Kuiper_oort.jpg
The solar system is engulfed
太陽系は、数十億個の彗星で構成されている、この雲に飲み込まれているのだ。
by this cloud comprised of billions of comets.
Imagine what would happen if a star passed through that cloud,
1つの星=ネメシスが、この雲の中を通過して
knocking the comets in the same way a bowling ball sends bowling pins scattering in all directions.
まるでボーリングの玉が、ボーリングのピンを、あらゆる方向に弾き飛ばすみたいに、彗星にぶつかる様を想像してみて欲しい。
Imagine then a certain number of those comets
それから、ネメシスに小突かれた、この彗星のうちのいくつかが、
heading towards the centre of the cloud,
オールト雲の中心、すなわち、
our sun and its solar system.
我が太陽と太陽系に向かって来るところを。
The sun, being the largest object in the neighbourhood,
太陽は、近辺では最大の天体なので、
would be the attraction point.
これらを惹き付ける。
The comets in the incoming cloud
新参者の星雲中の彗星は
would be pulled into an orbit around the sun.
太陽系の天体の軌道に引き寄せられることにもなる。
Although no direct observations have been made of such a cloud,
直接観測されたことはないのだけれども、彗星の軌道の観測から、
it is believed to be the source of most or all comets entering the inner solar system
このような雲こそが、太陽系内に突入してくる殆どないし全ての彗星の源であると考えられているのだ。
(some short-period
(短周期の彗星の中には
comets may come from the Kuiper belt),
カイパーベルトから来るものもあろうが)
based on observations of the orbits of comets.
So far, only one potential Oort cloud object has been discovered;
オールトの雲に属する可能性がある天体で、これまで唯一発見されているのが、
90377 Sedna.
セドナ(太陽系で最遠の可能性のある惑星の名)である。
With an orbit that ranges from roughly 76 to 928 AU,
周期はおよそ76〜928天文単位とされるので、
it is much closer than originally expected and may belong to an "inner" Oort cloud.
元来考えられていたオールト雲「内部」の星の位置よりは遙かに近い。
If Sedna indeed belongs to the Oort cloud,
もし、セドナが本当にオールト雲に属するとすると、
this may mean that the Oort cloud is both denser and closer to the Sun than previously thought.
オールト雲は、従来考えられていたよりも、より濃密で太陽に近いことになる。
So, we have a mechanism which can hypothetically trigger the launching of a swarm of comets
そう、太陽系に向けて彗星群が飛び出す仮説上のメカニズムが出来上がるのだ。
into the solar system.
The orbit of the proposed binary twin of our sun conforms to
推測される太陽の二連伴星の軌道も、
the cycles of major extinctions on Earth.
地球上における大量絶滅死のサイクルに一致している。
But it is still a hypothesis.
だが、それでも、これはまだ仮説に過ぎない。
More importantly, you might ask, even if we assign a high probability to the truth of the hypothesis,
たとえ、この仮説の確からしさをいくら高く買ったところで、もっと大事なのは、
if these cycles happen every 26 million years,
そのサイクルが都合よく2千6百万年であるなどという、
what evidence do we have that we are alive during one of the, shall we say, unlucky periods?
言ってみれば不運なこの期間に我々が生きていることの、どんな証拠があるのか?ということだろう。
One of the corollaries of the Nemesis theory is
ネメシス説の帰結の一つは、
that the dark companion might well become visible as a second sun in the sky when it was closest to the sun.
この暗い伴星が、太陽に最も近づくとき、空に第二の太陽として見えるだろうということである。
Is there any evidence that might suggest that people have ever seen a "second sun"?
人々が「第2の太陽」をかつて目撃したことを示唆する証拠などあるのだろうか?
In her book Comets and Popular Culture and the Birth of Modern Cosmology, Sara J. Schechner writes:
著書『彗星、ポピュラーカルチャー、現代宇宙論の誕生』(未邦訳か)
http://www.amazon.com/Comets-Popular-Culture-Modern-Cosmology/dp/0691009252
の中で、セーラ・シェクナーはこう書いている:
The sunny disposition of the weather during the coronation
チャールズ2世の即位式のときの太陽の並びは、
(of Charles II) was seen as the fulfillment of a prophecy.
予言が成就したものと考えられた。
In 1630, at the time of Charles' birth, a noonday star or rival sun allegedly
伝えられるところによると、1630年、チャールズ2世が生まれたとき、真昼の星、あるいは、太陽のライバルが空に現れたというのである...
had appeared in the sky. [...]
In her book Comets and Popular Culture and the Birth of Modern Cosmology, Sara J. Schechner writes:
著書『彗星、ポピュラーカルチャー、現代宇宙論の誕生』(未邦訳か)
http://www.amazon.com/Comets-Popular-Culture-Modern-Cosmology/dp/0691009252
の中で、セーラ・シェクナーはこう書いている:
The sunny disposition of the weather during the coronation
チャールズ2世の即位の際の太陽の並びは、
(of Charles II) was seen as the fulfillment of a prophecy.
予言が成就したものと考えられた。
In 1630, at the time of Charles' birth, a noonday star or rival sun allegedly
伝えられるところによると、1630年、チャールズ2世が生まれたとき、真昼の星、あるいは、太陽のライバルが空に現れたというのである...
had appeared in the sky. [...]
Aurelian Cook in Titus Britannicus explained its import: 'As soon as Born, Heaven took notice of
英国はタイタスの
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=titus+;uk&sll=51.786666,0.341263&sspn=0.011893,0.026436&ie=UTF8&ll=52.696361,-3.779297&spn=5.967635,13.535156&z=6
(なのか、タイタス・ブリタニクスという本に出てくる、なのか?)
アウレリアン・クックは、このことの意味を説いて曰く、「お生まれになるや、天は彼に気づいて、
him, and eyed him with a star, appearing in defiance of the Sun at Noonday....'
星をもて、お見つめになりたもうた。昼日中、太陽が出ているのも構わずに」
For Cook, the extra sun announced that Charles ruled by divine right. Moreover, the timing of Charles' entry into London on his birthday was politically calculated to fulfill what had been portended at his birth.
クックにとって、追加で出て来た太陽は、チャールズの統治が神権に由来することを宣言するものであり、
のみならず、誕生日というチャールズの王政復古による
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E6%94%BF%E5%BE%A9%E5%8F%A4_%28%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%29#.E3.82.A4.E3.82.AE.E3.83.AA.E3.82.B9
ロンドン入城のタイミングは、彼の誕生の際に現れた予兆を成就すべく、政治的にも計算されたものであった。
Abraham Cowley, poet, diplomat
詩人であり外交官、宮廷のスパイでもあった、エイブラハム・カウリーは、書いている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%BC
and spy for the court wrote: 'No Star amongst ye
「汝らのうちに、かくも
all did, I believe, Such Vigorous
強き星も無いものと思う。
assistance give,
溌剌たる後ろ盾を得て。
As that which thirty years ago,
30年前のこと
At Charls his Birth, did in despight of the proud Suns' Meridian Light, His future Glories, this Year foreshow.
チャールズ王のお生まれになりしとき、誇り高き太陽が盛りに照りたるにも拘わらず、彼の将来の栄光は予言されたり」
Edward Matthew devoted an entire book
エドワード・マシューは、
to the fulfillment of the prophecy declaring Charles "ordained to be the most Mighty Monarch in the Universe..."
チャールズが「宇宙でも最も強い国王となる...」とした予言が成就したことに、まるまる一冊の本を捧げた。
Charles' return was seen as a rebirth of England and duly
チャールズの王位復帰(=クロムウェル失脚後の王政復古)は、イギリス再生の象徴とされ、
recorded by a special act in the statute book, which proclaimed that 29 May was the most memorable Birth day
5月29日が最も記念すべき誕生日であるということは、正式に特別法として法令集にも記録されたのであって、
not only of his Majesty both as a man and Prince, but likewise as an actual King...
その威光は人として、また王子として、のみならず、在位の国王としても輝き渡った。
(ここまでが、シュクナーからの引用)
Well, that certainly sounds like it fits the bill:
故事は、どうやら条件を満たしているようである。
(原文からのリンク
http://www.cassiopaea.org/cass/Laura-Knight-Jadczyk/column-lkj-04-07-03.htm )
377 years ago a second sun appeared
377年前に、第2の太陽が出現しているのだ。
and no one, so far as I know, has ever linked this to either a comet or a supernova.
私の知る限り誰も、未だ、この故事を彗星あるいは超新星に結びつけた者は居ないし。
Interestingly, it was followed thirty years later by the sighting of several comets.
更に30年後には、複数の彗星が目撃されているのも、興味深い。
But the 17th century was interesting for another anomaly
だが、17世紀にはさらにもう1つ、我等が太陽に、興味深い変則現象があったのである:
involving our sun: the Maunder Minimum.
マウンダー極小期(太陽の活動の状態を表す言葉の一つ)である。
http://www.cassiopedia.org/wiki/index.php?title=Maunder_Minimum
Between the years 1645 and 1715, our sun stayed in a period of solar minimum.
1645年から1715年の間、我が太陽は、活動極小期に入ったのである。
http://sunbase.nict.go.jp/solar/sun-earth-human/maunder_minimum.html
During one 30-year period within the Maunder Minimum, for example,
マウンダー極小期70年間
http://en.wikipedia.org/wiki/Maunder_minimum
のうちの、ある30年間を例に取ると、
astronomers observed only about 50 sunspots, as opposed to a more typical 40,000&-50,000 spots.
通常4〜5万個は天文学者によって観測される太陽黒点が、わずか50個ほどであった。
The Maunder Minimum coincided with the middle -- and coldest part -- of the so-called Little Ice Age,
マウンダー極小期は、いわゆる小氷河期の中頃にして最も寒い時期に一致していて、
during which Europe and North America, and perhaps much of the rest of the world, were subjected to bitterly cold winters.
この間、ヨーロッパ、北アメリカ、そしておそらく、世界の他の地域の多くは、酷い寒さの冬を過ごした。
Recently published research suggests
最近の研究によると、
that the Sun's rotation slowed in the deep Maunder minimum (1666-1700).[1]
太陽の自転(=太陽の自転周期は27.5日)も、マウンダー極小期盛期には、遅くなったという。
At our current level of understanding of solar physics,
こんにちの我々の太陽物理学の理解では、
a larger and slower Sun necessarily implies a cooler Sun that provides less heat to Earth.
太陽が大きくゆっくりと活動するとき、冷たい太陽が地球にもたらす熱も少なくなるということになる。
Perhaps the close approach, astronomically speaking, of the dark companion was the cause of this dampening.
天文学的に言えば、おそらく、闇の伴星が間近に接近したため、このように太陽活動が弱まったのであろう。
The lower solar activity during the Maunder Minimum also
マウンダー極小期の太陽活動の低下はまた、
affected the amount of cosmic radiation reaching the Earth.
地球に降り注ぐ宇宙放射線量にも影響する。
The resulting change in the production of carbon-14 during that period
この結果、この時期には、炭素14の生成も変化し、
caused an inaccuracy in radiocarbon dating until this effect was discovered.
このことが判明する以前に行われた放射性炭素年代測定法も不正確なものとなっている。
In total, carbon 14 analysis as well as tree rings and ice core studies
炭素14による年代分析や、樹木の年輪、あるいは氷床コアによる研究からすると、総じて、
indicate there seem to have been 18 periods of sunspot minima in the last 8,000 years,
ここ8千年の間に、18回の太陽黒点極小期があったこと、
and studies indicate that the sun currently spends up to a quarter of its time in these minima.
これらの極小期の期間を通算すると、1/4(=2000年!?)にも達していることがわかる。
We can only speculate at the moment
現在のところ、
whether these cycles have a relationship to our dark companion and/or its cometary children.
これらのサイクルが闇の伴星ないし、その子供の彗星群と関係があるのかどうかは、推測の域を出ない。
Returning to our hypothesis,
我々の仮説に戻って、これが正しいとすると、
if we are correct, the dark star was seen 377 years ago.
暗黒星は377年前に見られたことになる。
If it was in fact the companion, Nemesis,
これが本当に伴星ネメシスだったとすれば、
then the comets heading to the inner solar system should be heading our way.
太陽系内へと押し出された彗星群が、我々の行く手に立ちはだかっていて然るべきだ。
Depending on their locations and orbits in the Oort cloud,
オールト雲内における位置や軌道によって、すなわち
there would be variable groups - variable both in size and arrival time.
形や到着時期により、様々なグループがあるのだろう。
Is there any evidence for this?
このことを示す証拠はあるのだろうか?
The third edition of the university textbook Exploration of the Universe, by George O. Abell, published in 1975,
1975年刊、ジョージ・アベル著の大学教科書『宇宙探査』第3版によると、
informs us that Jupiter has 9 moons as of 1974. It says:
1974年に、木星の衛星は9個だったという:
The outer seven, however,
しかしながら、外側の7個は
have rather eccentric orbits,
幾分エキセントリックな軌道を描いており、
some of which have a large inclination to Jupiter's equator.
木星の赤道面から大きく傾いているものもある。
The four most distant satellites revolve from east to west,
最も離れている4つの衛星は、東から西へと回っていて、
contrary to the motions of most of the other objects in the solar system.
太陽系の他の天体の多くとは反対の動きをしている。
They may be former minor planets captured by Jupiter. [p. 324]
これらは、以前は小天体であったものが、木星の引力によって捕らえられたのかも知れない。
Please note that Abell is suggesting that some of Jupiter's moons have been captured by Jupiter's gravity.
木星の衛星のあるものは、引力で捕らえられたことを、アベルが示唆していることに注意されたい。
Now let's time travel back to the future,
さて、未来にタイムトラベル・バック・トゥー・ザ・フューチャーして 、
and see what the latest information tells us about Jupiter's moons:
木星の衛星に関する最新情報を見てみよう。
(原文からのリンク
http://www.cassiopedia.org/wiki/index.php?title=Jupiter%27s_natural_satellites )
Jupiter is now given 63 satellites.
木星の現在の衛星数は63である。
Forty-seven of those satellites have been discovered since 1999.
これらの衛星のうち、47個は、1999年以降に発見されたものである。
What if they weren't there before?
以前はここを回ってなかったとしたら、これはどうしたことだろう?
What about Saturn.
土星はどうだろうか。
Our 1975 text tells us that Saturn has 10 satellites.
さきの1975年版の教科書には、10個だったとある。
In 2007? Well, there are so many that one source declines to give a precise number!
2007年はどうだろうか?その数は多くて、あるソースなどは、正確な数を決めるのを辞退している!
(原文からのリンク
http://www.cassiopedia.org/wiki/index.php?title=Saturn#Natural_satellites )
However, counting the named satellites on the Timeline of discovery of solar system planets and their natural satellites
しかし、命名された衛星を数えている『太陽系の惑星およびその天然衛星』
(原文からのリンク
http://www.cassiopedia.org/wiki/index.php?title=Timeline_of_discovery_of_Solar_System_planets_and_their_natural_satellites )
gives us a count of 62,
によれば62個ということであって、
with 41 being discovered since 2000 and another ten in the 80's and 90's.
うち、41個が2000年以降に、他の10個が、90年代および90年代に見つかっている。
Moving outward, we come to Uranus,
さて、天王星に目を転じると、
given five satellites in 1975, it now has 28, with ten being discovered in the 1980's, six in the 90's, and 7 since 2000.
1975年には5個だったものが、今や28個。うち、10個が1980年代、6個が90年代、7個が2000年以降に見つかっている。
Neptune had two satellites in 1975, now it has 13.
海王星の衛星は1975年には2個、今では13個である。
The explanation given most often to explain this surge
このような衛星の惑星数急増の説明としてしばしば用いられるのは、
in the numbers of satellites for these planets is that telescopes have gotten better.
望遠鏡がよくなったからだというものである。
That is, we can see further, with greater detail,
つまり、より遠くまで詳細に見えるようになった結果、
and can therefore find things that we couldn't see before.
かつては見えなかったものも見えるようになった、というのである。
It is an explanation that makes sense.
一理ある。
One small problem with this theory is
ただ、この理論がちょっと問題なのは、
that the "new" moons of Neptune and Uranus showed up before the new moons of Jupiter and Saturn.
海王星と天王星の「新」衛星が、木星および土星の新衛星よりも前に発見されているということである。
One would think that powerful telescopes capable of finding moons as far away as the seventh and eighth planets
第7惑星および第8惑星ぐらい遠くの衛星が発見できるほど強力な望遠鏡があれば、
would have found the hard to see moons of the fifth and sixth first.
従来見えなかった第5惑星および第6惑星の衛星の方が、最初に見つかって然るべきではないか。
(1すい2きん3ち4か5もく6どっ7てん8かい9めい)
Another possible explanation,
もう一つの可能な説明は、
and one which fits with new moons appearing around Neptune and Uranus prior to appearing around Jupiter and Saturn,
海王星や天王星の周りに出現した新衛星が、木星や土星のそれよりも早かった理由を説明できるもので、
is that these new moons, or some of them, are objects
これらの新しい衛星というのは、
that have been trapped into orbits around these planets only recently,
ごく最近になってから、
that they were captured by the gravity of these planets and removed from the incoming comet cloud.
引力によって、到来しつつある彗星雲から引き離され、これらの惑星を回る軌道に捕らえられたというものである。
Passing the orbits of the outer planets first,
まず、外の方の惑星近くを通過して
they would arrive at the inner planets afterward.
内側の惑星の方には、後から到着したからではあるまいか。
We also note that the much derided
大いに冷笑されてきた
Immanuel Velikovsky, in his book Worlds in Collision,
イマニュエル・ヴェリコフスキーの『衝突する宇宙』(鈴木敬信訳、法政大学出版局, 新訂版 1994)によれば、
gives a time frame of nine years as the time it would take for a comet to cover the distance between Jupiter and Earth.
木星から地球までの距離を彗星が通過するのに要する時間は9年ということであり、
The new Jovian moons were discovered beginning in the late nineties.
木星の新しい衛星が発見され始めたのは、90年代終わりである。
Do the math.
計算してみて欲しい。
(ファイル名からすると、ツングースカ爆発の再現CGか?)
©Space Channel
Raindrops keep falling on our heads
「みんなで」♪雨に濡れても
Which brings us to a series of local stories that give impact a less than metaphoric meaning.
結果、各地から寄せられている情報は、決して隠喩に留まらず、衝撃的なものである。
Friday, February 16 SOTT page brought us this story:
(2007年)2月16日金曜のSOTTぺージには、この話が出ていた:
Strange noise might have been meteor
隕石かも知れない変な物音
http://www.signs-of-the-times.org/articles/show/127235-Strange+;noise+might+have& #043;been+;meteor
By JIM SABIN
City Editor
NEWARK
ニューアーク(米国ニュージャージー州最大の都市)発
-- Something happened at around 9 p.m. Wednesday that a lot of people heard, or even felt.
水曜の午後9時ころ、何かが起こり、多くの人々が音を聞いたし、感じた。
What it was, though, might forever remain a mystery.
だが、何であったかは、永遠のミステリーとなるかも知れない。
"It" was a loud bang,
「それ」はドカーンというモノスゴい音で、
something loud enough to be heard across southern and central Ohio,
オハイオ州の南部から中部にかけて聞こえたほどだし
and loud enough to make small objects move in houses.
家の中の小物が動くほどだった。
Reports have rolled into The Advocate
アドヴォケート新聞(米国ルイジアナ州、コネティカット州向け)には、
from Hanover to Heath, from Buckeye Lake to Granville,
ハノーヴァーからヒースまで、バックアイ湖からグランヴィルにかけてのレポートがなだれ込んでおり、
and NBC4
NBC〔アメリカの民放テレビ局。ドラマやバラエティー番組が主。〕
heard reports from Muskingum, Fairfield and Pickaway counties.
でも、マスキンガム、フェアフィールド、そしてピッカウェイ郡からのレポートを流した。
Rumors range from an earthquake to a meteor strike, a sonic boom to something ice-related.
噂は、地震説から、隕石衝突、何やら氷みたいなもののソニックブーム(衝撃音、衝撃音波、衝撃波)説にまで及んでいる。
Jeff Gill, of Granville,
グランヴィルのジェフ・ギルさんによると、
said he saw a meteor with a relatively long trail,
彼は随分と長い尾をした隕石を目撃したそうで、
with red, green and gold coloration.
尾の色は、赤く、緑がかった金色。
It was headed east to west
東から西へと向かって、
and lasted about three seconds;
3秒ほどで視界を横切った。
after it faded, the sonic boom washed over him,
見えなくなってからは、音は気にならなくなったという。
he said.
"I saw it first. It was the most eerie,
「わたしが最初に見つけたんですよ。薄気味悪く冷たい
cool, scary, wonderful thing.
ゾッとする感じだが、見事なもんだった。
You just see this dragon tail going across the sky,"
あれこそまさに、天翔けるドラゴンの尾さながらでしたよ」とギル氏。
said Gill,
who also writes a religion column for The Advocate.
彼は、アドヴォケート紙に宗教モノのコラムも書いている。曰く、
"All of a sudden, everything goes boom."
「突然、万物は消滅する」
The reports came in from Ohio to New Jersey.
オハイオ州からニュージャー州にかけての広い範囲からレポートがもたらされた。
http://maps.google.co.jp/maps?f=d&hl=ja&geocode=&saddr=Ohio&daddr=New
3;Jersey&sll=36.5626,136.362305&sspn=29.14848,42.890625&ie=UTF8&ll=40.913513,-83.847656&spn=13.770027,21.445312&z=5
Notice the reference to the dragon tail.
ドラゴンの尾に言及されていることに注意。
Could reports of meteorites be the basis for some of the ancient myths about dragons fighting in the sky?
隕石のレポートが、古代の、空中で戦っているドラゴンに関する伝説のあるもののベースになっているのではないだろうか?
Check out Mike Baillie's book Exodus to Arthur for more on that subject.
興味のある向きは、マイク・ベイリーの『出エジプトからアーサー王まで』をチェックされたい。
http://www.amazon.com/Exodus-Arthur-Catastrophic-Encounters-Comets/dp/0713486813/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1209293106&sr=1-3
Some weeks ago,
数週間前、
while much of the United States was watching the XLI Super Bowl,
多くのアメリカ国民は第41回スーパーボールを観戦していたが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC41%E5%9B%9E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%AB
some people in the Midwest were being treated to
中西部の人々の中には、別のタイプのスペクタクルを堪能した人々も居た
a different type of spectacle:
Local residents witness meteor's flaming flash.
地域住民が隕石の燃え上がる閃光を目撃
(=原文から記事へのリンク切れ)
If you saw a bright light with a flaming tail plummeting to
真っ直ぐに落下して来た
earth Sunday night, you may have seen a minor meteor shower, according to reports
in Wisconsin, Illinois and Iowa.
ウィスコンシン州、イリノイ州、アイオワ州
James T. Luedke of Ripon said he was driving in Green Lake County between 7:30 and 8 p.m. Sunday when he saw a "half-dollar
50セント硬貨
sized flaming ball falling at a rapid speed to the earth" in the southern sky.
He described it as a round, orange flaming ball with a blue/green tail.
Kay Diederich of St. Cloud was driving out of the village about 7:50 p.m. with a friend when they saw a "ball of fire" shooting to the south.
"It almost looked like a plane crash," she said. Her friend is an EMT
救命士
and she listened to her scanner,
警察無線傍受装置
but no reports came in.
People across the Midwest
【名】ミッドウェスト地域、ミドルウェスト地帯、アメリカ中西部◆《米》五大湖西部からミシシッピィ川北半分の地域。Ohio, Indiana, Illinois, Michigan, Wisconsin, Minnesota, Iowa, Missouri, Kansas, Nebraska 各州。この地域の特質を現すキーは、conservative, isolationist, Protestant, American)
reported seeing balls of fire streaking across the sky Sunday night, according to state news reports.
A preliminary report
仮報告書
does indicate the objects came from a meteor. Most reports described the objects as bright lights with a flaming tail. Several of the objects were seen exploding when they hit the ground, according to WEAU.
ウィスコンシン州オークレア所在のNBC の系
Sightings were reported from Minnesota through Missouri and east through Illinois.
目撃された地域は、北はミネソタ州から南はミズーリ州まで、東はイリノイ州に及んだ
http://en.wikipedia.org/wiki/U.S._state
The blast at Tunguska has been described thusly:
ツングースカ爆発はこのように述べられている:
(原文からのリンク
http://www.cassiopedia.org/wiki/index.php?title=Tunguska_event
The explosion was probably
この爆発はおそらく
caused by the air burst of a meteorite or comet 6 to 10 kilometers (4-6 mi) above the Earth's surface.
地上から6〜10kmの上空で、隕石あるいは彗星が空中さく裂したために起こった。
The energy of the blast was later estimated to be
爆発のエネルギーは、後に
between 10 and 15 megatons of TNT,
TNT火薬10〜15メガトン分と算定されたがこれは、
which would be equivalent to Castle Bravo, the most powerful nuclear bomb ever detonated by the US.
これまでにアメリカが爆発させた最も強力な核爆弾であるキャッスル作戦ブラボー実験の際のものに匹敵する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%A6
It felled an estimated 60 million trees over 2,150 square kilometers (830 sq mi).
2,150平方km以上の範囲に及ぶ、6千万本の木が失われたと推測される。
The Binary System
連星系
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E6%98%9F
We look out at our sky and we see only one sun.
我々が空に見える太陽はただ一つである。
We naturally conclude that our star system includes only the sun.
我々は、この太陽系には、ただ一つの太陽しか無いものと、当然のように結論付けてきた。
However, binary star systems are very frequent.
しかしながら、連星系というのは、ごくありふれたものなのである。
(原文からのリンク http://www.cassiopedia.org/wiki/index.php?title=Binary_star )
There is an hypothesis that argues that our sun is part of such a binary system.
我が太陽は、このような連星系の片割れであるする仮説がある。
The sun's hypothetical companion has been named, as mentioned above, "Nemesis".
太陽の仮説上の伴星は、上述のように、『ネメシス』と名付けられている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%82%B9_%28%E6%81%92%E6%98%9F%29
(原文からのリンク http://www.cassiopedia.org/wiki/index.php?title=Nemesis_(star) )
The projected orbit of Nemesis is 26 million years, give or take
ネメシスの推定公転周期はおよそ2千6百万年、
the time necessary for the rising and falling of several civilizations.
いくつかの文明が起こって滅びるのにかかる時間である。
Studies of the fossil record by Dave Raup and Jack Sepkoski
デビッド・ラウプとジャック・セプコスキーによる化石記録の研究は、
have shown that there is a cyclic repetition to periods of extinction.
滅亡期へと繰り返すサイクルの存在を示した。
(原文からのリンク http://muller.lbl.gov/pages/lbl-nem.htm )
The Nemesis theory was drawn up to explain the extinction cycle.
ネメシス論は、この絶滅サイクルを説明するために考え出されたのであった。
©Raup & Sepkoski
Chart of the 26 million year extinction cycle
2千6百万年の絶滅サイクル図
We can offer no proof for the working hypothesis outlined above.
上に概要を述べた作業仮説については何ら証拠を提示することができない。
We are working on a limited data set.
限られたデータセットに基づいての作業である。
The most that we can say is that an argument can be made suggesting the following scenario:
最大限言えるのは、次のシナリオを示唆する議論の余地があるということである:
The sun's dark companion, on its 26 million year orbit,
2千6百万年の公転周期を持つ、太陽の暗黒伴星が、
came close to the solar system 377 years ago,
377年前に太陽系に接近し、
showing itself and pushing in front of it comets,
それ自体も姿を現しつつ、前方に彗星群を押し出し、
a few of which appeared thirty years after the 1630 showing of the dark star itself.
出現した1630年の30年後に、そのうちのいくつかが、地球に到来した。
The passage of the companion through the Oort cloud
伴星がオールトの雲の中を通過した際、
dragging hundreds of thousands of other bodies in its wake,
通り道にある何十万個もの他の天体を引きずり、
swung around in its orbit,
軌道中を振り回し、
and flung a swarm of them our way,
それらを一まとめに投げ出した結果、これらは
travelling now for nearly four hundred years.
今や400年近くも巡航中なのだ。
Members of that swarm have been picked off by the gravitational fields of the outer planets,
彗星群の星の中には、外惑星の重力場によって掴み取られたものもあり、
increasing the numbers of moons in recent years.
これら惑星の衛星の数を、近年、増加させている。
If the swarm has passed by Jupiter, then it may be arriving here very soon.
彗星群が木星を通過したとすると、ここにも近いうちにやってくるかも知れない。
Are the articles pulled from papers around the world over the last few months
ここ数か月の間に世界中から寄せられた新聞からの記事は、
the announcement of their arrival?
彗星群が到着したという知らせなのだろうか?
One final point.
最後に一点。
There have been reports that Earth is not the only planet being hit by "global warming".
「温暖化」に見舞われている惑星は地球だけではない、というレポートが複数存在する。
Might it be possible that this apparently widespread change of "climate" in the solar system
太陽系内に広汎に見られるらしい、この「天候」の変化は、もしや、
is linked to an incoming comet cloud?
接近中の彗星雲に関係があるのではないだろうか?
We do not know and are sorely lacking in the means to acquire data to refine or reject the working hypothesis.
この作業仮説の真偽は不明だし、仮説を改良しようにも、却下しようにも、全くデータの集めようがない。
Perhaps someone else out there does have the means.
おそらく、あちら側には誰か、この手段を持っている者もいよう。
Whatever the explanation for a generalized warming of several planets,
複数の惑星が一般的に温暖化していることの説明がどうであれ、
it is clear that we know very little about the fundamental mechanisms behind it.
明らかなのは、我々は、その基本的なメカニズムにつき、ほとんど全くわかっていないということである。
We are a speck in the universe,
我々は宇宙のしみ、
http://www.google.com/search?q=cache:GU0SC38SDeMJ:blog.livedoor.jp/vipinjesus/archives/cat_50025178.html+;%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%80%80%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%BF&hl=ja&ct=clnk&cd=3&gl=jp
a drop in an ocean more vast, more complex, and more mysterious than we can imagine.
我々の想像を超える、広大で複雑でミステリアスな大海の一滴に過ぎないのである。
To close,
本稿を終えるに当たり、
I want to quote from the final pages of The Cycle of Cosmic Catastrophes: Flood, Fire, and Famine in the History of Civilization
『彗星による破滅のサイクル:文明史における洪水、火災、飢饉』の最終ページから引用したい。
because the words there should have meaning for all of us.
この言葉が、我々皆にとって意味あるものに思われるからであ
NOT-SO-HARMLESS SHOOTING STARS
○あまり安全ではない流れ星
If you want more evidence for what happened to the mammoths,
マンモスに何が起こったかについて、もっと証拠が欲しければ、
you need only to look up at the clear night sky.
晴れた夜の空を見上げさえすればいい。
In almost any month, you can see shooting stars from one of many meteor showers.
沢山の流星群から生じた流れ星が、ほとんど毎月のように見られるからである。
Nearly every fiery streak
火の筋と見える殆ど全ては、
you see is the tiny remnant of some giant comet that broke up into smaller pieces.
いずれかの巨大な彗星が小さな破片にバラバラになった残りである。
Of course, most of those pieces are microscopic,
もちろん、これらの破片のほとんどは、微細なものであるが、
but their parent comet was not - it was enormous.
親の彗星はそうではない − 巨大だったのである。
Astronomers know that, even today, hidden in those cosmic clouds of tiny remnants, there are some huge chunks of comet pieces.
天文学者は、小さな破片から成るこれらの宇宙雲に隠れて、今でも大きな彗星の破片が存在していることを知っている。
We pass through their clouds every year like clockwork,
我々はそれらの雲を、毎年、時計じかけのように通過する。
so eventually we will collide with some of bigger pieces.
で、結局、いくつかの大きめの破片にぶつかることになるのである。
In 1990, Victor Clube, an astrophysicist,
1990年、天体物理学者のヴィクター・クリューブと
and Bill Napier, an astronomer, published The Cosmic Winter,
天文学者のビル・ナピアは、『宇宙の冬』(未邦訳?原書絶版? http://www.amazon.com/Cosmic-Winter-Victor-Clube/dp/0631169539 )を出したが、
a book in which they describe performing orbital analyses of several of the meteor showers that hit Earth every year.
この本で彼らは、毎年地球に衝突するいくつもの流星群の軌道の分析結果を述べている。
Using sophisticated computer software,
洗練されたコンピュータソフトを用いて、
they carefully looked backward for thousands of years,
注意深く、過去数千年を振り返り、
tracing the orbits of comets, asteroids, and meteor showers
彗星、小惑星、流星群の軌道をトレースした結果、彼らは
until they uncovered something astounding.
ついに、驚くべき発見をする。
Many meteor showers are related to one another,
多くの流星群は、互いに関係しているのである。
such as the
例えば、
Taurids,
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=Taurids&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2
Perseids,
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&q=Perseids&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Piscids,
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&q=Piscids&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
and Orionids.
オリオン座流星群
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&q=Orionids&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
のごとくである。
In addition, some very large cosmic objects are related:
加えて、巨大な宇宙物体も関連していた:
the comets Encke and Rudnicki,
エンケ彗星とルドニツキ彗星
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&q=comet+;Rudnicki
the asteroids Oljato,
小惑星オルジェイトと
Hephaistos,
小惑星ヘファエストス
and about 100 others.
その他、約100個である。
Every one of those 100-plus cosmic bodies
これら100以上の宇宙物体はいずれも
is at least a half-mile in diameter and some are miles wide.
小さいものでも直径800メ−トル(=半マイル=1/2*約1609m)あり、数千メートルのものもある。
And what do they have in common?
これらの共通点とは何か?
According to those scientists,
2人の科学者によれば、
every one is the offspring of the same massive comet that first entered our system less than 20,000 years ago!
これらは皆、20,000年以内に最初に太陽系に侵入してきた同じ巨大彗星の子孫だというのである。
Clube and Napier calculated that,
クリューブとナピアの計算によれば、
to account for all the debris they found strewn throughout our solar system,
太陽系内にゴロゴロしているのが見つかったデブリの全てからして、
the original comet had to have been enormous.
元々の彗星は巨大なものだったに違いない。
So was this our megafauna killer?
それでは、これこそ我が巨型動物類殺しの犯人だったのだろうか?
All the known facts fit.
既知の事実は全てピッタリと来る。
The comet may have ridden in on the supernova wave,
この彗星は、超新星爆発の爆風に乗ってやって来、
[or was knocked into the solar system by the Companion Star - LKJ]
[あるいは、伴星によって太陽系に打ち込まれ − ローラ注]
then gone into orbit around the sun less than 20,000 years ago;
その後、20,000年以内に太陽を回る軌道に入ったのであろうか。
or, if it was already here,
あるいは、それは既にそこにあって、
the supernova debris wave may have knocked it into an Earth-crossing orbit.
超新星爆発のデブリ波がこれを、地球と交差する軌道へと打ち込んだのかも知れない。
Either way, any time we look up into the night sky
いずれにせよ、我々が夜空を見上げたとき、
at a beautiful, dazzling display of shooting stars,
美しい、目もくらむばかりの流星が見えたら、
there is an ominous side to that beauty.
その美しさの陰には凶兆が隠れているのである。
We are very likely seeing the leftover debris from a monster comet that finished off 40 million animals 12 to 13,000 years ago.
我々はおそらく、12,000から13,000年前に、4千万頭の動物の息の根を止めた怪物彗星の残したデブリを見ているのだ。
Clube and Napier also calculated
また、クリューブとナピアの計算によると、
that, because of subtle changes in the orbits of Earth and the remaining cosmic debris,
地球の軌道が微妙に変わることや、宇宙に残っているデブリのせいで、
Earth crosses through the densest part of the giant comet clouds about every 2 ,000 to 4,000 years [or 3,600 years?].
地球が巨大な彗星雲の最も濃密な部分にさしかかるのは、およそ2,000〜4,000年[あるいは3,600年?]毎であると言う。
When we look at climate and ice-core records,
天候や氷床コアの記録を見ると、
we can see that pattern.
そのようなパターンがあるのがわかる。
For example the iridium, helium-3, nitrate, ammonium, and other key measurements
例えば、イリジウム、ヘリウム3、硝酸エステル、アンモニウム、その他主要な指標は、
seem to rise and fall in tandem,
相前後して上下しているようであり、
producing noticeable peaks around
およそ
18,000, 16,000, 13,000, 9,000, 5,000, and 2,000
years ago.
年前に、顕著なピークを描いている。
In that pattern of peaks every 2,000 to 4,000 years,
2,000〜4,000年毎のピークのパターンの中に
we may be seeing the "calling cards" of the returning mega-comet.
我々は、いずれ戻ってくる巨大彗星が置いていった「名刺」を見ているのであろう。
Fortunately, the oldest peaks were the heaviest bombardments,
幸いにも、一番古いピークが最も大きな衝撃のあった際のもので、以来、
and things have been getting quieter since then, as the remains of the comet break up into even smaller pieces
彗星の残りが徐々に小さなかけらに壊れて行くにつれて、事態は平穏化の一途をたどってきている。
The danger is not past, however.
とはいえ、危険が去ったわけではない。
Some of the remaining miles-wide pieces are big enough
いくつか残っている大きさ数マイルのかけらは、
to do serious damage to our cities, climate, and global economy.
我々の街、天候、世界経済に対し深刻なダメージを与えるに十分である。
Clube and Napier (1984) predicted that in the year 2000 and continuing for 400 years,
クリューブ&ナピア(1984)は、2000年からの400年間
Earth would enter another dangerous time in which the planet's changing orbit
地球は再び危険な軌道に入って、
would bring us into a potential collision course with the densest parts of the clouds containing some very large debris.
いくつかの巨大デブリを含む、彗星雲の最も濃密な部分という衝突危険コース内にあるだろう、と予測していた。
Twenty years after their prediction, we have just now moved into the danger zone.
予測から20年、我々はまさに、この危険ゾーンへと突入したのである。
It is a widely accepted fact that some of those large objects are in Earth-crossing orbits at this very moment,
今この瞬間も、これらの巨大天体のいくつかが、地球とクロスする軌道をとっているというのは、広く受け入れられた事実であり、
and the only uncertainty is whether they will miss us,
それらが我々を見失うということはありそうになく、
as is most likely, or whether they will crash into some part of our planet.
おそらくは、地球のいくつかの場所に衝突してきそうなのである。
That may seem like bad news,
何とも悪いニュースである。
but there is a glimmer of good news too.
だが、わずかながら良いニュースもある。
For the first time in human kind's known history,
有史以来初めて、
we have ways to detect those objects and prevent them from hitting us again.
我々はこれらの天体を探知し、再び衝突することのない様に防止する手段を手にしたのだ。
One such effort is Project Spaceguard,
そんな努力の一つがスペースガード・プロジェクトで
a multinational cooperative attempting to locate those Earth threatening objects,
これは、これらの地球を脅かす天体の位置を割り出そうとする多国間における協力の試みであり
and other similar programs include the Near-Earth Asteroid Tracking (NEAT) telescope
他にも同様のプログラムとして、地球近傍小惑星追跡望遠鏡と
and the Spacewatch Project at the University of Arizona.
アリゾナ大学スペースウオッチプロジェクトがある。
Unfortunately, not one of them is funded nearly well enough
不幸なことに、いずれも資金に事欠いており、
to complete the job for many years, bur they are working at it steadily.
多年にわたって任務の完遂は困難な状況であるが、着実に活動を続けている。
No one knows exactly how many dangerous comets and asteroids are out there,
どのぐらい沢山の危険な彗星や小惑星が、地球の外にあるのか、ちゃんと知っている人は居ないが、
but astronomers are certain that hundreds to thousands of them remain undiscovered.
天文学者は、数百から数千もの彗星が未だ発見されていないと確信している。
The worst part is that many of those space objects are so dark and difficult to see
最悪なのは、これら宇宙物体の多くが、非常に暗く見えにくいために
that they are nearly invisible until they come very close, and by then it is too late.
ごく近くに接近してくるまでほとんど見えないし、見えたときには最早手遅れであるということだ。
It is certain that one of these monsters is on a collision course with Earth
これらの怪物が、地球との衝突コースにあることは確かなのに
- we just do not know the details.
詳しい事がわかっていないのである。
Is it days from now or hundreds of years from now?
それは今から数日後なのか、それとも数百年後のことなのであろうか?
Even if we were sure one was coming,
たとえ、一つがこちらに向かっているとわかっても、
there is just very little that we can do about it currently.
すぐさま打てる手はほとんど無い。
We are years away from being able to control our own destiny as it relates to supernovae and giant comets and asteroids,
我々が超新星や巨大彗星、小惑星に関して自らの運命をコントロールできるまで、まだ数年はかかるだろうが、
but scientists are working on solutions.
科学者たちは解決の道を探っている。
This is not a high priority with the world's governments, however,
しかし、各国政府がこれに置くプライオリティは低く、
which typically prefer to confront terrestrial threats rather than cosmic ones.
宇宙からの脅威よりは地球上の脅威を重視するのが典型的である。
To prevent one of those giant objects from smashing into us,
これらの巨大天体がぶつかってくるのを防ぐためには、
collectively, we spend about $10 to $20 million annually,
年間、各国合わせて1〜2千万ドルの予算が必要となるが、
an amount less than the cost of one or two sophisticated fighter jets.
これは洗練されたジェット戦闘機の1、2機分以下の金額である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F#.E6.88.A6.E9.97.98.E6.A9.9F.E3.81.AE.E4.BE.A1.E6.A0.BC
Almost no money is spent trying to detect imminent supernovae [or comets].
差し迫った超新星[ないし彗星]を探ろうとして使われている予算は、ほぼゼロに等しい。
Our politicians are seriously underestimating these severe threats,
政治家たちは、冗談抜きにこれら深刻な脅威を過小評価しているのであり、
which are capable of ending our species,
この結果、我々の種は絶滅するかも知れない。
just as they snuffed out the mammoths a mere 13,000 years ago, only an eye blink in cosmic terms.
これは、宇宙からすれば一瞬に過ぎぬ、ほんの13,000年前にマンモスが姿を消したのと同じである。
There are few threats of that magnitude facing us today.
こんにち我々が直面している、そのぐらい大きな脅威はわずかだ。
The survival of the human race is not seriously threatened by
人類の存続は、
the avian flu,
鳥インフルエンザ、
Al Qaeda attacks,
アルカイダのテロ攻撃
the end of the Age of Oil,
原油の枯渇
monster hurricanes,
巨大ハリケーン
giant earthquakes,
巨大地震
or enormous tsunamis;
巨大津波によっては深刻に脅かされていない;
if any of those occur, most of us will continue with our lives.
これらのどれかが起こっても、我々の殆どは生き続けられるのだ。
Furthermore, nothing on that list is broadly accepted as having caused worldwide extinctions in the past.
さらに言えば、このリストにさえ載っていないものが、過去に世界的な絶滅をもたらしたなどとは、広く受け入れられていない。
The same cannot be said about supernovae and massive [cometary] impacts.
超新星や巨大彗星衝突は、同日に論じることはできない。
Those two cosmic events are implicated in many of the largest extinctions on our planet over the last millions of years.
これらの2大宇宙イベントが、過去数百万年以上も地球の大量絶滅の多くに関係してきた。
Fortunately, we survived them, but many of our fellow species did not.
幸いにも我々はそれらを生き残ったのであるが、仲間の多くの種はそうではなかった。
Humankind might not survive the next one.
人類は今度は生き残れないかも知れない 。
It seems reasonable to forgo several of our military fighter jets each year
毎年ジェット戦闘機を買うのを控えて、
to decrease our chances of being" nuked" from space by a supernova or a comet.
宇宙からの超新星や彗星により「核攻撃」される可能性を減らすのが理性的というものであろう。
So, indeed, humanity has passed its "extinct by" date
確かに、人類は「生存期限」を過ぎている。ノアの時代に起こったように...
and, as it was in the days of Noah..
They did eat, they drank, they married wives, they were given in marriage,
彼らは食べ、飲み、妻を娶り、婚礼を催した
until the day that Noe entered into the ark,
その日がやってきて、ノアは箱舟に入った
and the flood came, and destroyed them all.
洪水がやってきて、全てを破壊してしまった
Likewise also as it was in the days of Lot;
同様のことがロトの時代にも起こった;
they did eat, they drank, they bought, they sold, they planted, they builded;
彼らは食べ、飲み、買い、売り、植え、築いた;
But the same day that Lot went out of Sodom
だが、ロトがソドムに出かけて行ったその日、
it rained fire and brimstone from heaven, and destroyed them all.
天から火と硫黄が雨のように降ってきて、全てを破壊してしまった
©Beloit University
Somehow, we don't think it was a boat....
どことなく、ボートでは無いように思えるのだが...
60
2012/4/2
稲妻が東から西へ閃き渡るように,人の子も来るからである。死体のあるところには,はげ鷹が集まるものだ。「その苦難の日々の後,たちまち太陽は暗くなり,月は光を放たず,星は空から落ち,天体は揺り動かされる」........その時,畑に二人の男がいれば,一人は連れて行かれ,もう一人は残される。二人の女が臼をひいていれば,一人は連れて行かれ,もう一人は残される。だから目を覚ましていなさい。(昔起ったことは,再び起きる。太陽の下,全てが何度も繰り返されてきたにすぎないのだろう)<マタイによる福音書24章27〜41節>
二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ,もう一人は残される。(マタイ24章41節)
地球の地軸が赤道に対して23.4度傾斜していることによって地球に四季がもたらされている。創造主はきっといるのだろう。90度ー23.4=66.6=聖書の666かもしれない。
http://www.ailab7.com/gendaitidou.html
旧約聖書「出エジプト記」14章<葦の海の奇跡>に書かれているモーゼがイスラエルの民をエジプトから連れ出す際,海を真っ二つに割ったシーン。実はこの絵には大きな間違いがある。当時サントリング島の大噴火による大地震で海底が突起し盛り上がった 。そして追ってきたエジプト軍の大軍は,モーゼが渡りきったところで200メートルの大津波にあって全滅した。当時の海はナイルデルタの端にあるエルバラ湖がそうである。
HG・ウエルズによれば「インド=ヨーロッパ民族がまだ南下しない以前のある時代に,黒海の沿岸に大激変的な氾濫が起こったということもあろう。あるいは急激な浸水であったかもしれない。いまでも黒海の水面がわずか4,5メートルほど高くなれば,カスピ海とつながってしまうであろう。またこれらの水面からの蒸発を妨げるような湿潤で寒い年が続いたならば,そうした大洪水を起こすこともありうるのである。現代ではわれわれはみんな地図を備えることもでき,地理的観念ももっているので,紀元前二千年代にはもっとも博識な人々でもどんなに地理的消息に暗かったか,ということを想像するのはむずかしいことである。
したがってかつてダーダネルス海峡を通って航海していったことのある,失われた国についての不思議な物語に尾鰭がついて,ギリシャや,フェニキアの交易商人たちが地中海の西端の航路を拓(き)り開いたときに,同じようなこの不思議な物語をこんどは新しく発見した海峡のかなたにある国の伝説として,移動させたということもありうるであろう。
コーカサスのグルジア地方は疑いもなくきわめて考古学的に有望な土地であり,もしなにか初期文明に関係のある重要な遺物が発見されるとすれば,それはおそらく黒海と西トルキスタンとの間の地帯からであろう。いくつかの有名なギリシャ神話や,伝説はこのグルジア地方に集中しており,アルゴス船隊が目的とした「金羊毛」の国も,人類のために神々の火を盗んだプロメシュウスがその罰として鎖に縛られて,肝臓をハゲタカに啄(つい)ばまれていたところも,この地方である。
サー・フリンダース・ペトリは,この「金羊毛」の国であるコルキス(コーカサスの南方の国)と先史時代のエジプトとには,きわめて早くからある連絡があったという考えを強くもっている。またヘロドドスもコルキス人とエジプト人との間に類似している点のあることを述べている」それらを裏づけるにはアーサー・ケストラーのユダヤ人とは誰かを読む必要がある。それはユダヤ人ではないアシュケナージカザール人がアトランティスの末裔であり,最終的な目標がアトランティスという国=統一世界であることを理解する一助にはなるだろう。
三千年ほど前,ジブラルタル海峡の彼方の大西洋に,一大文明国があった。それは大陸というべき大きな国で,そこには黄金のリンゴの樹のあるヘスペリデスの園があった。
推測が正しければ,アトランティスはヘスぺリデスであり,ヘスベリデスを考える際,ギリシャや後代の文学はこうした消滅した国のあったことについていろいろ仄めかしている。
それは,オリンピアンズ(300人委員会)の宣伝部長とも言われたHG・ウエルズがあの広大で深遠な著作「世界文化史・OUTLINE OF HISTORY」のなかで数行口をすべらした文章で伺い知ることが出来る。「この物語(アトランティス=ヘスベリデス)は映画の製作者やその観衆にとってはまさにお誂え向きのものである。地質学上のはるかな昔の時代に,いまでは太平洋の怒涛が逆巻いているところに陸地があった,ということを想像するのは必ずしも理由のないことではないが,中新世以来のヨーロッパやアジアが西方に広がっていたという形跡は何もないのである。
しかし文明は過去においてやっと二万年か,一万年くらいのもので,人類が本当に人間になったのは,わずか更新世この方のことなのである.......また初期のギリシャ文学ではホメロスや,ヘシオドスもスペインの存在さえも知らなかったくらいであるから,まして大西洋のことは知るはずもないのである。
レジナルド・フェセンデン氏はこうした「アトランティス伝説」についてのきわめて入念な研究をしているが,それによるとかれはアトランティスは大西洋のなかの失われた陸地ではなくて,おそらくかつてコーカサス地方にあった,極めて重要な文明をもっていたところのことらしい,と結論づけているのである。
Tell us,when shall these things be? and what shall be the sign of thy coming,and of the end of the world.
Pieces of flying ice and debris, large and small,
飛んで行った大小の氷塊とデブリは、
fell from the Atlantic to the Pacific,
大西洋から太平洋まで、
from the Gulf of Mexico to the Arctic,
メキシコ湾から北極まで、
from Europe over to Asia and even down to Africa.
ヨーロッパからアジア、さらには、アフリカにまで達した。
More than one-quarter of the planet was under siege.
地球の1/4以上の地域が壊滅的な打撃を受けた。
But even that was not all.
だが、これでも未だ終わりではなかった。
The impact through the glacier at Hudson Bay
ハドソン湾の氷河を貫いた衝撃は、
sent high velocity melt-water surging under the ice sheet.
溶けた水を高速で氷原の下に押し込んだ。
The surges lifted and floated large sections of ice,
押し寄せた水は、広い範囲にわたって氷河を持ち上げ浮かび上がらせて、
causing monolithic ice blocks to slide southward along hundreds of miles of the ice front.
一枚岩の氷のブロック(ス)を南に向かって、氷の前線沿いに数百マイルも滑らせた。
Moving nearly as quickly as a horse is able to run, the blocks plowed over forests, shearing off the trees.
ほとんど馬も逃げ切れないような速さで滑りながら、氷のブロックは、森を掘り起こし木々をなぎ倒した。
The oceans, too, were targets.
海もまた、ターゲットとなった。
Thousands of ice chunks and clouds of slushy water hit the Atlantic,
数千の氷塊と大量の溶けた水が、大西洋を直撃し、
exploding with colossal detonations.
巨大なしぶきが炸裂した。
The multiple concussions triggered immense underwater landslides off the Carolinas and Virginia,
何度も起こった激震は、カロライナとバージニアの沖合で、大規模な地滑りを惹き起こし
releasing thousands of cubic miles of mud.
数千立方マイルの泥を放出した。
In turn, the mud unleashed a 1,000 foot high tidal wave that raced away towards Europe and Africa at 500 miles an hour.
今度はその泥が、高さ1,000フィート(=304.8m)の高波を立て、この波は時速500マイルで、ヨーロッパとアフリカに押し寄せて行った。
Nine hours later the wave hit [Europe],
9時間後に、波はヨーロッパを襲った。
1,000 feet tall at 400 miles per hour,
高さ1,000フィート時速400マイル(1.6km*400=640km)の波が、
probably taking with it some of the survivors of the first explosions.
最初の爆発から生き延びたうちのある者たちを呑み込んだであろう。
The wave broke over hundreds of miles inland,
波は、内陸数百マイルまでも押し寄せ、
devastating everything in its path.
通り道にあった全てを破壊した。
Anything living on the coast was killed instantly.
沿岸部の生き物は全て即死した。
Its momentum spent, the churning water paused briefly
地上を引っ掻き回した海水は、勢いを使い果たすとしばし動きを止めたが、
and then began its rush backwards to the coast,
次に急流となって岸へと戻り始め、
pulling with it the battered remains of plants and animals under its tow.
先に押し寄せた時に生き残った動植物も引き連れて行った。
The surge provoked, in turn, offshore landslides in Europe and Africa,
次に波は、ヨーロッパとアフリカの沖合で地滑りを惹き起こし、
sending a second round of mega-waves back towards North and South America.
南北アメリカに向かって第2ラウンドの大波を送り返した。
Miles of coast land was hit by the 100 foot waves that triggered yet another wave of tsunamis
高さ30mの波が、数マイルの範囲で岸を襲ったが、これが別のツナミを惹き起こし、
that hit Europe and Africa once again.
再びヨーロッパとアフリカを襲った。
But little was left to damage.
だが、ダメージを受ける者はもうほとんど残って居なかった。
Within minutes of the impacts,
「インパクト」の数分以内に、
the subzero air and rising water vapour combined to produce
氷点下の空気とたちこめる水蒸気が結びついて、
heavy snow and sleet that reached as far south as Mexico, the Caribbean, and Northern Africa.
南はメキシコ、カリブ海、そして北アフリカまで、大雪とみぞれが降った。
In the south, the snow turned to rain and the northern hemisphere was under a steady downpour for months,
南の地方で雪は雨に変わりつつも、北半球では、数か月にわたって止むことなく降り続けたが、
a downpour of noxious water contaminated and deadly.
このドシャ降りの雨は有毒な水分を含んでいて、致死的なものだった。
Anyone lucky enough to survive was now a potential victim of
幸運にも生き残った者達は、今や
acid,
酸
toxic metals,
有毒金属
cyanide,
シアン化物
formaldehyde,
ホルムアルデヒド
and arsenic, a combination that would kill many and render the rest gravelly ill.
ヒ素、あるいはこれらの複合物の犠牲者となって、多数が死に、生き残った者もいまいましい病気になった。
The melted water of the glaciers had another effect:
氷河の溶けた水は、他の影響も及ぼした。
flooding into the North Atlantic, it turned off the ocean conveyor that brought warm water to the northern climes.
北大西洋にドッと流れ込んだために、北の地方に向かっている暖流を止めてしまったのだ。
Once shut off, coupled with the clouds of dust blocking the sun,
暖流が一度止まってしまうと、太陽の光をブロックする塵の雲も相まって
the temperature fell drastically.
気温はドラスティックに下がった。
Within days or weeks after the impacts,
「インパクト」の後、数日ないし数週間のうちに、
continental temperatures fell well below freezing,
大陸の気温は0℃よりも随分と下がって、
and a brutal ice age chill once again spread across the land,
厳しい氷河期の寒さが再び各地に広がり、
remaining in place for another thousand years.
もう数千年の間、続くことになった。
And all of this in an instant, in less time than it takes to cook a meal or write an email.
これら全てが、ほんの束の間、料理をしたり、eメールを書くよりも短い時間のうちに起こったのである。
65 Million Years Ago A Dinosaur Meets Its Doom: Are We Next?
6千5百万年前、恐竜は絶滅した:次は我々だろうか?
You will, of course, notice
原書を読まれればわかることだが、
that "12,000 years ago" is just a rough estimate
「12,000年前」というのは、あくまで概算に過ぎない。
because some of the dates of their data come back as old as 14 KYA and as recent as 10 KYA.
というのも、彼らの用いたデータ中の年代の中には、古いもので14,000年前、近いものだと10,000年前のものも含まれているからだ。
When considering a 3600 year Comet Cluster Cycle,
彗星群の周期が3600年であることを考えると、
this range could cover more than one event.
この4,000年という幅は、2回以上のイベントにまたがっているのかも知れない。
But what is important is that the main event did, apparently, happen in a single day
だが、重要なのは、メインイベントはおそらく1日のうちに起こったということであり、
and based on the scientific data collected by Firestone et al,
ファイアーストーン他によって集められた科学的データによれば、
it was one of the most horrifying events ever to happen on planet earth since modern Homo-Sapiens appeared.
これは、現生人類であるホモ=サピエンスが出現して以降に地球に起こったうちで、最も恐るべきイベントの一つであるということだ。
Why do I keep referring to a 3600 year cycle?
どうして私は、3600年周期ということを言い続けるのだろうか?
Well, in addition to having been explicated within the context of the Cassiopaean experiment,
カシオペアン実験という脈絡の中で、詳細に説明されてきたということに加えて、
it seems that this 3600 year period was important enough to certain ancient peoples
この3600年という期間は、ある古代人達にとっては、実に重要だったようで、
that it was the basis of their mathematics.
それは彼らの数学の基礎をなしていたからだ。
Around 3,200 BC, the Sumerians
紀元前3.200年頃、シュメール人は、
devised their numerical notation system,
彼らの数字表記法を考案し、
giving special graphical symbols to the units 1, 10, 60, 600, 3,600.
1, 10, 60, 600, 3,600のユニットに特別グラフィカルなシンボルを与えた。
That is to say, we find that the Sumerians did not count in tens, hundreds and thousands,
つまり、シュメール人は十、百、千では数えず、
but rather adopted base 60,
60の単位を採用して
grouping things into sixties, and multiplying by powers of sixty.
物事を六十にグルーピングし、六十の累乗で掛け算をしていたことがわかる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%8D%81%E9%80%B2%E6%B3%95
Our own civilization utilizes vestiges of base 60
我々の文明にも60を基礎に使った名残りがある。
in the ways we count time in hours, minutes and seconds, and in the degrees of the circle.
それは、時間、分、秒の数え方と円の角度である。
Sixty is a large number to use as a base for a numbering system.
六十は、数字の数え方の基礎として用いるには大きな数である。
It is taxing to the memory
それは覚えるのに骨が折れる
because it necessitates knowing sixty different signs (words) that stand for the numbers from 1 to 60.
というのも、1から60までの数を表わすのに、六十の違ったサイン(言葉)を知っていなければならないからだ。
The Sumerians handled this by using 10 as an intermediary between the different sexagesimal orders of magnitude: 1, 60, 602, 603, etc.
シュメール人は、異なった六十の大きさの順を表す媒介として10を用いて、これを扱っていた:1, 60, 602, 603, etc.という具合である。
The word for 60, geš, is the same as the word for unity.
60を表わす言葉であるgešは、単位を表わす言葉と同じだった。
The number 60 represented a certain level,
数字の60はあるレベルを表し、
above which, multiples of 60 up to 600 were expressed by using 60 as a new unit.
その上、600までは、60の�&数が60を新しいユニットとして表現され、
When they reached 600,
600まで来ると、
the next level was treated as still another unit,
次のレベルがさらに別のユニットとして扱われ、
with multiples up to 3,000.
3,000までは累乗されて行く。
The number 3,600, or sixty sixties,
数字の3,600ないし六十の六十�&には、
was given a new name: šàr,
新たにšàrという名前が与えられ、
and this, in turn, became yet another new unit.
今度はこれが、さらに別の新たなユニットとなった。
So, they mystery is:
ミステリアスなのは:
why did the Sumerians enshrine the number 60
なぜ、シュメール人は、60という数字を神聖とし、
- and its multiple 60 X 60 - in their numbering system?
その累乗である60 X 60をナンバリングシステムに用いていたのかということである?
Zecariah Sitchin believed that it was because
ゼカリア・シッチンは、その理由を、
there was a 10th planet in the solar system that had an orbit 3600 years long,
太陽系には10番目の惑星があって、その周期が3600年であり、
and that they based their numbering system on the cycle of this event.
シュメール人が彼らのナンバリングシステムをこのイベントの周期でもって基礎づけたからであると考えた。
But the evidence for the 10 planet - as a planet - and his related ideas, is rather skimpy,
だが、この第10惑星とこれに関連する考えは、惑星としてはかなり証拠が乏しいのであり、
while the evidence for bombardment of the earth by masses of cometary debris is growing every day.
他方、彗星のデブリの集まりが地球を爆撃する周期であることの証拠が日々増加している。
Examining the hard data,
信頼できるデータを調べれば、
it doesn't take a genius to figure out that if there is something that returns every 3600 years,
素人でも、3600年ごとに戻って来るのものがあるとすれば、
it is more likely to be a cluster of cosmic bodies than a 10th planet.
それは、第10惑星ではなくて彗星群らしいとわかる。
And that is bad news.
これがバッド・ニュースなのだ。
COMETS AND DISASTER IN THE BRONZE AGE
○彗星と青銅器時代の災厄
(※ここもマーズバーのところ
http://palaeo.gly.bris.ac.uk/Palaeofiles/Triassic/exttheory.htm#how%20do%20these%20trigger%20extinctions
と同様、よく見ると他所からのリンクでコラム的扱い。後で出典が明記されているペイサー
http://www.sis-group.org.uk/ba9712bp.htm
からの引用だが、ローラは年代のところを隠している)
At a certain point in our history,
ある時代に、
the major civilisations of the world collapsed, simultaneously it seems.
世界の大文明は、同時に崩壊したもののようである。
The Akkadian Empire in Mesopotamia,
メソポタミアのアッカド帝国、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%89
the Old Kingdom in Egypt,
エジプトの古王国、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
the Early Bronze Age civilisation in Israel,
イスラエルの初期青銅器文明、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB
Anatolia and Greece,
アナトリア半島とギリシャ(ミケーネ文明)、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
as well as the Indus Valley civilisation in India,
さらには、インドのインダス(川沿岸)文明、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%B9%E6%96%87%E6%98%8E
the Hilmand civilization in Afghanistan
アフガニスタンのヒルマンド文明
and the Hongshan Culture in China
中国の紅山文化
http://abc0120.net/words/abc2007030404.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Hongshan_culture
- the first urban civilisations in the world - all fell into ruin at more or less the same time.
世界最初の都市文明であるこれら全てが、おおよそ同時期に廃墟と化したのである。
(※ペイサーの原文では、これらは、おおよそ紀元前2,300年頃とされる)
Not long afterward, in archaeological time,
考古学的時間スケールにおいて、それから間もなく(※ペイサーによれば、紀元前1,200年頃)
disaster overtook the Myceneans of Greece,
ギリシャのミケーネ、
the Hittites of Anatolia,
アナトリアのヒッタイト、
the Egyptian New Kingdom,
エジプトの新王国、
Late Bronze Age Israel,
イスラエルの後期青銅器文明、
and the Shang Dynasty of China.
そして、中国の商(殷)王朝もまた、災厄に見舞われた。
The reasons for these widespread and apparently simultaneous disasters
これら広汎かつ明白な災難の同時発生の理由は、
- which coincided also with changes of cultures and societies elsewhere, such as in Britain
他地域、例えばブリテン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%85%88%E5%8F%B2%E6%99%82%E4%BB%A3
における同時期の文化的・社会的変化と共に、
- have long been a fascinating mystery.
永きに亘って、魅惑的なミステリーであった。
Traditional explanations include warfare, famine, and more recently 'system collapse',
これを説明しようとした伝統的な見解としては、戦争説、飢饉説があったが、つい最近になって、「システム崩壊」説も唱えられている。
but the apparent absence of direct archaeological or written evidence for causes,
だが、これだけ状況が一致しているのに、直接の考古学的ないし文献的証拠が無いのは確かで、
as opposed to the effects, has led many archaeologists and historians into a resigned assumption that no definite explanation can possibly be found.
多くの考古学者や歴史家は、明確な理由付けはおそらく無理とあきらめていた。
Some decades ago, the hunt for clues passed largely into the hands of natural scientists.
2〜30年前に、自然科学者たちが、大挙して手がかり探しに乗り出したことがあった。
Concentrating on the earlier set of Bronze Age collapses,
これは、青銅器時代文明の一連の崩壊に焦点を合わせたもので、
researchers began to find a range of evidence
研究者たちは一連の証拠集めを始めたのだが、対象は
that suggested that natural causes rather than human actions,
人間の行動ではなく、自然現象
may have been initially responsible.
に起因すると思われるものだった。
There began to be talk of climate change, volcanic activity, and earthquakes
彼らは、気候の変化や火山活動、地震についての議論を開始し、
- and some of this material has now found its way into standard historical accounts of the period.
苦心の末得られた中間成果のいくつかは、各時代を説明する標準的な理解となった。
Agreement, however, there has never been.
しかしながら、合意は得られなかった。
Some researchers favoured one type of natural cause, others favoured another,
ある種の自然的原因による説明を支持する研究者も居れば、他の理由を支持する者も居、
and the problem remained that no single explanation appeared to account for all the evidence.
依然、全ての証拠に適用できるような唯一の説明は得られぬままだった。
Over the past 15 years or so, however,
しかしながら、この15年来、
a new type of 'natural disaster' has been much discussed
新手の「自然災害」の可能性が随分と取り沙汰され、
and is beginning to be regarded, by many scholars,
多くの科学者によって、それこそが青銅器時代のもののみならず、他の時代をも通じて、
as the most probable single explanation for widespread and simultaneous cultural collapse,
広汎かつ同時発生的な文化崩壊に当てはまる唯一の説明と考えられ始めた。
but not only in the Bronze Age but at another times as well.
The new theory has been advanced largely by astronomers,
この新理論は、専ら天文学者によって展開されてきたため、
and remains almost completely unknown amongst archaeologists
考古学者たちの間では、ほとんど全く知られてこなかった
(a few notable exceptions include the dendrochronologist Prof Mike Baillie of Queen's University, Belfast, and Dr Euan MacKie at Glasgow University).
(注目に値するわずかな例外が、クイーンズ大学ベルファースト校 樹木年代学 教授のマイク・ベイリーとグラスゴー大学のユアン・マッキー博士である)。
The new idea is that these massive cultural disasters
新説というのは、これらの大規模な文化崩壊は、
were caused by the impact of comets or other types of cosmic debris on the Earth. [...]
地球に対し彗星あるいは、他種のデブリが衝突したためである、とするものであった。[中略]
Yet what was the cause of these earthquakes, eruptions, tidal waves, fire-blasts and climate changes?
それにしても、これらの地震、爆発、高波、ファイアブラスト(火災風?)、気候変化の原因とは何なのか?
By the late 1970s, British astronomers Victor Clube and Bill Napier of Oxford University
1970年代の終わりに、イギリスの天文学者ビクター・クリューブとビル・ネイピアは、
had begun to investigate cometary impact as the ultimate cause..
究極の原因は、彗星の衝突のせいなのではないか、と調べ始めた。
Then in 1980, the Nobel prizewinning physicist Luis Alvarez
ついに、1980年、ノーベル賞物理学者のルイス・アルバレスと彼の同僚たちは、
and his colleagues published their famous paper in Science that argued that a cosmic impact had led to the extinction of the dinosaurs.
宇宙から飛んで来た彗星の衝突が恐竜絶滅の原因であるとする有名な論文をサイエンス誌に発表した。
He showed that large amounts of the element iridium present in geological layers
彼は、宇宙由来の大量のイリジウム元素が、紀元前6千5百万年前の地層に含まれていることを示したのだ。
dating from about 65 million BC had a cosmic origin.
Alvarez's paper had immense influence and stimulated further research by
アルバレスの論文に大いに影響され、刺激を受けたのが、
such British astronomers as Clube and Napier, Prof Mark Bailey of the Armagh Observatory, Duncan Steel of Spaceguard Australia, and Britain's best known astronomer Sir Fred Hoyle.
先に出たイギリスの天文学者である、クリューブとネイピアであり、また、アーマ天文台のマーク・ベイリーであり、オーストラリア・スペースガード協会のダンカン・スチール、そして、イギリスでもっとも知られた天文学者であるフレッド・ホイル卿であった。
All now support the theory of cometary impact and loosely form what is now known as
こんにち、彗星衝突説の支持でゆるく連携している学者たちは、
the British School of Coherent Catastrophism. [...]
英国可干渉性カタストロフィズム学派として知られている(※コヒーレントとは、彗星の衝突相互間に関連性を認めるもののごとし)。
http://adsabs.harvard.edu/abs/1994VA.....38....1A
These scholars envisage trains of cometary debris
これらの学者たちは、彗星由来のデブリの群れが
which repeatedly encounter the Earth.
何度も地球に接触しているものと想定している。
We know that tiny particles of cosmic material
宇宙から飛来した微粒子が、
penetrate the atmosphere every day,
毎日のように大気揃に突入しているのは周知の事実だが、
but their impact is insignificant.
その影響は取るに足りない。
Occasionally, however, cosmic debris measuring
しかし、時おり、直径1〜数百mもある宇宙からのデブリが
between one and several hundred metres in diametre strike the Earth
地球に衝突することがあり、
and these can have catastrophic effects on our ecological system,
このような場合には、我々の生態系に、カタストロフィックな影響が及ぶというのである。
through multimegaton explosions of fireballs
なにしろ、数メガトンの火球が爆発し、
which destroy natural and cultural features on the surface of the Earth
by means of tidal-wave floods (if the debris lands in the sea), fire blasts and seismic damage.
高波(デブリが海に落ちたとしても)やファイアブラスト、地震被害が発生して、地上の自然や文化が破壊されることになるのだから。
Depending on their physical properties, asteroids or comets that punctuate the atmosphere
大気揃に突入する小惑星や彗星のうち大きなものは、
can either strike the Earth's surface and leave and impact crater,
地上に衝突したり、クレーターを残すこともある。
such as the well-known Barringer Crater in Arizona
例えば、よく知られているアリゾナのバリンジャークレーターは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
caused by an asteroid made of iron some 50,000 years ago.
およそ5万年前の鉄でできた小惑星の衝突によりできたものなのだ。
At least ten impact craters around the world dating from after the last Ice Age,
世界中の少なくとも10のクレーターは、最後の氷河期以後にできたものであり、
and no fewer than seven of these date from around the 3rd millennium BC
その7つ以上は、紀元前3000年紀頃のもので、
- the date of the widespread Early Bronze Age collapses
その頃に初期の青銅器文明崩壊が広がったのであるが、
- although none occurred in the Near East.
中近東では、これは起こっていない。
Alternatively, comets and asteroids can explode in the air.
彗星や小惑星はまた、空中で爆発することもある。
A recent example - known as the Tunguska Event
最近の例で、ツングースカ大爆発として知られるものは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AB%E5%A4%A7%E7%88%86%E7%99%BA
- occurred in 1908 over Siberia,
1908年にシベリア上空で発生したのであるが、
when a bolide made of stone exploded about 5km above ground
上空約5kmで石の彗星が爆発し火球となったもので、
and completely devastated an area of some 2,000 km' through fireball blasts.
約2,000kmのエリアが完全に破壊されたのであった。
The cosmic body, although thought to have measured only 60 m across,
このとき宇宙から飛来した物体は直径わずか60mと考えられるが、
had an impact energy of about 20 to 40 megaton,
20〜40メガトンの衝突エネルギーを生じさせ、
up to three times as great as the Arizona example (about 15 megaton),
アリゾナのとき(約15メガトン)の最大3�&の規模だったのであり、
and was equivalent to the explosion of about 2,000 Hiroshima-size nuclear bombs
これは広島級原爆の約2,000個分に相当するものだったが、
- even though there was no actual physical impact on the Earth. [...]
地表面には物理的なインパクトはなかったのである。[中略]
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