京都府警:前歴者データを10年以上誤入力

毎日新聞 2012年04月05日 13時07分(最終更新 04月05日 15時49分)

 京都府警が、同府亀岡市の男性について、警察庁の前歴照会用データベースの入力を誤り、10年以上にわたり事実と異なる覚せい剤取締法違反の前歴者として登録していたことが5日、府警への取材で分かった。男性は01年7月に傷害容疑で書類送検され不起訴処分(起訴猶予)になったが、そのデータを登録する際に誤ったらしい。府警はミスを認め、男性に謝罪した。

 府警によると、男性は今年2月、防犯推進委員になるための申請書を亀岡署に提出したが、翌月、却下された。同署で理由を尋ねると、「覚醒剤の前歴がある」と説明された。男性は「身に覚えがない」と抗議。同署が調査し、罪名の誤入力が判明した。府警はデータベースを修正した。防犯推進委員への申請却下については「前歴だけでなく総合的な判断」として変更しないという。

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